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ロバート・マローン。コロナワクチンAIDS現象を語る

エプスタイン・バール・ウイルス(EBウイルス)


mRNAワクチン接種したことにより、免疫が抑制される。その結果、接種前まで免疫機能が抑え込んでいたEBウイルスが目覚めて再活性化する。再活性化したEBウイルスは「悪性リンパ腫」を呼ぶ可能性がある。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/97/7/97_1531/_pdf

悪性リンパ腫の中には,特定の ウイルスや細菌などの病原体との関連性が示さ れている疾患群が含まれており,悪性腫瘍の発 症機構や病態解明に感染論からの重要な知見が 得られている.


とこ ろが,免疫不全状態では免疫学的排除機構が欠 如しているため,日和見リンパ腫は全ての潜伏 感染タンパク質を発現したIII型潜伏感染を呈し たまま増殖進展することになる.最近,高齢者 におけるEBウイルス関連Bリンパ増殖性疾患が 一つの疾患単位として提唱されているが,その 中にはIII型潜伏感染を示す症例が含まれており, 加齢による免疫不全がリンパ腫発症に関与して いることが示唆され興味深い.

Simian virus 40(SV40)は,アカゲザルを自 然宿主とするpolyomavirusである.1950 年代後 半に,SV40 に汚染されたポリオワクチン接種を 受けた者から非Hodgkinリンパ腫の発症が高率に 認められたとする報告がある.SV40 のlarge T 抗原が発がんに関与していることは実験的に証 明されているが,SV40 とリンパ腫の発症との関 連性は不明な点も多い.

本稿では,これまでに明らかにされてきた病原体とリンパ腫発症との関連性につき解説した。これらの全ての疾患に共通することは、病原体 感染のみで発症することはなく,生体側の宿主 因子,とりわけ免疫機構の破綻が関与している ことである.感染症やがんに関わらず,様々な 疾患の病態を考察するうえでは,病原因子と宿 主因子との相互作用を理解することが重要であ ることを強調したい.

慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)は大きく1.炎症症状 2.腫瘍症状のふたつにわけることができます。
2.腫瘍症状

慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)は進行すると、ウイルスが感染した細胞をがん細胞に変えてしまい、悪性リンパ腫白血病といった血液のがんを発症します。

背景

エプスタイン・バー(Epstein-Barr, EB)ウイルス(注1)は1964年に発見された最初のがんウイルスです。このウイルスはリンパ球の一種であるB細胞に感染しますが、ほとんどの場合は無症状で生涯にわたって潜伏感染します。しかし、免疫低下や加齢などの要因により、まれにEBウイルス感染B細胞が活性化して悪性リンパ腫を主とする病気を発症します。このEBウイルス関連リンパ腫は強い炎症を伴い既存の治療法が効きにくいため予後不良であることが知られており、新たな治療法の開発が求められています。

用語解説

(注1)EBウイルス(Epstein-Barr virus:EBV)

二本鎖DNAをゲノムとして持つヘルペスウイルスの一種。がんウイルスとしては、パピローマウイルス、肝炎ウイルスの次に罹患者が多い。EBV関連疾患の多くは悪性リンパ腫などの血液腫瘍であるが、稀に胃がんなどの上皮細胞がんや自己免疫疾患も引き起こすことが知られている。

(注2)細胞外小胞(Extracellular vesicles:EVs)

細胞から放出される核を持たない脂質二重膜で囲まれた粒子。中でもエンドソームを起源とし直径50~200nmの小胞をエクソソームと呼ぶ。細胞外小胞はその産生機構や粒子径の違いにより、多種多様に存在する。




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