番外編 4th
その言葉を、もう一度頭の中で繰り返した後、本を閉じて、ピアノのある部屋に向かった。いつも通り椅子に座り、ガーキに教えてもらった曲を一通り弾いたところで、貰った楽譜がいつもと違うことに気がづいた。楽譜の裏に何か文字が書いてある。
昨夜の23時50分―。
「あと10分、もうすぐ行かないといけない時間か...。楽しかったな。」
そう呟くと帽子に刺さったペンを手に取った。
清らかな君へ
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その言葉を、もう一度頭の中で繰り返した後、本を閉じて、ピアノのある部屋に向かった。いつも通り椅子に座り、ガーキに教えてもらった曲を一通り弾いたところで、貰った楽譜がいつもと違うことに気がづいた。楽譜の裏に何か文字が書いてある。
昨夜の23時50分―。
「あと10分、もうすぐ行かないといけない時間か...。楽しかったな。」
そう呟くと帽子に刺さったペンを手に取った。
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