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戦華の開拓ノート3〜新制限の影響と永続魔法罠の選択〜

どうも。tugihaです。
今回の記事では7月からの制限改訂での戦華の影響と、戦華における「相手を縛る」永続魔法罠の選択について書いていこうと思います。

1.新制限について
2.戦華における永続魔法罠の使い方
3.永続魔法罠の選択について

1.新制限について
7月以降の制限改訂にて戦華に主に影響があるのは言わずもがな炎舞天璣の準制限ですね。
これは、正直初動札が減っただけでなく、後引きで強い札の減少という意味でもかなり痛い規制となっています。しかしながら、天璣制限想定で組んでいた中で発見した、先行2ターン目展開型(第2回noteより)にすれば戦い方は変わるといえど安定感は取り戻せると思います。

また、今回の規制で痛いのはドランシアの禁止。これにより十二を混ぜて戦華が事故っても十二で最低限の妨害を構える、という動きが出来なくなってしまったのは辛いですね。

総評としては、十二規制と天璣規制は正直辛いが、型を変えればまだ戦える。です。


2.戦華における永続魔法罠の使い方について
話をガラッと変えまして、ここからは永続魔法罠の使い方について書いていきます。

まず、戦華で入る主な永続魔法罠には、「次元の裂け目」や「サモンリミッター」、「大捕り物」、「スキルドレイン」などがあげられます。
この中で使い方が異なるものを2つに分けてみます。

①コストにすることで此方の影響を回避して相手に効果を押し付けられるもの
・スキルドレイン
・大捕り物
これらは主に孫謀や双龍のコストとしての使用になります。
孫謀・劉玄・双龍は発動コストとしてフィールドか手札のカードを墓地に送って効果を発動するため、スキルドレインなどの影響を受けずに一方的に解除して行動することができるため、相性が良く、使われていることが多いです。
大捕り物に関しては、相手モンスターをコストとすることで、1:2交換をすることができるため、有用ということですね。

②此方に影響がなく、維持したまま戦えるもの
・次元の裂け目
・サモンリミッター
これらは戦華において維持したまま戦える永続魔法罠達です。
次元の裂け目については、戦華は墓地利用をすることが無いため、次元の裂け目が張られていても、魔法罠をコストにするということを意識するだけで簡単に維持しながら戦うことが可能です。
サモンリミッターについては、最低限呂奉がいれば、突破する事はかなり難しい盤面となり、孫謀から直接呂奉をサーチしてSSするだけでPテーマ以外は最悪即サレレベルの凶悪な構えをおくことができます。
また、①のように直接コストにすることで一気に決めにかかることも可能な柔軟な1枚と言えるでしょう。

永続魔法罠には以上のような違いがあり、採用するにあたって検討すべき点となります。


3.永続魔法罠の選択について
では、ここからが採用するにあたっての選択をどうするかですが、個人的には、以下の点を重要視して採用を検討しています。

・環境において初動となるモンスター達が低打点か

・展開系とコントロール系の分布

・積極的に双龍にアクセスした方が強い環境か否か

上から順に説明していきます。

まず初動が低打点モンスターか否かにおいては、スキルドレインを入れるかどうかという問題に直結します。スキルドレインを入れて強い環境というのは、これからの環境においてのLL鉄獣など「初動札が低打点かつ、止めればサモンリミッター並の拘束力を長期に渡って発揮するかどうか」だと思っています。
これは、孫謀にアクセスできなかった場合、スキルドレインがずっと残ってしまい、呂奉や関雲の2800・2500打点のビートになりやすく、エルドリッチなどでそれを上回る打点を簡単に用意されてしまうデッキだと「自分のスキルドレインのせいで負けてしまった。」ということが起こりやすいため、スキルドレイン下において召喚できるデッキなどが流行っている際は控えた方が良いです。

来季においては、これからのふわんだりぃず・LL(鉄獣含めて)環境において有用だと思い、私は採用していく予定です。

・次に、展開系とコントロール系の分布についてですが、これはサモンリミッターか、捲り札か、という選択です。展開系が多い環境で戦う場合はサモンリミッターが刺さりまくるため、勿論採用です。しかし、コントロール系が一定数(特にエルドリッチ)がいる場合、リソース回復に乏しい戦華においては、あえて後攻をとって、一気に捲ってワンキルした方が良いことも多いため、後手でワンキルを狙いに行くためメインに後手札を積むかサモンリミッターかの選択をします。

来季は前述のようにふわんだりぃずやLLを見据えて3積みする予定です。

最後に積極的に双龍を立てるべきか否かという選択ですが、これは大捕り物やまたもスキルドレインの採用についてです。
そもそも天璣が減らされた戦華では、下級戦華+呂奉か、関雲+呂奉となりやすく、この場合だと(特に先行で)双龍まで行くと後続を確保できる代わりに低打点の1妨害となるため、越えられやすく、ワンキルされやすい。という状況に陥りやすいです。
ここで、初動を潰せば止まるデッキや、1100打点すら突破出来ないようなデッキ、エース1体だけが強いデッキなどでは、大捕り物やスキルドレインを積もうと選択しています。
極論この状況だと初動潰しの制圧をされないようにする、ワンキルされないようにする。の2点に気をつければよいため、大捕り物で初動を潰せば実質1:2交換が可能な十二獣や、スキルドレインで完全に沈黙するイビルツインにライゴウなどで抵抗された場合に自身をコストとしてバウンスしたい場合。マスカレアストラムが流行った場合。などが有用だと判断した場合などに選択するようにしています。

来季だと十二が減少し、大捕り物だと追いつかない状況が増えると考え、私は大捕り物は抜く選択をしました。

以上が私が普段永続魔法罠を入れる際に考えていることで、他には電脳対策にネクロバレーなどを積んでいます。
結局はどの永続魔法罠が相手によって発動されるとより苦しいかどうかを考えて、その機会が多いものを選んでいるといった形ですね。

では、ここまでのご視聴ありがとうございました!
皆様の戦華ライフがより良いものになりますように!

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