121.新しい企画について

2022.5/22.21:59
本当はnoteなんて書いてる場合じゃないので、手早く終わらせましょう。

実は今月、5月上旬から水面下で新しい企画が進行しつつあったのです。時間がないので大雑把に言うと、複数の人間を巻き込んで雑誌を作ろうという企画です。紙雑誌は作れない。が、noteにはマガジンというおあつらえ向きの機能がある。そこに色んな人に寄稿してもらった文章を載せて雑誌に仕立ててやろうという魂胆です。人を巻き込んだ企画は遠い昔に対談企画という名で生まれ、人知れず永眠した歴史があります。あれを復活させるのも悪くないですが、それではまた同じ過ちを繰り返すことでしょう。人は歴史から学ばない生き物です。ぼくは歴史からそれを学びました。
雑誌で何を書くかと言うと、主に言論やら批判やら批評やら思想やらそういったものです。noteのマガジンにプチ論壇を構築してやろうという試みです。
言論誌はその学問の性格上、特定の文化人や大学人が一方的に我々に提供するものでありました。それはもったいないと思うわけです。noteに「twitterのフォロワーを増やすテクニック!」やら誰が気になってるんだとツッコミどころ満載の自己紹介記事があふれる中、我々は我々の若い言葉で言論を組み立てていくべきだと思うのです。
言論誌を作ってみようというのは、途方もなく難しい挑戦です。現段階で声を書けた文章屋さんは僕が面白いと思った人たちなので信頼してますが、いかんせん皆学生なのでどうなるかわかりません。企画の無理難題さやスケジュールの都合、はたまた社会的動物として被るべき面倒事に頭を抱えることになるかも知れない。そもそも学生の言論が言論として鑑賞に耐えうるものになるのか、亜言論誌に成り下がってしまうのではないかという不安もあるでしょう。まあ、それはそれで良いじゃないですか。混乱と不健康を楽しむ企画であり続けようとする態度が大事です。

というわけで、新しい企画がそろそろ動くよという報告でした。半分読者向け、半分関係者向けという体になってしまいましたね。
それでは、僕はテスト勉強に戻ります。

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