コンフィデンスマンと焼肉ライスバーガーの土曜日
【372むすび】神戸物産(焼肉ライスバーガー)
※本日、本作品でも重要な役を演じていた三浦春馬さんの訃報がありました。心よりご冥福をお祈りいたします
こんなご時世だからこそ、極上のエンターテイメントを！
(以前、名作邦画のコミュニティでお勧め映画として寄稿した記事を再編集してます)
雨だったり、自粛だったり…あまり明るいニュースも多くない。自分もそうだけど皆さん疲れたまってないですかー。
人と話したりカラダを動かしたりする機会が減って、知らず知らずのうちにストレスが溜まってきているみたい。ストレスを溜め込むことは免疫力にも悪い影響があるみたいとも聞くし…うーん困った。
そこで、今回はストレスを吹き飛ばすような極上のエンターテイメント映画をご紹介！！！
「コンフィデンスマンJPロマンス編」2019公開
TVの連続ドラマの映画化って、そのドラマファン以外には、なかなか評価されにくいもの…
だけど、この映画は違う。例えそのドラマのことを知らない人が見ても、十分に堪能できる魅力が詰まっている。
しかも見終わった後にとにかくスッキリできる！これがほんと凄い！
この映画の中心にあるのは、騙し合いのコンゲーム。
冒頭から最後まで、すべてのストーリーに網の目のように仕組まれた伏線があり、最後の最後で1本の紐のように合わさり、綺麗に回収されていくのだ。この驚きとやられた感が、終わったあとに逆に爽快感に変わっていく。
見終わったあとに、いろいろ考えさせられる作品も好きだけれど、気持ちよく笑顔で映画館を出られるコンフィデンスマンみたいな作品も絶対にアリ！
もちろん、他にもお勧めポイントは山盛りにある。
(以前香港で撮った写真。この場所も映画に出てました)
やっぱり豪華な俳優陣！魅力的な役柄
・長澤まさみが演じる、自由奔放で天才的な知能を持つ「ダー子」
・東出昌大が演じる、お人よしで憎めないキャラの「ボクちゃん」
(私生活のやらかしも、実はなにかの伏線ではないかと勘ぐってしまうw)
・小日向文世が演じるのが、百戦錬磨のベテラン詐欺師のリチャード
その他にも、竹内結子や三浦春馬(※)、江口洋介、そして小手伸也など、個性派俳優たちの色気ムンムンの演技に酔ってしまいそうになる。
そして、脚本もやっぱり豪華だ
脚本を担当しているのは古沢良太氏。
ALWAYS三丁目の夕日シリーズやリーガルハイなどの脚本で、有名な方でも有名な方でもある。
とにかく、構成の巧みさとテンポの良さがあり、テーマ(ロマンス＝恋愛と騙し)の落とし込みをしっかりされているので、多彩なストーリーの中にもブレがなく、見ている方も心地よさを感じる。
(以前、香港島で撮ったモンスターマンション)
さらには、舞台も豪華だ
今回の舞台は香港。
実は、以前、この映画の重要なシーンにも使われたモンスターマンションと言われる香港島の古い高層マンション群に行ったことがある。
(住民の方に迷惑にならないように、早朝、まだ暗いうちにホテルを抜け出して、ジョギングをしながら訪問…写真はその時に撮影したもの。今は撮影禁止になっている)
個人的には、その思い出も重なって、より映画の中に入り込むことができたみたい！
さらには、このドラマシリーズから有名になったOfficial髭男dismの曲が極上のエンターテイメントの世界観を彩り豊かにしている。
続編は、コンフィデンスマンJPプリンス編
そして、この映画の続編、コンフィデンスマンJPプリンス編がいよいよ7月23日から公開されるとのこと。
公開延期をしていたので、本当に楽しみ！
さらには、今夜、フジテレビ系列でロマンス編が放映(初登場)されるとのこと。
また、この極上のエンターテイメントに浸れる機会が来ようとは！
そして焼肉ライスバーガー
こんなコンフィデンスマンを見ながら食べたいのが、神戸物産の焼肉ライスバーガー。
(Amazonプライムで少し早めに鑑賞)
真ん中にある焼肉がダー子だとしたら、それを挟むライス部分がボクちゃんとリチャード。
その三位一体の美味しさ。
笑いながら、驚きながら、泣きながら、そして騙されながら。
そんな極上エンターテイメントを土曜日に。
ご馳走たまでした！
香港空港デモとおむすび探しの話も。
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