中国のアイドル界隈に沈みゆく人間が衝撃を受けた動画ともろもろ(歴半年)
多分そろそろ中国のアイドル沼に足を踏み入れて半年ほどになる。あっという間だった。
青春有你2という番組で中国のアイドルという存在に出会い、今まで見たことがないものをたくさん見せてもらってきた。
日本のアイドルにもあまり詳しくなかったこともあるが、とにかく舞台を見る度に新鮮な驚きと感動を与えてもらった。こんなに人間が輝くことがあるんだ…と大げさではなく思うことが何度もあった。
そして先日、またしても何それ!?と驚くことがあったので、せっかくなので半年をまとめてみようと思う。
青春有你2という存在との出会い
あまりにも強烈だった。ただひたすらに輝く女性たちが、ハイレベルな――そして日本では見たことがない雰囲気の舞台を繰り広げまくる。アイドルと言われて想像する存在とは少し違う、個性的な出演者たちがとにかく実力と個性と、そして「自己肯定」「既存概念を壊す」をキーワードに(私が勝手につけた)体当たりで様々な試練を乗り越えていくだいだいだいすきな番組に落ちるきっかけとなったのが、この舞台である。
三人全員が女子である。好き……とにかく衝撃だった。
ダンスも雰囲気も決め顔(?)も何もかも私が知らないものだった。この三人の舞台がこの番組の一番最初だったので、すごい引き込まれ方だった。感謝しかない。
迫力にただ驚くことしか出来なかった舞台
同じ番組内の別の舞台。びっくりした。特にサビのダンスの迫力に、この世には本当に「オーラ」というものが存在するんだな…と思った。動画で見るパフォーマンスに対して「迫力」を感じたのはもしかしたら初めてかもしれない。ダンスも表情もとにかくすごくて、なんか本当にうわ…すごい…という感じだった(語彙力…)。
とにかく最高すぎて言葉にならない舞台
人間の「表情」というものにそこまで魅了されてやまない、という経験が今までにないのだが、この舞台は本当に「人間ってすごい…」と意味不明な感動をした。ダンスも良いのだが歌も番組のオリジナル曲で、さらに舞台と衣装まで最高に良い。
当時は暇さえあればこの動画を眺めているくらい本当に好きだった。海外のファンからの評判がめちゃめちゃ高かった舞台だと記憶している(確か)。
ウォーキングデッドで敵役として出てきそうなアイドル
推しがセンターの舞台。ちょっとけだるい雰囲気と戦う気満々といった感じのお姉さんたち。歌も歌詞も衣装もダンスも全部好き。
なんかこのグループはウォーキングデッドに出てきそうな雰囲気で本当に好きだった。目が覚めたらロープでぐるぐる巻きにされていて、目の前で自分を殺すかどうするか話し合っていそうなイメージがある。(suki)
(ウォーキングデッド大好きマンの感想です。)
こんなにセクシーさを表現できる男性が存在するのか…
男性のアーティストがこんなにセクシーなことってあるんだ!!!!と衝撃的だった。
息をするのも忘れて見入った…といっても大げさではないくらい衝撃的だった。一つ一つの動き、ボイス、舞台装置、全部が全部美しくてセクシーで、こんなものがこの世に…存在するのか……という一種のショックを受けた。
という感じで私の中国アイドルデビュー(?)は始まった。
芸能面に疎いというのもかなり関係していると思うのだが、本当に数か月でたくさんの衝撃があり、なんか本当にびっくりした。
この番組で数年のブランクを飛び越え突然中国語漬けになり、半年たった今ではナチュラルに中国語の番組を見ているようになった。脳が適応したっぽい。
陳情令→这!就是街舞3という華麗な流れにより沈みゆく沼
そして陳情令というドラマに激はまりし、そのまま登場人物である王一博が出ているという在这!就是街舞3という番組を見始めた。たしか英語名がストリートダンスオブチャイナ。
忘れもしない、お盆休みである。ストリートダンスバトルの番組で、正直ダンスは好きだがあんまりよくわからない。
でも折角今中国ジャンルにはまってるし、もう少し何か見たいな…という軽い気持ちで見始めた。twitterでも結構動画が回ってきていたし、ドラマではクーーーールなキャラの王一博はめちゃめちゃ踊れる人らしく、ダンシング王一博でも見てみるか…的な謎の態度で見始めた。
またしても沼に落ちた。(ちょろ・・・・・・)
優しいお兄さんとワイルドなダンスのギャップが無理だった(沼)
この番組はリーダーが4人存在し、彼らがチームを作りバトルしていくという…なんかちょっとポケモンみあるな…みたいな感想を当初抱いたような番組なのだが、その4人のリーダーのうちの一人、张艺兴に落ちた。
最初の印象は「優しそうでほわっとした美人のお兄さん」で、個人的に大好きなタイプなのであ、好き…と思った。よく知らない人だけど、見た目が好きだし雰囲気も好き…好きだ…と思っていたら、ダンスバトルがあった。
全然ふわっとしてないじゃん!!!!!!!!!!!!!!なんだこれは!!!!!!!!!!!!!!!となって、落ちた。
