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淡水魚水槽_4 遠隔管理水槽③自作LED照明-2(Wifi接続、自在なライトパターン)

前の記事でご紹介した水槽用の自作照明に利用したTapoのLEDライトの機能についてご紹介させて頂きます。併せて、Tapoの遠隔カメラについても記載しています。

日々の水槽管理ができないという課題を解決しよう!
もちろん、これは大切な目的ではあるのですが、私は自分で思い付いたことをやってみたい!という気持ちが強く、そういう意味で色々なことをわざわざ課題化してしまう癖があります。私にとっては、この課題解決という行為が独創性を刺激する楽しい行為なんです。

前置きはこれくらいにして、Tapo LEDテープライトの水槽照明としての活用について、ご紹介していきます。

まずは単純な遠隔照明としての操作についてご紹介します。
Tapoアプリをダウンロードし、テープライトを自宅のWifi等と接続します。
接続方法はサイトなどでも説明されていますし、基本的にはアプリ画面に従って操作すれば簡単に接続できます。

Tapoアプリ
接続したあとの画面、ここにTapoのカメラや他の製品を追加してまとめて管理できます。
私はカメラとテープライトを設置しています。この画面から単純なオンオフも可能です。
ライトの画面を開くとこんな感じ、自分でプリセットした照明パターンを選んだり、
単純にここでその時の状況や気分に合わせて、明るさや色温度を選ぶことができます。
最初の画面で、明るさや色温度を変えると自動的にLEDパターンが変わります。

このLEDテープライトは約10cmの間に3か所の照明モジュールが実装されており、白色LED付きの製品は1か所に白色LEDとカラーLEDが並んで設置されています。そして、3つ1組ごとに、色、明るさを変えることができ、その組み合わせで様々な照明パターンを作れる様になっています。

こんな具合に3つ1組で照明パターンを変えることができます。

パターンはアプリから作成します。

照明効果機能から効果パターンが選べます。既存パターンから選ぶ方法とカスタムがあり、カスタムを選ぶと左画面の様に自分で複数パターンを作成可能。次に、各効果パターンの内容を編集します。中央画面にある点灯パターンを選択すると、イルミネーションの様に動きのある照明パターンも作れます。水槽ではエフェクトはなしに設定しておきます。カラーペインティングの編集ボタンを押すと、右画面の様にLED1組ごとに好きな色を設定できます。色は単純な赤、青などではなくスペクトル図から16進数カラーコードとして選択可能で、色の選択幅はとても広くなっています。

ここで作成したパターンを、スマートアクションという機能を使って、時間ごとに照明パターンを変える設定を行えば、朝に柔らかな照明がオンになり、時間とともに照度や色が変わり、夕暮れ時から夜の照明に変化し、最終的にオフになるという照明変化の自動化が可能になります。

左画面は作成した照明パターンを登録した状態です。中央と右画面は各パターンがどの様な条件で発動するのかを設定しています。今回の水槽では朝のスイッチオンを含めて7段階でスイッチオフに至る様な設定をしています。

実際には、朝から照度を目一杯にした方が、水草の育成には良いのかもしれませんが、エサやりの時間とライト変化を合わせることで、魚にとっての朝まずめ、夕まずめといった摂食時間が自然環境と似たような感じで変化するのは面白そうだなと考えたので、この様な方法をとりました。
実際に部屋にいる間に外の明るさと共に、水槽の中の雰囲気が変わっていくのは、なかなか良いと感じます。

ここからは、水槽照明の時間と共に変化する様子をご覧ください。
6:30にパターン1が点灯し順に変化していき、20:00に消灯します。
上がLEDパターン、下はその光が照射された水槽内の画像です。

パターン1 このタイミングで1回目の給餌
パターン2
パターン3
パターン4
パターン5 このタイミングで2回目の給餌
パターン6
パターン7

朝から日中、夕方、夜という流れですが、色はあくまでも私のイメージです。この辺りは調べたりしながら、改良していければと考えています。
決められたパターンだけでなく、自分で複数のパターンを作り、これをスマホアプリでコントロールできるというのは素晴らしいと思います!
是非、Tapoさんにこのシステムをベースにした水槽用の照明を作ってもらいたいですね~。

次の記事で遠隔管理水槽の記事は終了です。最後は遠隔カメラについての記事とまとめになります。
次の記事 遠隔カメラ設置へ

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