仕事
ずっと代わりがきかない仕事がしたいと思っていた。
だけど本当に「代わりのきかない仕事」なんてのは、
ほんのほんのひとつまみだと気づいた。
例えばアーティストとか才能を生業にしているような人たち。
でもそれは、私達大多数に価値がないということではなくて
世の中はそうじゃないと回らないし、これまでもそうやってここまできたのだろう。
ほとんどの仕事は、偉大と呼ばれるひとが死んでも、誰かが引き継いでいく。これまでの状態を継続させようとするか、さらにより良いものにできるように。或いは偉大と呼ばれるひとがいなくなるころにはさらに偉大と呼ばれるひとが現れたり。
大切なのは「代わりがきくかどうか」じゃない。
代わりがいないものにはもちろん価値があるけど、
ふたつ目、みっつ目があるものにも当たり前だけど価値はある。
そもそも価値は見出すものだし。
ゴールは同じでも道のりを大事にしたい。
同じ道のりなら、より満足できるゴールにしたい。
仕事ってそういうものなのかなって思う最近です。