【デュエマ】超初心者向けアナカラーデッドダムド講習会(動画付き)
ご挨拶
こんにちは、ライターのばんびーIIIです。
この度はアナカラーデッドダムド講習会にお集まりいただきありがとうございます。
近年、「夏に強いデッキ」として環境に度々出現するアナカラーデッドダムドですが、使用者が多くなったことでデッキの使い方やどこが強いのかなどを解説する人が「デッキの概要」をすっ飛ばしている状況なので、初心者の方向けに基礎からしっかり解説していこうと思います。
最近はブラックサイコの巻き込み事故やヴェルデによる煽り運転なども問題になってますし、このまま放っておくとアナカラーデッドダムドが初心者の方にとっつきにくいデッキになってしまうと思います。
そんなわけで「使ったことはないけどアナカラーデッドダムドを知ってるよ」という方や「デュエマ始めたけどどのデッキ使えばいいか分からない」という方々にこのデッキをよく知っていただくために、今回は動画付きでアナカラーデッドダムドについて詳しく解説していこうと思います。
デッキレシピ
ではまずデッキリストと採用カードを紹介します。
フェアリー・ライフ×4
霞み妖精ジャスミン×4
天災 デドダム×4
虹速 ザ・ヴェルデ×4
奇天烈 シャッフ×4
ウマキン☆プロジェクト×4
無修羅デジルムカデ×3
復讐 ブラックサイコ×1
生命と大地と轟破の決断×1
超奇天烈 ギャブル×2
機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」×1
禁断機関 VV-8×1
轟く革命 レッドギラゾーン×3
SSS級天災 デッドダムド×4
GRゾーン
オーマ 丙-二式×2
スカップⅢ×2
ヘルエグリゴリ-零式×2
白皇世の意志 御嶺×2
イイネⅣ×2
天啓 CX-20×2
デッキの回し方
まずは2マナのカードを使ってマナ加速しましょう。
1ターン目に多色カード、2ターン目に単色カードをマナゾーンに置くのがコツです。
もしフェアリーライフとジャスミンのいずれも2ターン目までに引くことが出来なければ、いきなりステップ2から開始となりますので注意。
3マナでデドダム、あるいは4マナでウマキンを召喚してさらにマナゾーンのカードを増やします。
2ターン目にフェアリーライフやジャスミンがプレイできていれば3ターン目にウマキンを召喚できるので、この動きを目指しましょう。
相手がバトルゾーンにクリーチャーを出していたり、デドダムとウマキンのいずれも引くことが出来なかった場合はステップ3から開始となります。
4マナのシャッフとヴェルデを召喚して相手の妨害をします。
シャッフは主に呪文を多く使うデッキ、ヴェルデはクリーチャーをたくさん並べるデッキ相手に使いましょう。
また、ヴェルデはマナゾーンからも召喚出来るので、初手で引いた場合や、相手がクリーチャーを出さないデッキの場合、相手が手札を捨てさせるタイプのカードを使ってくる場合はマナゾーンに置くと有利にプレイできます。
試合中盤、バトルゾーンにステップ2、ステップ3で召喚したクリーチャーが並んでいると思います。
ここから侵略、あるいは革命チェンジを使って攻めていきましょう。
レッドギラゾーンは自分のバトルゾーンのクリーチャー全てアンタップする効果を持っているので、攻撃の順番を工夫すると少ないクリーチャーでもダイレクトアタックまで持っていくことができる優秀なカードです。
ブロックされない効果もあるので積極的に使いましょう。
もし、シールドを全て割るほどの用意が出来ていなかったり、相手に反撃の余地があると判断した場合、一度ステップ4は飛ばしてステップ5に行きましょう。
もし、相手が反撃してくるような状況であれば、デジルムカデを使って相手を攻撃不能にしましょう。
たったの5コストで相手の攻撃が鎮まるのでステップ2、3でつまづいてもデジルムカデをプレイできればまだまだ勝てる可能性があります。
