見出し画像

二手三手先を

けっきょくギリギリになっちゃいましたが、「TABF 2023」の出展応募が今日までだったので申し込みました。受かるかどうか、8月中に結果がわかるようです。開催は11月23日〜26日、場所は東京都現代美術館です。

清澄白河なら自宅からも近いし受かって欲しいな。もし受かったら、TABF用にもう一冊、気軽に購入してもらえるようなZINEを作ろうかなと。といいつつ、例によってまたコストをかけてしまうかもしれませんが・・・。

何度かふれていますが「PERSONAL WORK」の出版で良かったのはインフラが整ったことです。オンラインショップ(Shopify)から提携倉庫への自動連携は、自分自身が持っていた自費出版のイメージを良い意味で覆してくれました。ある意味、My書店を所有したような感覚。

My書店、ようするに「自分でコントロールして届けられる場所」が恒常的にあれば、もしTABFのために本を作るにしても、一冊といわず何冊出してもいいわけです(その後じぶんのショップで売ればいい)。そう考えるとちょっとワクワクしてきます。

そして、本を作るノウハウと販売インフラがあれば、今後のクライアントワークにも影響してくる可能性があります。例えばある程度の期間、撮影に関わった案件で、最終的に一冊の本にまとめるということもできるわけで、これはホテルや旅館、地方の撮影などに向いていそうな気がします。

まだ具体的な話は一件もないですけど、今後「なんなら本も出せますよ?」みたいなコミュニケーションもしていきたいです笑。

今までいろんな企業様と仕事をしてきて「実績を積み重ねること=写真家としての足場が固まること」だと信じてきました。ただ人間誰しも、いつ体が動かなくなるかわからないし、それこそバーンアウトなど精神面でも何があるかわからないわけで。

それでいうと、体が動かなくなっても写真集が流通してくれれば、今後も金銭的にはなんとかなるのかなと。そのスケールを適切に大きくさせていきたいです。

現時点での課題としては、まだうまくいっていると言えない海外販売があります。短期的な打ち手と、長期的な打ち手があると思っていて、

ここから先は

667字

写真家の日記

¥500 / 月

写真家の日記です。仕事のことや、撮った写真のこと、それらを通じて考えたことなどを、月に4回発信します。読んでくださる方の思索の起点、もしく…

写真集「PERSONAL WORK」を出版しました。 http://usetsu.com