SideM 8thStageに行ってきたというお話 day1編
みやけと申します。なんか今回ライブレポをたくさん見かけるので、新参とも古参とも言い難い身ではありますが書いてみようかなと思い筆をとりました。スマホですが。
Mのアニメはリアタイで見ていたのですがその際はゲームに触れることはなく、コロナ禍全盛期に3rdが無料公開されていたのを機にゲームにも触れるようになりました。なんやかんやあって今はFRAMEと神速一魂を担当しております信玄誠司Pです。テンプレ男性Pじゃねえか。
day1
開演までの色々
会場に行く前にせっかくなので久々にSPA EASに行ってきました。程よく高級感があって落ち着きます。
スパでのんびり身を清めてから会場へ。西口側から歩き始めたのもありますがそれなりに距離があるように感じました。
フラスタも見ようかと思いましたが、そもそも着くのが割と遅かったのに加えて長蛇の列。こちらはスッパリ諦めて場内へ。
7th横浜で現地を一度経験しているので、ペンライトはTake a StuMp!の順に並べてありました。……が、順番をチェックしていると何やら色味がおかしい。不安を抱えながら開演。
1. Hands & Claps!
たのし〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜^。^
わたし音楽の好き嫌いが激しくて、悪く言えば無難な感じになりがちな全体曲がぶっ刺さることは基本的にない方です。この曲についても試聴が出た時は「まあスタンプほどではないな〜」と感じておりました。
これが振り付け覚えて会場全員で踊り狂って、キャストの皆さんもニッコニコで歌って踊って、となったときに楽しいのなんの。でも初見で間奏のSay Yeahは無理だと思います。
2. SPARKLE SIGN
ところで今回お当番はドラスタでしたね。day1は全員揃ってるのがドラスタとFRAMEだけで、ドラスタは6th東京day2と最近やったばかりだったので完全にFRAMEだと思ってました。
終わってみればこれはこれで良かったな〜と思いますが、この時点では「最近やったのにドラスタか〜」と感じていたのが正直なところです。
というところにMCなしの不意打ちを濱さんが喰らわせてきました。やりやがった木村ァ!
MCなしィにするかどうかはさておき自分がセトリ組んでもこれはトップバッターにすると思います。
FRAMEの49Eは他2名がしっとりバラード系なので木村の明朗快活な面が際立っていて、それにバックダンサーもついてより元気を貰える一曲になりました。
とはいえ木村の内面も細かく描写されてるこの曲。「傷を知ってたぶんよかった 涙にそう寄り添えるから」のところの濱さんの歌い方はそういった部分もしっかりと表現されていて分かり手だなと思いました。
3. 熱情! Burning Voltage
この並び俺が考えた?その2。逆にお前はもうちょっと後だと思ってたぜ!!
こちらもバックダンサーありでしたね。サイスタ的に言うと益山さんがレベル25、ダンサーさんがレベル28の譜面を踊ってる感じでした(は?)(ところどころ音ゲー脳なのはご容赦ください)
とはいえ益山さんのダンスも朱雀らしくしっかり振りの多いものでした。ダンサーさんに負けないくらいやるぞという意気の表れなのか、特に終盤はかなり熱が入って珍しく上ずる場面もありました。(益山さんはライブの音程かなり安定している部類のでアーカイブ見てびっくりしました)
曲の話をします。49Eの全体的な傾向として、オリピが良くも悪くも「キャラソン」が多かったのに対して、キャラのことを知らなくてもスッと歌詞が入ってくる、かつ知っているとより深みが出てくるという曲が多いと感じています。
朱雀はプロレスのようなフィクションの中の悪人ではなく、本当の悪人を改心させるためにアイドルになりました。「どんな奴でもさ導くのが本当の強さって知ってる」「どう生きるべきかもうわかるはずさ」という歌詞には、自身の願いがそんなに簡単なものではないと理解しつつもそこに向かって邁進していきたいという朱雀の決意を感じます。
そこでカメラアピールしてたのと、最後の「だろ?」の後にウインクしていたのは現地では全然見えてませんでした。アーカイブ見て益山武明ーーーーーー!!!!!!ってなりました。
はい、私は、紅井朱雀を演じている益山武明の、顔面が、めちゃくちゃすきです
あっあとBurn up地帯で腕振るたびに炎出るのよかった
7. アトモスフィア
これはday2で感じたことですが、花道に包囲されたアリーナ席ってメインステージはそれはもうめちゃくちゃ見える一方、センターステージで正面見て歌ってる人の顔は見えないんですよね。
ところが1サビの「オレンジに空染め沈んでいく眩い太陽が」という部分、熊谷さんは後ろ、つまりその席の方を向いていました。
あくまで歌詞の太陽と月を表現したものというのは理解しているのですが、期せずして一人でも多くに言葉を届けたいという英雄の思いとリンクした振り付けになったのではないでしょうか。
なんなら2サビで歌えなかった部分は感極まってしまったのかと思っていました。なんでも都合良く解釈したもの勝ちです。
「あの飛行機のよう」から始まる夢女子カメラ(?)も良かったですね。6thのロマシェを思い出す演出ですが、良い文化はどんどん引き継いでいってほしいですね。
「じわり揺れるその瞳の」「君のそばにいるのさ」の高音で力が入るところも音源以上に感情が篭っていていました。
アーカイブのコメ欄に英雄の彼女とベンチ志願者がいっぱいいて笑いました。
8. Tick Tack Voice
正直アトモスフィアの時点で相当泣いていたので、チクタクのイントロが流れた瞬間「ヴエェェゥァ」みたいな奇声めいた嗚咽を発してしまい、すみません。割愛しましたがオーロラモーメントからの流れ殺意が高すぎませんか?
