VirtualBoxのプロキシ設定

たっふぃ

ハッキング・ラボのつくりかたという本がLinuxの勉強にちょうど良さそうで本の内容を順に試しはじめました。

はじめに環境構築から始まりますがいきなりつまづきます。。。
VirtualBox上にKali Linuxの仮想環境を構築するのですがネットワークが繋がりません。自分の場合、apt updateが通らず(Something wicked happened resolvingとかFailed to fetchとか怒られる)先に進めなくなりました。直感でプロキシ関係だろうとわかりましたが、実際設定するのに手こずったので記録を残そうと思います(会社のPCで味見しようとしたのが愚かでした)。もう一つ、対象のPCはVPNにつながっています。

VirtualBox 上の仮想環境はVirtualBoxを経由してホストPCのネットワークを使うことになるため、仮想環境上だけでなく、その辺りの設定も行う必要がある、と理解しています。

VirtualBox側の設定

ファイルメニューの環境設定(Ctrl+G)を開き、プロキシータブを開く。手動プロキシー設定を選択し、URLを入力。

画像1

もう一つ、仮想環境用の設定(Ctrl+S)でもネットワークがあるが、こちらはデフォルトでNATが割り当てられているはずで、特に変更する必要はない。

画像2

仮想環境(Kali Linux)側の設定

1.zshへプロキシの設定
最近のKali(2021.3)はデフォルトでbashではなくzshを使っている。
.zshrcにプロキシ設定を追加(ずっと.bashrcを編集していた)。

export http_proxy=URL:port #URL:portをご自身の環境の設定にする
export HTTP_PROXY=${http_proxy}
export https_proxy=${http_proxy}
export HTTPS_PROXY=${http_proxy}

2.DNS名前解決
googleのパブリックDNSアドレスを使う。参考
/etc/resolv.confを下記のように編集。

search URL #'UHL'には入っているはず。ここは特にいじらない。
nameserver 8.8.8.8 #元はここに別のアドレスが入っていたがすべて削除。

2.は必須ではないかもしれません(aptが通らない対策です)。Webページはブラウザのプロキシ設定を行うだけで接続できました。

いいなと思ったら応援しよう！