【オリジナル】4cNEX覇道 解説
はじめに
ちゅうえいさんの以下の記事が非常に面白く、このデッキ回していたところファイナルストームとガイアッシュの噛み合いが良さそうとのことで最近流行のガイアッシュ覇道と融合させたものが今回のデッキとなる。なお、都合上ファイナルストームは抜けてしまっているが元のリストの時点で素晴らしい構築なので皆も回して欲しい。
デッキリスト
各カード解説
メンデルスゾーン 4枚
異次元のマナ加速カード。現在のリストでは非ドラゴンは5枚で2ブースト成功率は80%超えとなり割と信頼のおける加速カードとなる。一応5でも動ける札があるが基本6で動く為3ターン目に多色を置きながら打っても充分である。
ボルシャック・栄光・ルピア 4枚
メンデルスゾーン同様のマナ加速カード。なおこのデッキではバルキリールピアの進化種になるのが非常に強くとりあえず置いておくだけで強い。しかし、強いとはいえ無計画に連打するとマナ加速が強制の為サーチしたいカードが落ちてしまう可能性があるので注意すること。
龍罠エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ 2枚
単色かつドラゴンで基本することの少ない5マナのタイミングでリソースを伸ばせるカード。また、最近よくガイアッシュ覇道に入っているVANやメヂカラ下であっても下の呪文で除去しながらNEXを走らせることができる上下共に器用なカード。
生命と大地と轟破の決断 1枚
カツキングの射出は当然として栄光バルピと出すことでマナの損失も少なく走り出せる実質NEXの5枚目となるカード。運がよければバルピで山を混ぜてから栄光で加速すると帰ってくるかもしれない。なお、出すモード以外もそれなりに使うので吟味して使うこと。
凰翔竜機バルキリー・ルピア 3枚
NEXダンテの軸だと基本4枚採用カードだが踏み倒さずとも出せることが多く削ったカード。なによりNEX以外にも栄光ルピアと相性がよく白マナがあるなら手札に来ても困らずむしろ抱えてもいい。山の確認時は基本ダンテを持ってくるが盾確認は当然としてデッキにあるバルピの残量を特に確認しておくこと。でないとNEXを出して走れるのかどうか分からなくなる。また種族進化なのでジョー星とフロッガを無視できる点は優秀。
切札勝太&カツキング -熱血の物語- 4枚
価格通りの強さの圧倒的な切り返し札。色が優秀の為即1ターン目のマナ置きしたくなるがメンデルから繋がり苦手な赤単相手に3ターンキャストすることで盤面を荒らしたりできるのでよく考えること。ダンテを戻して再度ダンテをするなど可能なら常に1枚抱えておきたいくらい優秀なので文句なしに最強。
ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム 3枚
メタカード処理班。どうしてもジョー星を処理したくてバルピから持ってくることもあるがそんなにない。また忘れがちだが相手の小型が多いなら上で出す選択肢もあることも忘れずに。一応バルピに進化できる。
メガ・マナロック・ドラゴン 1枚
実質EXターン。NEXバルピダンテして結局打点がたりないのでそのまま攻めきれないなどの問題解決カード。引けているならマナロックから入ることで次ターンにダンテ+マナ縛って5点で決めて実質勝ちみたいな。結局のところランデスは最強なんだね。
ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク 4枚
デッキの核。受け札でもありながら確定でダンテをサーチして反撃を許さない3点を決めるカード。カツキングも返しのガイアッシュも許さないので通常のガイアッシュ覇道によく刺さる。たまに硬直した盤面でスパークの手打ちをしてタップキルなどもする選択肢もある。なおブロッカーなどで3点きめれなさそうな時にチェンジしたダンテの効果で下のスーパースパークを打つ小テクはNEXダンテ好きには常識のことだろう。
流星のガイアッシュ・カイザー 4枚
効果もりもりの覇道が流行った理由のカード。色の都合上置くことになる場合が多いが可能なら一枚は抱えて威圧したい。また6マナ到達時点ですることがない場合ポン置きするだけでかなり強いので積極的にだしていこう。
闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ 2枚