また、ヴェルデやデドダムが攻撃する時にブラックサイコに侵略することで、相手の手札を捨てさせることが出来ます。
ブラックサイコに侵略したクリーチャーはレッドギラゾーンに革命チェンジ出来ないので注意しましょう。
盤面の取り方
このデッキの主流の戦法になります。
相手がバトルゾーンに出したクリーチャーをデッドダムドやレッドギラゾーンを駆使して次々と除去し、相手がカードを使い切ったらシールドに攻撃しましょう。
こちらの動画でこのデッキでどのようにしてクリーチャーを除去しているのかを実践で解説していますので、ぜひご覧ください。
VV-8によるフィニッシュ方法
このデッキ最強のカード《禁断機関 VV-8》を使ってダイレクトアタックを決めます。
デッドダムドやレッドギラゾーンを場に出してVV-8の封印をすぐ剥がし、追加ターンと圧倒的な火力で駆け抜けましょう。
こちらの動画ではVV-8を使った勝ち方を実践を交えて解説しています。ぜひご覧ください。
各種カードの解説
ここからはメインで使うカードを解説します。
デッドダムドです。
手札、墓地、マナゾーンどこからでも侵略でき、相手のクリーチャーを破壊(墓地に置く)、マナ送り(マナに置く)、バウンス(手札に戻す)のいずれかを選ぶことが出来ます。
こちらの効果、実際はほとんど破壊を選択します。相手クリーチャーが「破壊されない」等の効果を持っていた場合に、マナ送りやバウンスを選択しましょう。
相手のバトルゾーンに《洗脳センノー》や《異端流し オニカマス》、《奇石 ミクセル》等の踏み倒しメタクリーチャーがいる場合はこのカードを使えない、あるいは使った時にデメリットが発生してしまうので注意しましょう。
レッドギラゾーンです。
デッドダムドとは違い、革命チェンジでバトルゾーンに出します。
攻撃するコマンドとこのカードをバトルゾーンと手札で入れ替えます。そうすることで手札に進化ではないコマンドを戻すことができるので、その後のターンにもしっかりカードをプレイできます。
また、デッドダムドを侵略させながらレッドギラゾーンに革命チェンジをすることもできるので、自分の場にレッドギラゾーン以外のクリーチャーがいればデッドダムドの効果をたくさん使うことが出来ます。
こうすることで相手のバトルゾーンにどれだけクリーチャーがいてもそのほとんどを除去することができるので、レッドギラゾーンはかなり強いです。
ブラックサイコは「火、水、または自然コマンド」ではないので、デッドダムドのように巻き込んで革命チェンジすることができません。注意しましょう。
VV-8です。動画でも解説しましたが、追加ターンを簡単に取れる上、手札を増やしながら攻撃できる優秀なカードです。
殿堂入りカードなのでデッキに一枚しか入れることが出来ませんが、引いた時のアドバンテージが他のカードより群を抜いて大きいので、手札に来たらすぐに使いましょう。
このデッキはジャスミン、ブラックサイコ以外のクリーチャー全てが水のコマンドなので、場に出すだけで封印を墓地に置くことが出来ます。
侵略や革命チェンジで封印を剥がすもよし、デドダムやヴェルデ、ウマキンやシャッフを出して剥がすもよしと、どんなプレイにも対応してくれる優秀なカードです。
パーフェクトネイチャーです。
マナゾーンから唱えることができる点、コスト5以下のクリーチャーに優秀なカードが多い点からしてもこのカードがプレイできた時のアドバンテージは大きいです。
特に、中盤ではデドダムやウマキン、終盤ではシャッフやヴェルデ、進化クリーチャーを出すことも出来るので、ブラックサイコやギャブルを場に出してどんな戦況にも対応することが出来ます。
殿堂入りカードなのでゲーム中、確実に唱えることが出来ないのが難点ではありますが、それ以外は最強クラスのカードなので戦況をみて「ここぞ」という時に使って対戦相手をブチのめしましょう!
