始動(毎日エッセイ、はじめました。)

2021.9/6.23:55
今日からエッセイを書くことになった。とはいえ、文章なんてものは学校で課題になる読書感想文か、模試で問われる長文記述くらいでしか書く機会がないので、ましてやエッセイなんてものはなにから書き始めてどうやって書き終わればいいのかすら分かっていない有様である。さらに、学校でつい勢い余って「今日からエッセイを書こうと思う」なんて口走ってしまったが、これを書いている時刻を見ていただければお察しの通り、自分が今日からエッセイを書くことになったのだということを思い出したのはもう日付も変わろう、さて寝るかと枕元にアラームをセットした瞬間であった。はてさてこれを本当に10月まで続けられるのか、我ながら甚だ疑問である。
と、長々と前置きを書き連ねてしまったが、想い人に想いを告げ、やっと交際にまでこぎつけた男が交際初日から別れ文句を思案するようなことは誰の目から見ても愚行極まりないことは明らかであるので自分の前途に無駄に思惑するのはここまでにしよう。
書き始めてから10分強という時間が流れたが、今日エッセイに書くことをまだ全く思いついていない。改めて考えてみれば自分には今までエッセイを書いた経験がないので、それはごく当然のことである。だがこれから書き慣れていけばいいだけの話であるし、書き慣れることができないならできないで、このまま勢い任せに文章を作っていれば良いのだ。なぜなら我々は若さという名の矛を担いで勢い任せに生きる、高校生であるのだから。

寝ます。

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