墓地メタカード兼9,10枚目の加速カード。フルパワー構築にする場合後述の「決闘者・チャージャー」などになる。また、使うことはほぼ無いが上面は貴重なマナ回収カードで栄光メンデで落ちたダンテを回収できることは覚えておくといい。
音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」2枚
呪文コンボ系や5cなどへの回答札。2枚採用することで永久に回し続けることができる。ただパワーラインが案外低いので打ち負けることがしばしばあるので注意。また下側の呪文は打って強いのが緑決断かスパークくらいしか採用されていないのでどうしても3枚ドローしたい場合以外はあまり使わない。もし使う場合はガイアッシュケアを忘れずに。
蒼き団長 ドギラゴン剣 1枚
バルピから持ってくるダンテに次ぐ第二候補。ダンテした次のターンにガイアッシュかカツキングと投げて最後に打点増やして詰めるのが主な仕事。このデッキだとオマケのように書いてる多色SA化が一番強い効果に感じる。
時の法皇 ミラダンテXII 1枚
メインコンセプト。ガイアッシュやカツキングをきにせずぶちかませる必殺カード。呪文を打つ効果も突っ込む際には活躍し流石殿堂カードといったところ。慢心しすぎて相手の緑決断を見逃すなどがないようにしつつ安全に攻めよう。また相手にミクセルがいるとバルピと合わせて無限ダンテに突入できることがあるので覚えておくといい。
勝利龍装 クラッシュ“覇道” 4枚
ガイアッシュと合わせて脅威的なシナジーを起こすカード。4マナ2点EXターンで詰める時に安全にプランを立てやすく、主なメタ対象のキャンベロを突破できる。革命チェンジと違いジョー星も特に影響を受けずガシガシ殴っていけるので破壊以外の除去のないデッキにはドンドン突っ込もう。せがれには弱かったりガイアッシュと一緒に無理に抱えようとすると単色おけなくて困るのであくまでサブプラン程度に考えておくといい。
採用候補
フェアリー・Re:ライフ
初動兼単色カード兼受け札。このデッキの単色枚数が13枚とかなり少ないのでどうしても単色が欲しいとなる人はメンデルと交換してもいい。しかし多色の事よりも2-5とつながる方が成功時のリターンが大きいのでメンデル推奨だとは思う。
大地門ライフ・ゲート
赤単憎し、受けがもっと欲しいと切実に願う人向け用カード。入れ替え先は龍罠エスカルデン。なおこれと2枚入れ替えた場合メンデの2ブ成功率を9%下げてST率を9%上げることになる。どっちをとるかは環境次第
八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣
初動兼ガイアッシュ対応の後半引いて強いカード。入れ替え先はステゴロカイザー。墓地メタをしなくていい環境の場合こちらか下のカードが優先となる。墓地退化が流行っている場合はステゴロとラフルルをサーチで対応していこう。
ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー
初動で打って手札が増える可能性を秘めているカード。枠は同じくステゴロで神秘の宝剣との優先は趣味だと思う。どっちも強いので自分に合う方を採用しよう。
龍の極限 ドギラゴールデン
革命チェンジの追加選択肢。バスターじゃあどうにも突破できない盤面を飛ばし、ついでに返しを若干止めれるカード。必要な場面が多いと感じたら採用を検討する価値はある。
「修羅」の頂 VAN・ベートーベン
最近の環境だと出すと詰むデッキが多いカード。交換枠は覇道枠1枚ぐらい。ガイアッシュ前提だが必要な時にバルピからサーチしてこれるので入れても1枚程度でいいと思う。ただライフゲートやマクスカルゴ・トラップで切り返されるので慢心はしないこと。
戦績
第94回DM新倉敷CS 準優勝
第10回SUIカップ BEST16
おわりに
CSでの使用回数は友人の参戦を含めまだ2回なのですがなかなかの結果を残せたと思います。ちなみにどちらの敗因も初動10枚で5ターン目まで引けずモジモジしてる間に倒されたのが原因です。先行初動10で引ける確率が89%、11枚の場合91.6%なのでそこを詰めるのか自分を信じてデッキパワーを維持するのかは任せます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
この記事を読んで誰かの新たなデッキ構築の参考になれば幸いです。
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