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ルシファーと闇の世界


「私の言うとおりにすれば、お前の願いをすべて叶えてやろう!」(ルシファー)

魔王やサタン、悪魔にそそのかされて、闇の世界に入っていく人物が後を絶たない。それはまるで、「スター・ウオーズ」でシスの暗黒卿に忠誠を誓ったアナキン・スカイウオーカーが、ダークサイドに堕ちて、ダースベーダーと名乗り、身も心も魂も全て捧げたかのようでもある。

地獄の番人も、「満員御礼」の垂れ幕が掛かりっぱなしで、24時間フル稼働の大盛況である。悪行が生きているうちに清算されていればまだましですが、ダースシディアスのような黒幕になってしまったら、それはもう大変です。天地自然の法則はすべての人間に平等なので、死後、閻魔大王の審判に基づいて、血の池地獄、灼熱地獄、無間地獄など、さまざまな阿鼻叫喚(あびきょうかん)の刑罰が待っています。日本で映画興行収入歴代トップを記録し、コミック累計1億部を突破した【鬼滅の刃】の鬼殺隊蟲柱・胡蝶しのぶも、鬼の始祖・鬼舞辻無惨配下の十二鬼月、下弦の伍・累の姉鬼に向かって次のように諭していました。「かわいいお嬢さん、あなたは何人殺しましたか。お嬢さんは、正しく罰を受けて生まれ変わるのです!」。


家にいることが多くなった正月にネットフリックスで『ルシファー』を観た。人類創成の時代、大天使ルシファーは神から地獄の統治を命じられました。主人公のルシファー・モーニングスター(トム・エリス)は、地獄の王であることに退屈し、ロサンゼルスで高級ナイトクラブを経営しながら、女警官のクロエ・デッカー(ローレン・ジャーマン)に興味を持ち、ロサンゼルス市警察のコンサルタントになった。

自らを堕天使ルシファーであることを隠さずに公言するが誰も信じない。ルシファーと視線を合わせると心の奥に隠した欲望や本音を語らせる力を持っていた。しかし人間でありながら仕事一筋で魅力的なクロエになぜか惹かれて通用しなかった。ピストルを何発撃たれても不死身の肉体も恋をしたためなのか、ルシファーは神通力を失いつつあった。あるとき隠し持っていた自分の天使の翼が何者かに盗まれてしまう。創造主の神である父から、ルシファーの兄であるアメナディエル(ウッドサイド)を天使として派遣し、あらゆる方法で地獄の統治者に戻るよう説得されます。
ルシファーと言えば、すべての天使の長であったが、創造主の神に謀反を起こし、自ら堕天使となったといわれる。もしかしたらイエスやルシファーも人間の姿となって、この世にひっそりと生きているかもしれない。
「カナンの呪い」の著者、ユースタス・マリンズは、神と悪魔(サタン)を見分ける方法について明らかにしています。
1. 神は人類に一切の秘密を持たない。神は人類に陰謀を企むことはない。
2. 悪魔(サタン)は、秘密裡の陰謀と人類への裏切りと欺瞞に専念する。
3. かくして、すべての陰謀は悪魔(サタン)の仕業である。

2021年は、木星と土星がみずがめ座で大会合するグレートコンジャクションを迎えて、風の時代になったと言われます。木星は「幸運と発展の星」。土星は「試練の星」。そして同時に接近する冥王星は、「破壊と再生の星」と言われます。そんな今年は、オフラインで人と交流することが難しくなりました。夜明け前が一番暗い。日本の復活を祈り、英気を養ってグレートリセットを乗り切っていきたいものです。

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