右膝12
部活の試合で学生審判に行ってきた。跳躍で三段跳びの学生審判をした。学生審判は補助員の役割もあるので、試合の設営から行う。
少し話は変わるが、私の陸上における考え方や価値観のルーツは陸上競技を始めた中学時代に遡る。当時の顧問は漫画のような熱血で、怒った時の姿はさながらサザエさんの波平であった。しかし、陸上についての知識や意識は非常に高く、常日頃から自分の競技のルールはもちろん、多種目のルールも知っていることは当たり前だ。と話していた。彼は私の陸上競技観のルーツ出あるので、私は一般的な人よりも陸上のルールには詳しいつもりである。
しかし、今回の跳躍の設営に関しては全くの素人であった。これまでスターター、投擲(砲丸投げ)、競技者、総務、跳躍(棒高跳び)などいろいろな補助員をしてきた中で本当に初めての経験であったため非常に知的好奇心が湧いた。
だが、自分が競技できない中、審判をするのはこれ以上なくストレスであった。思わず走り出しそうになる気持ちを抑えた。またリハビリへのモチベーションが高まった。
そして、久々にチームメイトに会うことはやはり楽しいものであった。早く戻りたいと強く思った。