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これからのAirbnbとは 分散型の旅
Airbnbの報告
Airbnbの報告によると
・日本国内での非都市部の宿泊予約数は昨年と比較して32%増加
・GenZ世代が27%、1グループあたりの平均人数も3名と1人あたりの宿泊代金を抑えながら楽しい時間を過ごすことへの価値を見出す傾向にある
・2024年上半期だけで1,270以上の市町村で宿泊施設が提供されており、日本のさまざまな地域を訪れる分散型の旅の年となっている
とのことです。
Airbnbではさまざまなタイプの宿泊施設を選ぶことができます。
マンションの一室
戸建て
ログハウス
古民家
日本国内での非都市部の傾向
日本国内、東京、名古屋、大阪への旅行客は増加傾向にあるのと同じく地方への旅行客増加もみられるようです。
地方で選ばれる宿泊施設としては
・利便性の高い立地
・自分たちだけのプライベート空間
・宿泊料金の節約
が挙げられていたようです。
また、Airbnbは地域の自治体とも連携を結び、地域の活性化や空き家対策、古民家再生なのどに力を入れています。
北海道の釧路市や十勝清水町など協定を結んでいる市町村があります。
これらが分散型の旅行に寄与していると思います。
GenZ世代の傾向
さらに、Z世代の利用が増えている様です。
昨年と比べ27%増加とのこと。
平均宿泊人数3名と家族や友人とリビングやダイニングで集まれる一棟貸し切りタイプで宿泊料金を抑え、プライベートな時間を過ごすことが好まれたようです。
我が家に来るゲストを見ていても、ずっと観光地を回り寝るためだけに帰ってくるゲストや数泊するうちの何日間かは宿でゆっくりと過ごし、日中少しだけ外出するというゲストもいました。
分散型の旅の傾向
この冬もっとも検索された旅行先は
(国内)札幌 東京 松山
(海外)ローマ ロヴァニエミ パタヤ
だったそうです。
今後はますます、普段足を伸ばしたことのない地域で暮らすように旅するスタイルが増えていくことを地方在住民泊運営者としては期待しています。