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MOTUL:Diesel System Clean。

この夏の大阪遠征に向けて、事前準備として用意したもの。
先に本製品について記述しておくと。

ディーゼルエンジンの多くは、直噴式を採用しており、ポート噴射式と比較して、インジェクターが燃焼室に触れているため、燃料が熱にさらされやすい環境です。それによって、燃料が劣化しやすく、スラッジやワニスといった不純物がインジェクターに付着しやすくなります。そこでMOTULが提案するのが、『Diesel System Clean』です。
・不純物の付着を除去し、インジェクターやノズルの詰まりを解消します。
・インジェクター内部の堆積物を除去します。
・燃料の噴射量、噴射パターンを復元させ、インジェクター本来の性能を引き出します。
・燃費を向上させ、パワー出力を改善します。

MOTUL

仕事柄、ど新車のT-Rocに触れる機会は多いですが。
1年経過したうちの「Roc師匠」とは、アイドリング時でもエンジンの振動が違うと感じる事がしばしば。
時々長距離を乗って焼いているつもりではありましたが、それでもやっぱり違うんだなと痛感。
恐るべしは、日本のストップアンドゴーな交通事情。
特に都市部は信号が多いですからね…。

さて。
そんな訳での採用となったのが、前述した「燃料添加剤」。

現在では品切れ状態で、うちにも在庫はありません。
これもコロナとロシアの影響か…。

現在の車の使い方(たまの高速道路走行)では足らない。という事実から。
これに頼って、良いエンジンの状態を保とう!って作戦です♪
個人的な好みでMOTULを使いますが、WAKO‘Sなんかでも出てるので。
何を使うかはお好みでOK。
まぁ基本的には大手のものが良いでしょうね。

使い方は至って簡単。

蓋を開けて、ノズルを取付け、燃料タンクに注ぎ込むだけ。
基本的には誰でもできる作業内容です。

添加剤を入れたら。

ガソリンを満タンにして完了。
T-Rocなら、ちょうど1缶でOKです♪

で、これを大阪行きの前にやる。
出発前はガソリンを満タンにするし、向こうに着いたら半分ぐらいにはなってます。
そこからもう少し頑張って、燃料を使い切れたら終了。
インジェクターの洗浄が無事に行われた事に。
この手軽さが良いのです、手が汚れる事もない♪
欲を言えばオイル交換まで済ませたいですが、盆休み中はディーラーもやってないので。
これは東京に帰ってからの作業でしょうか。

ちなみに。
添加剤の宣伝で「能力向上」を謳ってるものがありますが。
基本的には疑った方が良いでしょうね。
さらっと入れられる安価な何かで、リスクなしに性能だけを向上させる。
そんなものはありません。
あったら自動車メーカーが、とっくに純正採用してます。
それをしてないって事は、まぁお察しな訳ですよ(汗

そんな訳で、この「Diesel System Clean」も。
入れたからといって、突然に燃費が良くなったり、トルクが上がったり、馬力が上がったりはしません。
もしそんな事が発生したら、たぶん何処かが故障してるでしょうね。
基本的には、納車直後の状態を維持したり、その状態に戻したりする事を目的とします。
なので“体感できる何か”はないでしょうけれど、それで良いのです。
納車直後のフレッシュな状態を、できるだけ長く維持していられるのが嬉しいじゃないですか♪

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