見出し画像

CLAMP展鑑賞、創造力の泉を見た

tucyanと申します。
毒親家族と絶縁、バツイチ子なし、アラフィフになっても就職氷河期。
山と谷のみの半世紀でした。
最期にちょっとでも報われたらいいな、天に祈るのみ。
こんな私の人生の小話、聞いてみます?


CLAMP展を鑑賞、もう2024の夏に悔いなし!笑

来週から、新しい派遣就業が開始予定です。
(つまり、2024年の強制夏休みは今週で終わり~)
日々いろいろと悩みは尽きず、人生はお先真っ暗だけれど…そればかりだと今を生きられない。もったいない、とも思うのです。
運を動かすから運動です。新鮮な感動を求めに、新国立美術館へ。
2024年初頭からずっと楽しみにしていた「CLAMP展」に行ってきました!
もう今年の夏に思い残すことはございません…(まだ7月なのに)

先に感想をひとこと。35年分の夢と愛と希望と戦いと…感動の嵐!!
10代の頃、何も救いがなかったわたしを癒してくれた、美しい作品たちに再会できました。。。

これから行かれる方へ
SNS「X」CLAMP展で、待ち時間情報が表示されます。
(10時/13時/15時くらいに更新されていました)
午後遅めが空いています。わたしは10分待ちで入場できました。

美術館入口は、人気作のポスターがお出迎えしてくれます

アラフィフから10代の私へ、タイムスリップ

入るまで10分ほど並んだのですが、外国人の観覧客がすご~~~く多いと感じました。(日本の漫画パワーすごい…)
たぶん日本の方?で、女子のおひとりさまもたくさんいましたので、個人的にはとても心強かった(笑)
展示は写真撮影OKのところがありました。

10代の本当に青春始まったばかりの頃、「聖伝」を読んで、なんという美しさ!!と衝撃を受けたのをよく覚えています。
カラー原画の美麗さに絶句、息をのむというか止まる(笑)。
モノクロ原稿もすごかった…このころトーン切り貼りだもの!職人技!
「聖伝」の迦楼羅王のエピソードがとても好きなのですが(3巻)、ここの原画は無かったなあ、ちょっと残念。

内装がとっても凝っていた!「聖伝」は私の青春

わたしがCLAMP作品を読んでいた学生時代、まだボーイズラブ:BLジャンルは「知る人ぞ知る」ナイショ感たっぷりのジャンルでした(笑)
~だから、東京BABYLONで「昴流くんが星史郎さんを…」のくだりは、とてつもない衝撃!!
新しい愛の形を教えてもらった作品でした(笑)
東京BABYLONの鮮やかカッコいい表紙デザイン、カラーイラストに憧れて、カラートーン買ったりしたなあ。懐かしいです。

「聖伝」が青春の原点、「東京BABYLON」「X」あたりまでは激アツでした

「1999年は世界の終わり」~なんて話題が出ていた学生時代、
「X」で盛り上がらないはずもなく(笑)昴流君も出ていたので、楽しみに読んでいました。
~もう2024年ですけどね…(小声)
「X」は映画も観に行ったなあ、本当に懐かしいです。

わたしはCLAMP作品初期のファンで、正直、これ以降の作品はちゃんと読んでいません。「レイアース」「カードキャプターさくら」はアニメが好きでした。(NHKは意外!笑)
型にはまらず、世界を広げている作家集団…本当に多彩、多才。
そもそも当時、こういうチーム作家はいなかった?珍しかったように思います。
「漫画家って絵も話も作れないとなれないものだよ」~と思っていた田舎娘のわたしは、その新しさにびっくりしていたっけ。
絵が得意な人、話を作るのが得意な人。人それぞれ才能がある。
それを組み合わせたらすごいんじゃない?
やってみたらすごかった、のが、CLAMP様方でした。

2024描きおろし!可愛めの阿修羅もいいね、最後まで感動しっぱなし!
くじ引きでひいたシール文
「いいなぁとか 好きだなぁって思う気持ちは 自分じゃ どうにもできないよ」
桜ちゃんのセリフだそうです。じわり心に響きます。

忘れた、失ったものはあるけれど、残ったもの

美術鑑賞ログというよりは、アラフィフの青春時代振り返り小話、といったほうがいいかもしれません(苦笑)
美しい作品を眺めながら、当時ああいうことあったな~とか、どうしても思い出すあれこれ。大昔と言うレベルの遠い日々。
いろんなこと、ものを失くしちゃったなあ…と思います。。。
でも、ゼロではない。
代わりに得たもの、差し替えられた(新しくなった)ものがあるとも感じます。
ただ、要らないものを捨てただけとも言えるかも。

10代のわたしが今のアラフィフのわたしを見たら、ガッカリだね(苦笑)
~ああでも、なんとなくそうかもね、ってわかってくれるかもしれない。
わたしと私はやっと仲良くなりつつあるので。
ここまで拙い文章をお読みいただき、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!