ヴェルデです。
こう見えてこのカードは5文明全てを持っています。
つまり、ブラックサイコに侵略できるんです。
さらに、マナゾーンから召喚できるので、相手の意表をついた動きができます。
そしてなんといってもマッハファイターを持っているおかげで相手のクリーチャーを簡単に破壊できるので、
序盤はミクセルやオニカマスにパンチしたり、中盤にデッドダムドに侵略したり、終盤にレッドギラゾーンに革命チェンジしたりと多彩な動きができます。
マナゾーンから出すのも強いですが、マナが減ってしまうことを考えてあえて手札から召喚するのも強いので状況に合わせて使い分けましょう。
ブラックサイコです。
闇のコマンドが攻撃する時、手札から侵略できます。
このデッキだとデドダムとヴェルデの攻撃時に侵略できます。
バトルゾーンに出すだけで相手の手札を二枚捨てさせることができるので、出すだけでかなりのアドバンテージをとることができます。
積極的にプレイして相手の妨害をしましょう。
ギャブルです。
水のコマンドが攻撃する時、手札から侵略できるので、VV-8の封印を剥がすことができます。
バトルゾーンに出たときに相手の山札から5枚を表向きにし、その中の呪文を自分が打ててしまうという興奮要素の強いカードです。
これでロストソウルやガリュミーズが唱えられたらかなり気持ちいいですよ!
このカードを使う時は相手の超次元呪文を唱えてもいいように、自分の超次元ゾーンにもサイキッククリーチャーを入れておきましょう。
デッキと相性がいいカード
ここからはアナカラーデッドダムドに入れて活躍してくれそうなカードを紹介します。
クローチェフオーコです。
相手が墓地のカードを利用して戦うデッキだった場合、相手の動きを妨害できます。
それだけではなく、タダ出しできる水のコマンドなので、VV-8の封印をとることができます。
そして、侵略や革命チェンジもしっかりできるのでこのカードをデッキに入れることをオススメします。
貴重なブロッカー持ちなので、普段手薄になってしまう防御にも貢献できたりと、かなり器用な一面も持っています。
アダムスキーです。
シールドをブレイクせずに勝利することができます。
相手の山札を0枚にして安全に勝利できます。
そして、アダムスキーで総攻撃しているときにレッドギラゾーンの革命チェンジを交えると、さらに相手の山札を減らすことができます。
パーフェクトダークネスです。
手札から唱えて墓地に置いた後、次のターンにもう一度墓地から唱えることができる優秀な呪文です。
相手の手札を捨てさせて相手の動きを奪うことや、墓地からデドダムやヴェルデをバトルゾーンに出して相手のバトルゾーンを粉砕することもできます。
このデッキが苦手としているミクセルや洗脳センノーも一枚唱えれば最大2体破壊できるので、かなり有利に立ち回ることができます。
かなり器用なプレイができるカードなので、一度入れてみてその強さを味わってみてはいかがでしょうか。
デッキを使う上での注意点
ここまで紹介してきたアナカラーデッドダムドですが、実は弱点があります。
1.速攻デッキ相手:アナカラーデッドダムドはシールドトリガーで逆転できないので、デドダムやウマキンを出す前にダイレクトアタックされるような速度のデッキにはどうすることもできません。
2.メタビート相手:ミクセルやオニカマス、洗脳センノーを出されると侵略や革命チェンジができなくなるため、ヴェルデでいちいち倒さなくてはならず、動きがかなり縛られます。
3.クリーチャーを出さないデッキ相手:相手のクリーチャーを除去して有利に立ち回るデッキなので、相手がクリーチャーを出さないと特にやることがありません。そういう時はシャッフを出したり、レッドギラゾーンの超火力でガンガン攻めていきましょう。
4.カードの値段が高い:デドダムやウマキン、レッドギラゾーンは特に高く、一枚3000円を超えています。4枚入れないとまともに機能しないデッキということもあり、金銭的な事情で組めない方も多いでしょう。こればっかりはどうすることもできず、悔しいですね。
終わりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
アナカラーデッドダムドはデュエマの基礎から応用までを学べる楽しくて強い、良いデッキです。
値段が高いのがたまにきずですが、一度組んでしまえばかなり長く楽しんでいただけると思います。
初心者の方にもわかりやすい解説を心がけましたが、もしわからないことがありましたら、気軽にコメントしてください。
サークルのTwitterも貼っておくので、ぜひ紹介してほしいデッキのリクエストを送ってください。ダイレクトメールにてお待ちしております。オリジナルデッキの執筆依頼も大歓迎です。
デュエマの細かいルール解説の記事や人気デッキの解説など、初心者の方に向けた記事を作っていきますので、これからもよろしくお願いします。
それでは、ばんびーIIIでした。