塾なし勉強〜男子校出身の受験のお話〜
国際社会学部/イベリア・ラテンアメリカ/ポルトガル語
今村皆斗
皆さん、こんにちは!1年のかいとです!
出身は埼玉県の男子校です。自称進学校で実質4年制高校みたいな感じでした笑楽しかったのはいい思い出です。
高校の時はお世辞にもしっかり勉強してたとは言えないです。定期テスト勉強も滑り込みで間に合わせるのが毎回…本当に良くない!勉強していたと言えるのは本当に3年生の夏くらいからな気もします。
今回は合格体験記ということですが、参考にして欲しいようなして欲しくないような…とにかく少しでもお役に立てれば幸いです
〜高3の夏まで
まず、自分の学校は1年生の終わりに文理選択があり、2年生からそれぞれの選択に別れてクラス分けが行われていました。
実はこの時、僕は理系選択をしており、2年生は理系クラスにいました。数学が最も苦手な科目なのに、です。
理由としては、当時やりたいことがはっきりしていなかったのが大きかったです。これからやりたいことがはっきりした時に、融通が効くと考えたのが理系でした。つまり、文転も最初から視野に入れていました。
2年生の夏に最終文理チェックがあり、そのタイミングで文転を決めました。締切当日に、先生に「もう少し待っていただけますか!?」とお願いするくらい、ギリギリまで悩みました。
本当にこれでよかったのかな…とか思いながら決断しましたが、今は全く後悔してないです!
文転した後は、2年の終わりまで理系の授業を受けながら個人で日本史を進めてました。
それから3年生になるのですが、1学期にしっかり勉強をした記憶が…
1.2年での基礎が抜け落ちているのがわかっていた分、全くやっていなかったという訳ではないと信じていますが、確実に少なかったです。
部活もやっていましたが、そこまできついわけではなかったので、もっと有効に時間を使えたなぁと思っています。
そして部活も引退して、後は勉強するしかなくなった夏休みに突入します。夏休みに今までの分を取り返さなければという焦りもあり、やっと腰を上げた感じです。自分は塾には行っていなかったので、学校で夏期講習を取り、講習がない日も毎日学校に行っていました。
最初の方は、一日中勉強することがかなり辛かったですが、慣れます。慣れです。
志望校決定~共テ
外大を第1志望にしたのは夏休みの終盤頃でした。それまで大学を調べることを全くやってこなかったため、志望校も何となくここかなぁ〜としか決めていませんでした。モチベがなかなか上がらなかった理由もそこにあると思います。大学は早いうちに調べましょう!笑
外大を第1志望に設定したことで、高い英語力が求められることとなるのですが、夏休みは数学して数学して数学して…みたいな感じだったので、模試でも低い点数を叩き出してました。(だからといって、数学ができるようになった訳でもない)
こんなんじゃ外大は受けられない!と思い、シス単の周回生活が始まります。他教科もありましたが、とにかく毎日英語に触れるようにしていました。
そこから共テまではひたすら共テ対策です。共テを取れなければ外大は受けれないので、2次試験対策はほとんどやっていませんでした。
冬休みも休校日以外毎日学校に行きながら、共テ対策の繰り返しでした。
そして共テが終わり、首の皮一枚で外大前期を受けれる位の点数は取れました。(判定はEとかDなのでほんとにギリギリ)
それまで、受けれるレベルの点数を取っていなかったのでとにかく嬉しかったのを覚えています。
~今まで
ここからはひたすら英語と日本史でした。午前は日本史、午後は英語みたいに時間は区切ってました。
私立の対策はほとんどしてませんでした。
受験した私立は、
上智大学
中央大学
青山学院大学
法政大学
で、上3校は一般での受験でした。
結果は、1学部以外全滅でした。ほとんどの結果を外大受験後に知ったため、受験にそこまで影響はなかった気がします。
なんやかんやあり、2次試験当日になります。試験会場に近づくにつれて、緊張が増していきました。
しかし、事件が起きます。
その事件は、共テ受験票を家に忘れたー!です。
一瞬頭が真っ白になったのですが、何故か逆に緊張が解れてリラックスしてました笑(これじゃ落ちても文句言えないな〜とか考えてた)
それでも、スピーキングはガッチガチに緊張して何を話したかも覚えていないです笑
なんか色々ありすぎて、筆記はほとんど緊張してませんでした。忘れ物には気をつけましょう。
こんな感じで家に帰ったわけですが、手応えもよく分からず、いちばんモヤモヤした心持ちで合格発表を迎えることになります。
当日は、じゅん散歩(知ってる人いるのかな🧐)をつけながら発表の画面を開きました。
そこには、合格の文字があり、本当に嬉しくて叫びまくった記憶があります笑
これが僕の体験記の概要ですが、今は本当に受かることが出来て良かったと心の底から思っています。
教科ごとの勉強法
ー国語
国語は外大の2次試験には含まれていなかったため、共テに絞って勉強していました。
現代文は、文章との相性で点数が全然変わってくるものだと割り切って数をこなすようにしてました。
でも!古文、漢文はやればやるだけ点が取れます!(自分は微妙だったので説得力あまりないかも笑)それでも覚えることをしっかり覚えれば点の取りどころになります。
古文は、単語の暗記、助動詞の暗記の2つが重要だと思います。これは学校のテキストで十分対応できる、と思います。
漢文は、句形が1番大切だと個人的に感じます。自分は、まずは句形を頭に入れて、余裕があったら単語の意味も覚えてみる、くらいのマインドでした。でも、全部覚えるに越したことはないです笑これも学校のテキストで十分だと思います。
あとは共テ形式の演習を沢山こなして、マークに慣れて自信をつけよう!