ていうか何このダンス?こんなツヨツヨツヨツヨなダンスが存在するなんて知らなかった…好き…好きです…好き…(沼)
そこからはもう止まることなくずぶずぶ落ちていって、踊ってる時はめちゃめちゃワイルドでかっこいいのに普段はぽよっとしててかわいい・・・というギャップがもう駄目だった。
他の動画を探していたら、中国では羊キャラ(?)として扱われていてよく羊のイラストがふわっと現れるし、本人もインタビューでそういうことを言っていて、しかも本人も羊の歌を歌っていて、でもダンスがめちゃめちゃかっこよくて…(沼)
羊キャラはずるいよ…(沼)
しかもSNSの名前が「努力努力再努力」という名前で、とにかく努力の人で、最近のインタビューでは「自分のことは馬鹿にしてもいいけど努力する人を馬鹿にしないでほしい(意訳)」みたいなことを言ってSNSのトレンドにあがっていたりして、何…それ…?推すしかない…(沼)
しかも少し前は韓国のグループに所属して活動していたので(今は休止?しているらしい)韓国語はしゃべれるし、英語もペラリスト。しかも日本にコンサートで来ている時は「皆さんかわいい~」って言ってたりして、いや何それ????ってなって底なし沼に嬉々として沈んでいく人間となってしまった。語学の才能がある人大好き…
しかも普段ポヨっとしているくせにオーディション番組の審査員側になるとすごくキリッとしていて厳格な感じで、ギャップが…耐えられない…(沼)
画面が光り輝くアイドルダンス
話を戻してこのダンス番組はもちろん参加者のレベルも高すぎof高すぎでダンスがよくわからない私でも楽しめるし、今をときめく方々の絡みもめちゃめちゃかわいいのである。
しかもこういうのもやってくれちゃって、まじで画面が光り輝いて見える。
かわいいしかない…女性アイドルダンスを一発で見て覚えて踊ってくれるなんて…本当に最高だよ…みんな好きすぎる…
毎週火鍋食べてキャッキャする
しかもこの番組、週に一回の配信と、みんなで火鍋食べながらキャッキャする番組があって、もうめちゃめちゃ見ていて楽しいのである。
このサムネのかわいい人が推し様です。
火鍋食べてるところに中国を感じてそれも良い。
火と水と風の舞台とかやっちゃう
やはりお金があるのか、とにかく舞台にお金がかかっていて、火の舞台、水の舞台、風の舞台などがあり…紅天女の試験か…?というラインナップで魅せてくれるので、本当に楽しい。
特にこのバトルがすごく楽しかった…水の舞台でびちょびちょになりながらみんな踊るのである。
もう本当ありがとうね…君たちのおかげで一週間頑張れるよ…本当にありがとう…
と、そんな感じで楽しく見ていたのだが、先日衝撃的なことがあった。
本当にびっくりして、えっこれが…中国のアイドル業界…???と思ったのだが、数日たってもうまく消化出来ずにいる。
28歳の推しが子供のように泣いた
という事件が起こったのである。
その回のバトルで彼のチームは最下位で、6人のチームメイトのうち3人を選んで淘汰(リタイア)しないといけなかったのである。負けが決まった時から一人ずっと手で顔を覆っていて、メンタルにかなり来ている…というのは見て分かったのだが、退場するメンバーを選んでいる時も彼は涙を見せなかった。
こんなにずっと芸能界で活動してきて地位も築いている人でも、一つの番組でメンバーを淘汰するというのはやはりしんどいのだな…と思っていたのだが、問題はそのあとだった。
一人会場を離れる彼…を丸で囲む動画編集…
トイレの前までカメラが近づき…
「撮影後一人かくれて泣く张艺兴」とテロップ。
そして推しの泣き声。しかもぐすっ…とかではなく、うう~うう~っ…という、子供が泣くような泣き方だった。
中国のトップアイドルが…まじで子供みたいに泣いていてその音声が流されている…
それを見た瞬間は、正直色々な感情があったのだが、冷静になった今、まじでそれ放送して大丈夫だったのか…?という気持ちでいっぱいになっている。
これが最新の衝撃の内容である。この衝撃に関しては未だに消化できていないし、どうとらえていいのかわからない。心配にもなるし、泣いている推しのことめちゃめちゃ好きだし、でもこれ本人流されるのOKしたのかな…まじで隠し撮りでは…とかなんか色々考えてしまって悶々としている。
ただ、なんかこういう自分の常識外のことがサラッとおこるから海外のジャンルって本当、たのし~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!
この悶々している状態も含めて、海外ジャンルにはまるのって刺激的で見るものすべてが新しく、すごく楽しいのである。
日本語でしゃべる推しとよく知った日本のネット界も楽しいのだが、半分くらい何書いてあるかよくわからない中国のネットを飛び回り推しの情報を集め別の言語を話す推しに悶え狂うのもまた一興。
これからもずぶずぶ沼に沈んでいきたい所存である。~END~