おうちで藍染してみた
この季節にだからできる「藍の生葉染め」に、自宅でチャレンジしてみました。
まず、染めたいと思ったのがこのワンピース。
随分昔に買ったんですけどね・・白なので汚れやすくて。
シミとかもあったりして。
なのに、なんとなく柄が好きなので捨てられず。
これが藍染で生まれ変わったらいいなぁということで染めてみます!
藍の生葉染めとは
その名の通り、新鮮な摘みたての葉っぱを使います。
まずはせっせと茎から葉っぱを外す作業。
染めに使えるのは「葉っぱ」の部分のみです!
ちなみに量は、染めるものの約2倍必要です。
※事前処理:コットンなど植物繊維のものは、染める前に、豆乳とその2倍の水に15分くらい布を浸して、すすがずに乾かしておきます。
シルクなど動物繊維ののものは前処理不要です!
そして染色液作り!
葉っぱとお水(葉が浸るくらい)をミキサーに入れて、葉を粉砕します。
ちなみにうちは小さいハンドブレンダーしかなくて、葉が小さく粉砕できるか不安でしたが、大丈夫でした。
そんなに神経質にならなくても、とにかく葉が細かくなってれば大丈夫そうです。
そしてそれを晒しで濾して、染色液の完成です!
染める布も、15分くらいまた水に浸けておくと、染めむらが減るそうです。
そしてあとは、布をこの液につけてじゃぶじゃぶ。染めむらができないように、液の中で布を広げたり、向きを変えたり、しっかり動かします。
そしたら軽く絞り、お日さまに当てるという作業を3回くらい繰り返します。
もちろんこの回数が増えれば増えるほど、濃く染まりますので、お好みで調整してください。
あとは水で洗い流せば・・・完成!!
長く使えるように手入れする喜び
「植物染」ときくとすごく難しそう!と感じてしまいますが、やってみたら非常にやり方は簡単でした。事前処理を除いて、純粋に作業にかかった時間は40分くらいだったと思います。
しかも使う材料は「葉っぱ」と「水」だけ。とてもエコだし、安全です!
自然のものなので、時間と共に徐々に色落ちはしてくるらしいのですが、それも味だし、また来年染め直すのもいいですね。
こうして自分の使うものを、自分の手でお手入れできるって本当に素敵だと思います。そういう暮らしが大好物です(笑)
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