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サブカル一人語り( 漫画、ラノベ編)

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ツカモト シュンが勝手気ままに一人で語るコラム、雑記。 基本一つの作品をテキストにして、サブカルチャーに関して語っていくスタイル。 漫画、ライトノベルなどをまとめたマガジン。
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2021年9月の記事一覧

『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』から見えてくるモノ ~出版社がリンクしない作品

「抱かせろ」 昨今であれば、このワードだけで何の作品か分かってしまうほどの言葉である。日常では使う機会というのはイレギュラーな場面ではあるが、エロい作品では割とありふれた言葉である。それなのに、今この言葉を聞いて思い付くのは、確実にあのコマ割りである。 ただ、それは来年といわず、数ヶ月後には薄れていくのも必然であろう。だからこそ、未来のためにもソースは残す必要があるかもしれない。 (TwitterでのPRが無くなったので、画像を引用) インターネットミーム化しているこの

ナーロッパの議論はSNSの数字? ~育てるべきは作者か、読者か

ここ最近、なろう系ヨーロッパ感、ナーロッパに対しての議論がまたTwitter上のTLで見受けられるようになった。これに対して自分もまとめて、何か語ろうかと思っていた。 しかし、その考えをまとめていく中でこの議論の根底は、中身よりも結局はSNSの数字に惑わされた口論ではないかと思えてきた。 そう考えていくと、なろう系に関係する議論というか話題は結局の所、数字でしかない。そして、それは作者側だけでなく、受け手である読者もそこに惑わされている。 だから、今回の議論にしても、数が

『このライトノベルがすごい!2022』がヤバイ!! ~偽マフティー、Vtuber湊あくあに投票できる本年

今年のインターネットミームに置いて、偽マフティーは外せないだろう。 劇場アニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が公開というか、冒頭の15分53秒が無料で公開されたこともあり、一躍有名になって、ネタにされて拡散された。 また、偽マフティーと同様にマフティー構文と呼ばれるインターネットミームも存在する。この双方の関係性は同じ作品がネタでありながら、発生元が大きく違っているので、源流を見るとややこしい部分がある。 どちらにしろ、マフティー構文、偽マフティーはインターネット