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陰謀論的テーマ。「STAP細胞は存在する」
始めに、このテーマは陰謀論であり、公式事実と根拠のない話が混ざる可能性がある。そのため今回は、「公式事実編」と「小保方晴子編」の二部に分けて語ることとする。
公式事実編
2014年1月、衝撃のニュースが世界を駆け巡った。STAP細胞の作成に成功したというのである。そもそもSTAP細胞とは、人為的な操作によって様々な細胞に変化できるオールラウンダーだ。似ているものにIPS細胞・ES細胞があるが、それらとの最大の違いは、手間や作成のコストが容易なことだ。つまりSTAP細胞とは、簡単に作れて、しかもなんでも出来る優秀な存在なのである。
そんな細胞が、日本人の、それも女性(正確には女性とその研究チーム)に発見されたのだから、世間が注目するのも無理はない。ちょうど10年前だ。小保方晴子博士の会見を覚えているという人も多いだろう。早速世界中の研究所が、提出された論文をもとに再現を始めた。
しかし、一向に成功した例がない。調査を進めると、論文の一部の画像に虚偽のものが使われていることがわかった。本当に小保方博士らはSTAP細胞の作成に成功したのか。7月ごろにはそんな疑惑が巻き起こり始めた。
8月のある日、論文の共著者である、笹井芳樹博士の首吊り自殺が明らかになった。ここで研究は一時中断。今でもSTAP細胞の陰謀論が存在するのは、彼の自死による部分が大きい。
12月、STAP細胞は存在せず、小保方さんの論文は間違っていることが証明された。
これが2014年のSTAP細胞に関わる事実的部分 である。2015年以降、世間は興味を失い、小保方氏は学位を剥奪され、人々の記憶から消えていった。
では次はこのテーマの大トロ的部分である、小保方晴子編 を語りたい。
小保方晴子編
今回は小保方晴子編ということで、STAP細胞に関わる陰謀論を考察していきたい。なお事実的根拠は全く無く、あくまでも「そうだったら面白いよね」という気持ちで読んでいただきたい。
質問を三つ設定しよう。
一。なぜ笹井芳樹博士は自殺したか??
二。なぜSTAP細胞は消されたか??
三。STAP細胞は存在するか??
STAP細胞が存在することで、困る人間は誰だろう?前回も書いたが、STAP細胞とは、作成が簡単でオールラウンダー的役割を持つ細胞である。これがあれば薬は要らなくなり、患者に低コストで投与するだけで皆健康になれる。困る者など居ないであろう。
しかし居る。そうそれは製薬会社だ。彼らは薬を売ることで生計を立てている。薬が無くなった瞬間、彼らは路頭に迷い、会社は倒産するだろう。いきなり「薬に代わる優秀なものが出来ました!!」と言われれば、全力でそれを潰しにかかるのは間違いない。
アメリカのCIAやFBIが絡んでいるという説もある。世界トップ国アメリカとGDPランキング第三位(当時)の日本。もしSTAP細胞が実用化されれば、日本の医学力は世界一位に躍り出、アメリカにとっては不名誉なこととなる。だから彼らもSTAP細胞を潰そうとしたのではないか。
共著者の笹井芳樹氏を殺し(あるいは自殺を誘い)小保方氏に圧力をかけたのだろう。マスコミや警察が、自殺の件にあまり触れたがらないのも、バックに製薬会社やCIAが控えているからだ。笹井芳樹博士は、小保方博士と共にSTAP細胞の論文を書いた人間である。インタビューでは小保方氏の印象が強いが、笹井氏も重要なキーパーソンだ。そんな彼が居なくなれば、小保方氏は研究をやめ、STAP細胞は闇に葬られると考えたに違いない。先ほどの質問に答えよう。CIAや製薬会社が、自分たちの利権を守るために笹井氏を殺し、STAP細胞を消し去った。
最後に。私は今回の超長文を書くために、様々なインタビュー動画を視聴した。小保方氏の涙の会見で、彼女が放った言葉を記しておこう。
「私の論文や研究について、不勉強・不注意で、皆様に本当にご迷惑をおかけしました。 しかしSTAP細胞は存在します。」 本当にSTAP細胞は存在したのか。いつの日か、小保方氏の跡を継ぐ者が現れ、STAP細胞を発見し、そして医学に大きな貢献をしてくれることを、私は願っている。