奥久慈で発見！天空の城ラピュタに出てきそうな「目玉焼きのおにぎり」
【1406むすび】米工房かわい(大子町)ハムエッグ
《連続2055日目！》
パパーパパ、パーパパー、パパパパー
パーパー、パーパパ、パーパパー
少年パズーが演奏するトランペット。
山間の街に、その音色がこだまする。
そのパズーが作るのが、トーストの上に目玉焼きを乗せただけの朝食。
通称「ラピュタパン」だ。
シンプルだけれども、これが、とにかく旨そうなのである。
目玉焼きを先につるんと食べるもよし。
トーストと一緒に、その味わいを合わせて楽しむもよし。
豪華なグルメばかりがもてはやされる時代だけれど…
人間の記憶に残る美味しさって、実はシンプルなものなのかもしれないな。
うんうん。
茨城県の北部、奥久慈にある「袋田の滝」
厳しい寒さによって凍結し、壮大な氷瀑になるということで、見学にでかけた。
久慈川に沿うような山間の道を滝方面に向かって車で走っているとある看板を見つけた。
そこには、こう書かれていた。
「大きいおにぎり」
車をＵターンして、看板のところに戻る。
すると、そこにはヤマザキのＹショップが1軒あった。
あー、残念。
コンビニのおにぎりはカウントに入らないのだよなあ。
そうなのだ。
実は、この全国のおにぎりを食べてnoteに書き続けるチャレンジ「1000のおむすびを食べる男」では、いわゆるコンビニで売られているような大量生産されているおにぎりをカウントから外させてもらっている。
あれっ。
でも、このYショップちょっと様子が違うぞ。
横に蔵がある！
どうやら、このYショップは、お米屋さんに併設されてできているようだ。
これは、ちょっと面白い。
さっそく中に入ることにした。
からららん。
広い店内。
コンビニっぽい商品と一緒に、日用雑貨みたいなものも売られている。
そして、お米も。
やはり、お米屋さんのようだ。
そして、その奥におにぎりコーナーがあった！
手づくりおにぎりコーナー。
お店の方に聞くと、本当は特産の奥久慈しゃもを使ったおにぎりが売られているらしい。しかし、現在はお休み中とのこと。
今、売られているおにぎりは、えーと…
鮭＆明太…
まるごとイカフライ…
ハムエッグ…
えっ！？
ハムエッグ！？
これまで、煮卵やポーク玉子など、いろいろなお店の玉子を使ったおにぎりを食べてきたけれど、目玉焼き系は初めて。
これ、ちょっと珍しいかも！
地元のお米「大子米」を使ったハムエッグおにぎり。
でかいし、ずしりと重たい。
そして、出来立てなのでまだ温かいぞ。
出来立てのうちに、いただいちゃいましょう！
いっただきまーす！
がぶっ。
おお、うまーい！
まず、お米がおいしい。
さすがお米屋さん。
粒がしっかりと立っていて、固さもちょうどいい。
地元の大子米もそうだし、水もいいのだろうなあ。
そして、中には大きなハムエッグ！
表面にたっぷりかかった塩コショウ。それにハムの塩気が加わり、これがごはんと海苔によく合う。
シンプルだけど、めちゃくちゃおいしい。
パパーパパ、パーパパー、パパパパー
パーパー、パーパパ、パーパパー
頭の中で、トランペットが鳴り響く！
茨城県の奥久慈の山間で見つけた天空の城ラピュタに出てきそうな目玉焼きのおにぎり。
ご馳走たまでした！
ジブリパークで見つけた、千と千尋の塩むすび！
おかわりどうぞ。
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