休みの日に家で二人でゆったりと過ごす時間みたいなイメージでしたが、慣れ親しんだ帰り道をゆっくりと歩くような背景映像も良かったです。
Swing Your Leavesすら力いっぱいという感じで歌い上げる信玄誠司がどうしようもなく好きなのですが、歌唱だけではなく振付もやっぱり大振りでした。好き。
2Aメロの「でも人らしい感情だって」のところでちょっと笑ったの演出ですか?罪な男…!
間奏の振付も想いを噛み締めているようで印象的でした。というかこの曲そんなに振付あるんだ!?ってくらい。アトモスフィアくらい歌に集中するものと思ってました。
落ちサビの「笑ってくれ」と最後のやりきった笑顔で寿命が延びました。
MCでは噂に聞く「かわいい」コールもできました。他作品でも色々とお世話になっている増元さんに想いをぶつけられたという意味でも現地行けて良かったです。想いをぶつける言葉が「かわいい」でいいのか?でもかわいい言われて照れ笑いする増元拓也かわいいからな……
10〜25. みんなで歌おう!SideMメドレー
運命光年の「思い出になれ」まで歌ってしまってすみません
というのはさておきバーニンクールのオイオイも勇敢のFRAMEコールもやらせてくれるんですか!?現地2回目で!?
なおバーニンクールで完全に神速の喉になってしまい、FRAMEはクリーチャーみたいな声で呼んでしまい、すみません
アトモスフィアでも言いましたけど勇敢で熊谷さんが「君はBraver」のところでくるっと回ったのが全員に届ける気概伝わってきてよかったです。
ムンナイのドカ沸きには本当にビックリしました。コールして当然みたいな存在のクセして地味にコール覚えるの難しいのでモニターにカンペ出てるの助かりました。それはそれとしてドラスタ自由すぎ
会場にいるときは気付かなかったのですが、噂に聞いていた増元拓也のもっふも期せずして回収できたんですよね。遠くてよく見えなかったので「回収したんだな〜」くらいの気持ちでした。day1は。
あとFFFでぴょんぴょんしてるFRAMEかわいい
26. リトルマイシューズ
day1の優勝これです。
ダンサーさんがバチバチのダンス始めた時は「有効活用してるな〜」くらいに思ってたけど古畑さんが出てきて全く同じダンス始めた瞬間それはもう沸きました。さっきのサイスタ比喩だと古畑さんもレベル28(曲中はちょっとだけ簡略化していたのでリードリときみはーとくらいの差はあったかもですが)(本職音ゲーマーにしか伝わらない例えやめろ)
古畑さんははるかぜバトンの高音に苦戦されてる印象があったのですが、今回は歌も相当安定されてました。あれだけバキバキに踊りながら?反省点どこ?
「あらわる!ニュースター」のところでダンサーさんが真ん中をよけて古畑さんが前進してくるところもニクい演出。
誰よりもダンサーさんをつけている意味が大きいパフォーマンスですよね。「どんなすげーヤツだって負けてやらねーぞ」ですし。その上で最後は音源にないロングトーン(これのこと遠吠えって行った人天才?)からの「どーだ!!」、叫ばないわけがない。
ダンスラッシュにダンスガイドつきで収録してください
27〜29. ドラスタ歌うめ〜地帯
ドラスタ歌うめ〜。
冒頭で3rdを見た話をしましたが、見る前は「ゆうて声優のライブだしそんなに上手くないやろ」と思っていたのですが、その先入観を破壊したのがスタセレの歌い出しだったんですよね。歌うますぎて笑っちゃいました。
特別すげえ推してるわけでもなければ全部の曲が好きなわけでもないのですが、こういう部分でもドラスタあってのSideMだなあと思います。
歌うめ〜。あと曲も初聴きだったけどよかった。
32. 今宵、笑むように
ピンクが…………つかない!!
