派遣の契約更新をやめました(ひとり情シスは地雷💣)
契約と違う業務のオンパレードでした
今年に入ってから派遣で、社内システム開発の仕事を始めました。
が、契約時に言われていた業務とはまったく違う業務をやれと言われたりと、色々なことがあり、今回ついに契約を終えることになりました。
私の作成データは全然確認してもらえず、運用後になってから、不具合があると言われ、
「あと1~2年は、この現場の全員の業務を覚えてもらわないと、うちの社内システムは作らせない!!」
と、これも契約とは全く違うことを言われました。
……いや、だから言ったじゃん🙂🙂
どうやら蓋を開けてみると、
「何年かかけてでも、みんながしている業務をすべて学んでから、
個々の現場が必要としているシステムの仕様を1人で組んで、1人で開発してほしい」
ということだったと分かり。
「はあ……?じゃあもう辞めます…😇」
となり、契約更新を断りました。
正社員の新卒で人材を一から育てようとしているのならわかるけど、
ワイ、派遣ぞ?🤔
そもそもこの現場自体が年単位のプロジェクトで動いているので、
来年もこの現場があるかどうか自体が怪しいのです。
そんな中で「あと1~2年」を提示してきているんです。
3年間を修行期間に充てて「今年で現場解体になりま~す😊」ってなったら私に何が残るんでしょうか?
と、とにかく、次の仕事をあと1か月で探さなければなりません。
次も派遣で続ける予定ですが、
「現場のこういうところが嫌だった!」
「次はこういう現場がいい!」といった振り返りを書いていきます。
自分に合わない現場の特徴まとめ
・管理職がお飾り状態
なんと、管理職が異動の関係で「入ってきて一年目」というカオス状況でした。
そのため、一番偉いのは管理職ではなく、一番長く勤務している委託のおじさん👨🦳
パワーバランスが完全に崩れており、統制が取れていませんでした。
前職も管理職不在で、部署の意思決定が下手くそなのがストレスでした。
・昭和体質な雰囲気が無理
飲み会が頻繁にあり、派遣でもお金を5,000円取られます。
一度参加せざるを得ないほぼ強制参加な状況で渋々行ったら、いい歳したおじさんおばさんが酒飲みまくってどんちゃん騒ぎ😇
金融系の出身者が多いので体育会系なのかもしれない。自分は一滴も飲まずに帰った。こんなにつまらない飲み会は後にも先にも無いのではと思う。
・年齢層が高く、同年代がいないのは結構きつい
自分よりも20歳以上年上しかいなかった。さすがにジェネレーションギャップを感じ、雑談もしんどかった。
老いの話、親の介護・葬式、健康の話、酒の話が多い。ついていけん。
5~10歳上くらいが一人でも居てくれたらまだよかったかな。
・女性が多い職場は合わない
今回初めて女性が多い職場を経験した。
「あなたはまだ若いから~!ウチらは……ねえ?😏」と頻繁に言われ、クッソだるかった。
「おばさんですもんね~!😉🫰」と心の中で叫んだ。(老いを自虐ネタにしてくるが、正直、若者よりもココのおばちゃんの方が何倍も元気)
とにかく徒党を組みたがるおばさんが多かったです。中学生女子と生態は変わりません。
また、周りを察して動かないといけない雑用があるのも、女性ならでは、な感じで面倒だった。
・進捗管理をしてもらえない
自分は締め切りまでの逆算が苦手なタイプなので、ここまでできていれば安心、というのが分からず無駄に頑張りすぎてしまう癖がある。
進捗を管理してくれる人がいるとすごく安心する。
自分に合わない仕事まとめ
・プレゼンで人前に出る
何故かパワポを作って人前に出なければならないことがあった。事務の派遣なのに。
人前に出るのはほんと苦手です。(今思えば契約外だよな、これ)
・紙ベースの仕事
「ExcelをPDFにして印刷し、システム画面と見比べてチェックを書きこむ」という業務が定例である。これが死ぬほど肌に合わない。
(なのに契約終了までの期間、私はこの作業をやらされ続けるらしい)
そもそも紙を印刷する習慣が無いので、書類のファイリングをどうしたらいいのかわからない。マニュアルを紙で配らないでほしい。
・電話対応+クレーム対応はもう無理
電話対応が死ぬほど嫌いだ。
それだけで1本noteが書けるくらい。(そうだ、書こう)
仲間、居ますかね…?
これも慣れだと思って必死に頑張ってきたけど、電話の後は過呼吸で息が苦しいし、なんなら電話が鳴るだけで心臓が痛い。
もう、苦手なものは苦手!と割り切るしかないと学んだ。
私は臨機応変がきかないので、いちおう、現場ごとに電話対応マニュアルを作っている。それなのに想定外のことを言われると頭が真っ白になってしまう。
今回は不特定多数から電話が来るので、難易度MAX🔥
クレームもある程度こちらで一次対応しなければならないのが苦痛だった。
電話してくるなり「責任者を出せ!😠」「こっちは急いでるんだよ!😤」ってみんなすぐ言うじゃん。何なんあれ。鳴き声?🐴
・業務範囲が広すぎる、業務内容が明確化されていない
今回の現場では、結局自分のポジションを明確化してもらえなかった。
周りの人も私に何を任せればよいのか分からないので、現場で浮いて社内ニート状態になった。これが孤独できつかった。
「一日のルーティーンがある」「誰かと一緒にやる業務」など、業務範囲が決まっていればよかったと思う。
(「その他、事務サポート」って求人に書かれているのをよく見るよね。あれも怖い)
この現場の最大の問題点は「属人化」だった
派遣なのに「業務を何年も学んでほしい」と言われるワケ
SEをやっていたころ、現場ごとの業務内容にあたる知識は「業務知識」、
汎用的な技術に関する知識は「技術知識」と区別して覚えていくよう言われた。
現場はプロジェクト毎にコロコロ変わるので、
業務知識は「○○という用語は、A業務のココで使われるんだな」といったことをうっすら把握するだけでよかった。
なので今回、「うちの業務を3年学んで、すべてを理解してからでないとシステム開発はさせない」と言われたのには、かなり違和感があった。
「派遣契約中の仕事を覚える」の範囲を超えているし、派遣社員にとってメリットが無い。
深い業務知識を要するシステムなのであれば、要件や仕様は既存メンバーで作成し、開発だけを任せてくれればいいはず。
つまりは「誰も業務を理解なんてしていない」ということ。
社内でいろんな人に話を聞くとどうやら、
この現場の問題点はシステムが無いことではなく、「○○さんしか分からない仕事」が多すぎる事のようだった。
だから見える化してほしい⇒「そうだ、システムだ!💡」となったのかもしれません。
本来ならば、業務担当が業務フローを作ったり、社内マニュアルを周知したりすれば済む話。
そう、システムなんてこの現場にはそんなに求められていなかったのです。(怖い話)
実際、「やっぱりシステムの案件はそこまで任せるものが無いと分かった」と言われ、ガックリ来ました。
なんのために私は派遣されたのか?
まあ、働くリハビリになったと思えばそれでいいのかもしれません・・・
これを面接で見抜ければよかったのですが、難しいですね・・・
次の現場ガチャはどうなることやら。
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