ー数学
数学は基礎固めが本当に大事です。自分は共テまでしか使わないつもりだったため、共テの形式に近い演習をひたすら解いていました。数学もどれほど数をこなしたかが顕著に出てくると思うので、苦手なところを潰すことを優先に数をこなそう!
ー日本史
日本史は学校から配られた単語帳を繰り返しやっていました。まずは何があったか、出来事を覚えるようにしていました。
[共テ]
日本史の共テは特殊なので、これも沢山やると解けるようになります。知識がなくても解ける問題があるので落ち着いて読むようにしていました。
(歴史総合になるとどうなるんだろう…)
[2次試験]
外大の2次は記述の量が多いため、そっちに目が行きがちですが、単語の難易度はそこまで高くないため、単語を固めるのが最優先でした。記述は、筑波大学の過去問を使い、先生に添削していただいていました。最初は教科書を見ながら解き、試験までの期間を考えながら教科書なしで書けるようにとやっていました。基本記述の対策は日本史の教科書を使った読み込みやノートにテーマを決めてそれについての流れや出来事をまとめて覚えることをしていました。
ー理科基礎
自分は物理、化学基礎の本当に気持ち悪い取り方をしていました。多分物理基礎取る人はそんなにいない…?理科基礎もやれば取れる科目なので本番前の勉強比重は以外高めでした。
[化学基礎]
「化学基礎の点数が面白いほどとれる本」と学校から配られたテキストを使って勉強していました。後は、共テ予想問題や模試の問題を使い形式になれるようにしていました。
[物理基礎]
「きめる!共通テスト 物理基礎」と学校からのテキストで勉強していました。化学基礎と同じように、予想問題や模試の問題も使っていました。
ー英語
海外に出たことがない日本人のため単語、リスニングは毎日やっていました。単語帳はシス単、リスニングはTed、BBC Learning Englishなどを使っていました。
[共テ]
予想問題、模試などを使ってひたすら解いていました。
[2次試験]
3日に共テが終わってから、何日かに1回のペースで過去問を解くようにしていました。
後は、シス単をひたすら読み込むのを繰り返していました。
自分がかなり良かったなと思える勉強法として音読があります。
音読で本当に英語力が上がるのか疑問ですよね?僕も疑ってました。
でも、考えてみると意外と音読が役に立ちます。
声に出して読める速度が上がれば必然的に読むスピードも上がります。さらに英語を話す時には普段使わない口の動きをするため、スピーキングの向上にも繋がります。さらに、発音の仕方、音の聞こえ方が分かれば、今までより確実にリスニングも聞き取りやすくなります。
音読をする時には、英文と訳文がどっちも見える状態のが良いです!自分は数分だけでも毎日やるようにしていました。途中で面倒にもなったのですが、何とかやり切りました笑
最後に
受験勉強は、自分の性格をいち早く理解するのが良いと思います。ここまで書いてきてあれですが、勉強方法も一日のスケジュールの立て方もその人にあったものがあると思います。自分に合った勉強方法、生活リズムを見つけて、健康に効率よく勉強していくのが最善だなぁということが自分の体験から学んだことです!
後は諦めないこと。テスト直前に確認したところがそのままテストに出ることもあります。実際自分もそうでした。解き終わったあとの見直しも最後までしっかりやると、意外とミスが見つかったりするもんです。諦めないのは意外と大切だな〜と受験で思いました。
今の時期は大変でキツいと思うことがそこら中にあると思いますが、この時期に頑張ったことは将来の自分に感謝されるはずです!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
言語化するのが下手で全部を伝えきれていないかもしれませんが、少しでも勉強のモチベーションにしていただければ嬉しいです!
応援しています!!❤️🔥