冒頭で話したペンラの不調、メモリー機能がバグってるだけかと思ったのですが、普通に色んな色の発色がダメになってました。
それでも他の曲は誤魔化せたのですが、彩のピンク?紫?だけどうしようもなくて、1番の間一生焦りながらペンラいじってました。
ので記憶はアーカイブで補完したのですが、ダンスはダンサーさんに任せてスタンドマイクで歌に全集中する選択がとれるのもバックダンサー制の良いところですね。
非常に堂々として安定感のあるパフォーマンスでした。この曲だけダンサーさんが和装ちっくなのも良き。
33. SASH OF SMILE
タオル出してねえ!!
汗っかきなのでタオルは常備していたのですが装備はしていませんでした。イントロは諦めて1Aメロ入った瞬間にリュック漁りました。
隣の人にぶつからない限度を守るのが大変ですがタオル楽しいですね。ナーナー歌うのも楽しみにしてたので思いっきり歌いました。
Cメロでピースしながらめっちゃバテてる顔したダンサーさんがいたのが面白かったです。ちなみにダンサーさんの中では彼が一番好みです(何の話?)
35. you're
ヘッドセット使う曲だったんですかこれ!?
汐谷さんは外見の北村感が強くて本人がいるかと錯覚するほどですが、繊細な振付も相まって普段以上に北村だった気がします。
背景映像も天才でした。筆跡の彼方では原稿用紙に丁寧に認められた文字なのに対して、こちらのサビでは滲んで歪んだ文字がバラバラに表示されるという表現で北村の内面を見事に描いていました。
We are サイパンって何?
36. 素敵にCon grazia!
パーティはこれから〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!(最終盤)
7thで既に披露された(なんなら現地で見た)曲ですが、バックダンサーも入ってさらに華やかになりました。シャンデリア降臨前に4人で乾杯!グビィ!してるのが好きです。
シャンデリア降臨後は上から来るのか!?って謎の身構えをしてました。普通に正面でした。
共通衣装でズラッと並んで踊られると本当にホストクラブみたいですね。ステージをホストクラブに変える男(20)。多幸感のあるエンディングでした。
38. Take a StuMp!
結局ペンラの色味はずっとダメでした。ユニットコールできたのは嬉しかったですがペンラがダメだったのは悔しい。day2でのリベンジを誓いました。
39. DRIVE A LIVE
コールが存在するのは知っていたのですが、音源に存在しない上に歌に被せるのはちょっと……と思っていましたし今でも思います。
やってみれば楽しいは楽しいんですが次からは歌に被るところだけサボりたいです。
という冷めた発言をするくらいこの曲に対する感情は今までありませんでした。
が、最後に仲村さんからお前らも歌えとの煽り。最後の歌詞は「未来はそこにあるよ」。歌いながら思わず泣きそうになりました。
ゲームという気軽に推せるプラットフォームが立て続けに無くなった今も、SideMというコンテンツは続いています。
そこまで興味がなかったファンコンも見てみると面白く、ストーリーは文句なしの大ボリューム。連動ストーリーと共に情報が解禁されていく周年ライブ。
そして自分が最も重要視している音楽については、この日新しいCDシリーズが発表されました。
ゲームがなくなったくらいでSideMの未来は潰えたりしないというのはずっと感じてきましたし、「未来はそこにあるよ」と歌った瞬間に改めて実感させられました。
これからもSideMを好きでいることはやめずにいようと思いました。
ちなみに最後のアイマス最高コールがWe are 315コールになっていたのは自分もやりました。こっちの方が思想が強くて好きです。
終演後
現地のフォロワーさんと最後に会おうとしたのですが会場出口の電波では無理ゲーでした。なんやかんやあって場内の方が電波が無事なことに気付き、LEVEL5のフードコートで座ってお話しました。
モバエムのリリース初期からやっている古参Pの方なのですが、ライブに来るほどハマってくれてありがとうみたいなことを言われました。
自分の好きなコンテンツに周りの人も触れてくれるというのはいいものですね。実際その方がずっとSideMの話題を流してくれたからこそ、私がPになる以前からSideMのことを頭の片隅に置けていたというのは大きいです。
好きなコンテンツの話題はどんどん発信していくべきですね。そう思うだけでもこのnoteを書いてよかったと思います。
ちなみにこのとき私は「クラファ新曲濃厚」発言をしたのですが、「FRAMEもあり得るのでは?」と返されました。FRAMEオタクの明日はどっちだ!day2に続く!
本当はday2まで書き切りたかったのですが慣れないことして疲れたのでいったんここで筆を置きます。day2はまた今度書きます