季節は巡る 32 保井崇志 2024年4月17日 23:15 季節が巡って「またこの桜が見られた」と思える桜があるということ。これが桜の一番好きなところなんですよね。というわけで写真マシマシ日記です。日本橋交番前のしだれ桜。この時期は日本で一番美しい交番といっても過言ではないでしょう。桜とカフェラテ。めちゃくちゃ穴場の店を見つけてしまった。桜の見られる中目黒のスタバが何時間待ちと聞いて、ふふふと思った。日銀の前の桜並木も毎年恒例。門前仲町。雨の日が続いた桜シーズンでしたが、少ないながらも夕日のチャンスあり。Instagramにアップした組写真。綺麗だったな。また来年会えるのが楽しみ。「オッペンハイマー」観てきました。映画館で観た体験として今までで最高かもしれない。ちょうど同じタイミングで三体を読了したこともあって、物理学づいてしまい、本を買い込んだり動画を見まくってます。量子力学の不確定性、観測において状態が確定するというのは、それこそ写真なのではと思ったり。そういえばInstagramの白黒アカウント(@tyasui_)もすっかり不定期更新になってしまった。メインアカウントのストーリーズで組写真をアップしているので、それで満足しちゃうというのもある。絶対に白黒の方が良いよねって写真もある。35mmならではの距離感シリーズ。「Summilux M35mm F1.4 ASPH.」本当に一生これ一本でいけるんじゃないかと思えてきた。これはつい先日。この時期に根津美術館で公開される燕子花図屏風。素晴らしいの一言でした。以前にもこのマガジンでふれた誰が袖図屏風も見られて念願叶ったり。根津美術館は庭園も美しい。実物の燕子花はまだまだだったけど、なぜか一輪だけ咲いてた。こうやって見ると尾形光琳の燕子花は濃い紫色なんですね。5月12日までなので咲いてるタイミングでまた行きたい。そういえば、最近フラットな写真も撮るようになった。これはこれで好きな写真。でも、やっぱり陰影に戻ってくる。観たり読んだり撮ったりの日々。充実。 ダウンロード copy ここから先は 190字 写真家の日記 ¥500 / 月 写真家の日記です。仕事のことや、撮った写真のこと、それらを通じて考えたことなどを、月に4回発信します。読んでくださる方の思索の起点、もしく… 購読手続きへ ログイン 32 写真集「PERSONAL WORK」を出版しました。 http://usetsu.com サポート