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金持ちを目指すべき?
幸せのためのお金
幸せになるためのお金
お金のための仕事
幸せとは
お金を増やしたいと思っているそもそもの動機とは?
得られるものが一緒だとしてどちらを選ぶのか
いつも、ハーバードMBAとメキシコ人漁師の話を思い出す。
結局お金持ちになってもやりたい事や生活のスタイルは、お金が無くても出来る事ばかりで幸せを感じる事が出来る。
ならば何故みんな金持ちになりたいと思うのか?
金持ちは目指さなくて良いのか?
自分のことだけを考えたら、それほど金持ちを目指さなくても良いのかもしれない。
最低限の生活ができて、好きな人たちと時間を過ごせるなら、それだけで十分だと感じることもある。
しかし、資本主義経済の中で生活している以上、「個人の幸せ」だけを追求することでは、社会全体としての豊かさや本当の幸せには繋がらないのではないだろうかと思う。
例えば、金持ちを目指す過程で利益を追求すると、新たな雇用を生み、納税によって社会を支え、消費活動を通じて経済を循環させることができる。
そうしたプロセスを通じて、自分だけでなく他者や社会全体にも貢献することができる。
結果として、それが本当に「健全な幸せ」につながるのではないかと考える。
もちろん、お金を追い求めるだけでは幸せになれない。
過度な競争やストレス、富を独占することによる社会的な不平等など、資本主義の課題はある。
しかし、だからこそ重要なのは、金持ちを目指す過程そのものを「健全」に保つことだ。
利益を上げるだけでなく、それを社会に還元する方法を意識すること。
倫理的で持続可能な形で富を築くこと。
それが、個人としても社会としても幸せを最大化する鍵ではないだろうか。
例えば、事業を始める人が地元の農産物を活用したビジネスを展開すれば、新たな仕事が生まれ、地域経済の活性化につながる。
同時に、そのビジネスを通じて人々が健康的で質の高い生活を送れるようになれば、事業主自身も「人々の役に立っている」という充実感を得られるだろう。
これは単なる「金持ち」を目指す以上の満足感をもたらすはずだ。
結局のところ、金持ちを目指すことは目的ではなく、手段であるべきだ。
その手段を通じて、どれだけ多くの人々を幸せにできるか。
これこそが、本当の意味で「健全な幸せ」なのではないかと思う。