「付き合う」のリアル
自分も大丈夫なんだと思いたくて、「彼氏がいた」「デートしたことある」「告白されたことある」…
そんな事実が欲しくて必死になっていました。
劣等感を払拭してくれる安心材料が欲しいんです。
ですが……実際に経験できたところで、それが幸せとは限らないと知りました。
たしかに、付き合えば「彼氏がいた」デートすれば「好きな人とデートできた」という事実は手に入ります。
でも、その瞬間が本当に幸せだったか、満たされていたかは全く別だと思うんです
彼氏が欲しいと思った時に想像するのは都合よく切り取られた"楽しい瞬間"。
SNSで見かけるのもほとんどがそうだと思います。羨ましく、憧れるようなシーンしか載せられてないのです。
でも実際は、自分がお付き合いに向かって現実的な段階を進むと、ストレスのかかることばかりでした。私の場合は。
連絡の時間感覚が合わない。デートの提案をしてくれない。話を進めるのは私の方ばかり。
彼の考えてることがよく分からない。などなど…
今私の置かれてる状況が、相手が脈なし気味なせいであまり良くないのもありますが、
正直言って、ただの片想いをしている時の方が
よっぽど楽しかったんです。
不思議ですね。片想いの時は、もっと近づきたい、付き合えたらいいのになって思っていたのに。
でも、この経験のおかげで
「自分にはどんな人が合うのか?」を具体的に知るキッカケを得られたと思います。
キラキラした恋愛の表面的な部分だけじゃなく、
どんな人と居れば心地が良いのか。安心できるのか。もっとリアルで深いところを知る必要があると知りました。
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