就活で役立つ資格は?
tucanoです。
とあるホワイト企業で人事、主に採用関係に携わっています。
2019年度では約900名の採用面接を行いました。書類選考も含めるともっと多い応募者の方と接してきたことになります。
以前の記事『履歴書を採用担当はどう見ている?~資格編~』で採用担当としての資格に関する所見をお話ししました。
資格を推すならどうしても業種が絞られてからになりがちなのですが、今回は広範囲の業種に活用可能で、かつ入社後に必要なスキルがほぼそのまま手に入るtucanoイチ押しの資格(検定)をご紹介します。
秘書検定がオススメ
秘書検定では上司や他部署との連携、ホスピタリティといった総合的なビジネスマナーが問われます。
社会人としての能力と言っても差し支えないでしょう。男女・業種問わない実践的な知識なので汎用性が高いです。
「元来マナーとは他者へ実益があってのものなのだ」と実感できます。
(秘書検定を学ぶ上で季語や着物の着付けなど時折形式ばったマナーがたまにあるのは残念ですが)
余談ですが、東大卒でも勉強しないと合格できない検定となっています。
その反面、社会人経験が長い方だと2級程度ならノー勉でもとれる検定となっています。
何級だといいの?
2級からをお勧めします。それ未満の級は簡単で誰でも取得できると思われてもおかしくはないです。
採用担当からはどう映る?
相手の立場に立って行動できる人なんだろうなと考えます。上長の可処分時間を侵害しない振る舞いができることはとても貴重です。
また、採用担当者が応募者に対し日々頭を悩ませていることに対し、大きなプラス要素となります。(※)
※詳しくはこちら↓
おわりに
もちろん検定を取得しているということは、それに値する振る舞いが要求されます。
「検定を取る」ではなく「勉強し能力が身につき、結果として検定が取得できた」ことが大事です。
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