ユキヲ先生作品「邪神ちゃんドロップキック」等を読んだ
先日、芳文社創立70周年記念としての電子書籍のセールがありそこでセールとなってた「宇宙ファラオ☆パトラちゃん」(全2巻)、「まりかちゃん乙」(全3巻)を読みながらハマり、芳文社ではないが前から買おうか検討していた「邪神ドロップキック」(全15巻連載中)とそのスピンオフ「ミノスのビーフ100%」、「武蔵野線の姉妹」(完全版 上・下)、「ごっどちゃんず」(全2巻)を本屋で買ってきて読みました。
感想
ウェキペディアで調べた連載順からいきます。(ネタバレアリ)
・武蔵野線の姉妹
金持ちニートの姉妹の日常系漫画。妹のパンドラが秋葉原のメイド喫茶でバイトするとこらから始まり二人は埼玉県に住んでいるがだいたいの物語の舞台は秋葉原。
連載時は2007年とわりと昔でいわゆる「萌えマンガ」という作風。割と人殴ったり主人公のセレブニート、ランの性格がめんどうだったりするけどそれもまた「萌え」なのかとおもいます。
完全版の上巻には邪神ちゃんドラップキックとのコラボ漫画もあり秋葉原は邪神ちゃん舞台神保町とも近いので気になったら是非。
セレブニート、うらやましい・・・
・まりかちゃん乙
まんがホームにて連載していた漫画。主人公のまりかちゃんは奇行、ネガティブ、被害妄想と、いわゆる「残念系美少女」「めんどくさい女子高校生」です。その周りの友達を取り巻いて起こる日常四コマ漫画。
作中にはこれでもか、というほどメタ発言があり、まりかのめんどくささもその友達のキャラ性も癖になります。かわいいけど毒舌なキャラや眼鏡優等生巨乳キャラ、男子に人気のあざとい子だがまりかとの絡みはバイオレンス気味という。あざとバイオレンスキャラは武蔵野線の姉妹にもいるけど必要不可欠なキャラどと思います。あとめんどくさい女っていいよね。好き(唐突)
・邪神ちゃんドロップキック
2012年から連載しているアニメも2期作られた大人気作品。
3巻くらいで今の絵とあまり変わらないタッチになっているが昔も今の絵も現代にも伝わる「萌えマンガ」としての絵、作風が伝わるような気がします。邪神ちゃんのゲスクズ行動やゆりねちゃんの暴力シーンも「萌え」だよね。
武蔵野線の姉妹のキャラやその他ユキヲ作品のものがちょこっと出てるのもいいしゆりねちゃんのバイト先が武蔵野線の姉妹で出てくる喫茶店というのもいい。
ゆりねちゃんもミノスも好きだけど天使ぴのがアニメでは見せてないけどピンチになると泣き喚いて薬を飲み、注射を打つというめんどくささが好き。
邪神ちゃんドロップキックの14巻でぴのがリエール○そうとして奮闘するも、失敗してさらにゆりねに注意されて泣いて薬大量に飲もうとしたりとめんどくさい一面が見えてとても好きです。
— つづく (@T_zetukimi60) August 1, 2020
15巻と長いと感じたが読み始めたらすぐに既刊まで追いつくほど面白かったです。今後のリエールと先生の関係性など見所満載ですね。あとゆりねちゃんめちゃくちゃ強いけど本当に人間なの…?
漫画とアニメだと違いがありますがアニメは漫画の話を2つ混ぜてアニメとして話にすることがあるのでよく考えて造られているのがわかります。アニメ一期だとメインが最初からいるという登場回や説明するよりわかりやすくスピーディーに進められていてパロディ、メタ展開も漫画に負けず多めに用意してあるがパロとメタだけではなく邪神ちゃんのクズさ、バイオレンスシーンなどにもギャグを配っていていわゆる「サムイ」などやパラネタわからない人は置いてかれる。というものがないのも良いですね。
邪神ちゃんドロップキックは良い。
・宇宙ファラオ☆パトラちゃん
地球を侵略しにきたパトラちゃんと居候先の姉妹との人外×人間同棲ギャグ四コママンガ。地球侵略は早めにあきらめるという緩さで地球をエンジョイするパトラちゃんかわいい。バイオレンス要素はほかの漫画と比べて少ないがそのかわりキャラ同士の絡みが平和で和みます。
読んだユキヲ作品だいたい好きだけど邪神ちゃんと並ぶほど好きな部類でした。
結構オススメです。ほんわかします。あとお母さんがかわいい。
・ごっどちゃんず
神々のくらすごっどちゃんパラダイスにて学園生活を送ることになった人間とごっっどちゃんたちの学園漫画。人間のほうが神々に振り回さされるというので物語が進行していく。みんな個性豊かでかわいい神々なのでとてもおもしろい。パトラちゃんと同じでメタ発言は少なく感じた。全二巻と短いのは残念だが最近の作品でお求めしやすいので是非。
・ミノスのビーフ100%
邪神ちゃんドロップキックでお馴染みミノスが神保町その他近辺の焼き肉屋を食すグルメ漫画(漫画・結希シュシュ)
原作では邪神ちゃんがばらばらになったりするシーンもあるのによく漫画や取材をOKしてくれたと不思議に思うが邪神ちゃんの名言「命は粗末にしても食べ物は粗末にするな」というのがあり邪神ちゃんも食べ物を粗末にすることはしてない(と思う)ので不思議ではありませんね。
本編では原作では見られないようなキャラがおいしそうに肉を食べるシーンもあり肉の解説や部位を牛とミノスの身体で示しているので原作ファンも肉好きも納得のいく漫画だと思います。唯一だめなところは読むとお腹が空いてしまうところですかね。グルメ漫画あるあるですね。
焼き肉行きてぇ~
○ユキヲ作品を読み終えて
ユキヲ先生の作品はどれも面白くてすぐに読み終わりました。連載中の邪神ちゃんドロップキックはアニメもやってまだまだヒートアップしそうなのでミノスのビーフ100%という公式スピンオフ漫画もあるので今後の展開に期待です。他のキャラを主軸としたスピンオフも出てきてもおかしくないですよね。これは妄言ですが。
ユキヲ先生は最近知ったものの過去作を見ると2作品を同時連載とかしてるので今後のことはわかりませんが体調に気をつけて、応援してます。
作風は日常系でありつつ暴力シーンなどをかます昔も今も通じる「萌え」がある漫画という印象ですね。どの作品も劣らない「萌え」です。
あとほとんどの作品のキャラにゴスロリを着せているため、こっちまでゴスロリ好きになってしまいそうです。
水着や下着なんかも魅力に感じます。
キャラの表情も豊かでニカッと笑う顔や悔しく泣いてる顔、照れてる顔も好きです。
パトラちゃん邪神ちゃんごっどちゃんなどは人外✖️人間の同棲生活 というわけですがこれも一つのジャンルとして確立されてて良いです。神話で出てくる神々が萌えキャラとして人間と一緒に生活するってもうおもしろいですね。
邪神ちゃんドロップキックを読み終えた今、ユキヲ先生が宣伝する邪神ちゃんの最新話を楽しみにする毎日です。
↓コミックメテオ公式HP
https://comic-meteor.jp/jyashin/
以上、ユキヲ作品を読み終えて。でした。
ありのままで書いたので魅力が伝わりにくい文となってそうですが気になったらぜひ、電子書籍や本を買ってみて読んでみてください。
では。