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画力を上げるのではなく、バランスを整えてそれっぽく見せる絵の練習をした話
なんだか色々なことを考えているので、せっかくだから発信していきたいな~と思うようになった。
絵がうまいわけではないが、まったく描かない人からすればまあ絵は描ける、みたいなレベル。絵だけで武器にはならないが、何かを表現する際の+αとしては使えるだろう、自分の中ではそのくらいの位置づけだった。
よっしゃ漫画を描いてみるか、と思ってかいてみた。びっくりするほど画面が汚い、というか、なんか変。
見たいという気持ちにならないバランスで、ぱっと見ても画面がとにかく変。
でも今の時代、もちろん画力はあった方がいいが、棒人間でも漫画になっている人はたくさんいる。
何が違うんだろう…とそれなりに病んだので(自分の作品で自己陶酔したいタイプなので)、分析し、それを自分の絵に生かすことにした。
約30年生きてきて、半分以上をおたくとして生きているので「絵を描くこと」は結構常に近いものとして存在した。その結果、「絵がうまい人」になるという道はおそらくない、という現実は見えている。
画力はこのままでいいから、それっぽく見せたい。ちょっと見てみるか、と思える最低レベルにたどり着きたい。そういうタイプの練習である。
①この人のバランスを真似しよう!と思う人を見つける
絵柄を変えたい!みたいな思いは全くない。
とにかくぱっと見で理解できる(自分の目標)かつ自分が真似できそうな人を探す。
インスタグラムのおかげで何人か見つかった。その人の絵を見本として横に置いておく。
②その絵を見て、その絵の要素(人の恰好、配置、吹き出しの数など)を自分で書いてみる。
それがこれである。
うん。なんか、なんだろうな?という感じ。
③その人の絵をトレスして、自分の絵とずれている箇所を直す。
頭の大きさ、首の長さ、肩の形、吹き出しの位置が違った。
ちょっとすっきりした印象になった。
④先ほどの見本を元に、バランスを分析してみる。特に自分の絵と違う部分を抜き出し、可能な限り文字化し、今後も再現できるようにする。
⑤それを元に、自分のオリジナルをかいてみる。
(角度を変えてしまったけど、多分そろえてやった方がいい)
⑥バランスを比べて調整する。
頭の右側の形が変だが、それでもかなりすっきりした感じはする。
⑦今まで学んだことを思い出して、同じ要素でオリジナルをかいてみる
ビフォーアフター
これなら内容によっては見てみようかな、と思える最低ラインな気がする、個人的には。
これをしばらく続けたら、なんとなく見れる画面が作れるようになっていく、気がする。1時間くらいで出来て、ぱっと見が変わるのでちょっと楽しい。