美人が好きだから美人になりたい
「なぜキレイになりたいのか?」みたいな話を見る度に、本当そうだよな~と思う。人は何故キレイになりたいのだろう?
それが純粋に、本能的な欲求だとは思わない。
フェミニズムやルッキズムなどについてめちゃめちゃに勉強していた時期があるので、「美しくなりたい」という欲求がある意味社会によって作り出されている、とも思うし、美しい=いいこと、みたいな価値観もなんだかなあ……である。
また、美人であったところで自分は鏡や写真でしか自分の姿を見れないから、普通に生活していたら自分の見た目はあまり関係ない(と思う)。
美人の方が得!みたいな話もあるけど、そこまで見た目で変わるか……?というのが個人的な感覚としてある。
(この点に関して私自身が他人とめちゃめちゃ関わるタイプではないからかもしれない。)
私自身は社会人になってからは「無難に溶け込めればOK」「社会人として普通の基準をクリアしていればOK」みたいな感覚なので、基本ユニクロだしヘアアレンジはしないしメイクも超絶ナチュラルメイクである。
別にそんな自分の見た目が嫌いではないし、特に誰かにディスられたこともないので気にしてはいない。
が、私はそれでも「美人」というものに憧れるし、なりたいと思う。昔から「美しい女性」は憧れだったし、学生時代はかなりそれに近づく努力もしていた。(今はあまりその感覚はない)
さて、ではなぜ美人になりたいか、というと決してモテるためとかではない。
ただただ、美人が好きだからだ。
私は性癖としてひたすらに美しい人が好きだ。
特に中性的ですらっとした美人が大好きで、さらに頭も良ければ最高である。
人間的になりたいのは佐藤詩織ちゃんみたいな誰にでも愛される天使のような人間だが、めちゃめちゃに憧れるのは菜々緒みたいな人だ。
いるだけでめちゃめちゃに存在感があって、光り輝いて見えるような、とにかく魅力的なのである。
大好きなものを自分に取り入れたい性質があるので、美人になりたいと思う。
つい最近、海外の芸能人でめちゃめちゃに美しい男性を見た。
彼自身が発光しているかのようで、どの表情も魅力的だし、何をしていても美しい。
とにかく彼の存在が私にとって光のように強烈で、素晴らしかった。
ああなりたい、ではないが(なれないし)、彼に近づきたいから美しくなりたい。
見習いたいとかでもなく、ただただ美しい存在が好きで、それに同化したいから美しくなりたいのだ。