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サブカル一人語り( 漫画、ラノベ編)

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ツカモト シュンが勝手気ままに一人で語るコラム、雑記。 基本一つの作品をテキストにして、サブカルチャーに関して語っていくスタイル。 漫画、ライトノベルなどをまとめたマガジン。
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2020年4月の記事一覧

『魔王様、リトライ!』から見える昭和テイスト【+追記】

【この記事は2019年10月8日に投稿された動画を元にしたモノになります】 今回は2019年夏アニメ『魔王様、リトライ!』のアニメ版のレビューとなります。この作品は自分を始めとして多くの人がハマった、珍しいなろう系作品と思います。しかし、全てが全ての人にハマれたかは別ではあるですが。 それで今回はその魅力、なぜハマれたのかという点を3つのテーマに分けて語りたいと思います。 1.昭和臭が漂う作品 2.スローテンポと再構築 3.なろう系ながら、非なろう系 1.昭和臭が漂う

龍が生き続ける国での「小林さんちのメイドラゴン」

以前、耳にしたことがあるのだが、『小林さんちのメイドラゴン』(著者:クール教信者)のアニメが中国というか、中国の動画配信サービスで人気だと聞いた。 原作も 一応、簡単にあらすじを言えば、『小林さんちに来たメイドはドラゴンだった』以上となる。いや、タイトルを少し丁寧にしただけだが、本当にこれ以上のことはない。 実際、アニメ公式サイトのあらすじも、もう少し情報が多いだけで対して変わらない。 しかし、このタイトルで作品の要素は分かる。なろう系なタイトルよりも短く、単純明快である

『86-エイティシックス-』の小説として優れた点はアニメに不向きな点である

■『86-エイティシックス-』がTVアニメ化が決定してから、先日書いた記事のPV数が倍増していた。 この作品を読み終えて後で、感じた違和感に対して検索しても解消してくれる記事がなかった。だからこそ、自身でその違和感の正体を掴み書いた訳であった。 ともあれ、自分と同様な違和感を持った人が見に来た人がいるからこそ、PV数の増加に繋がったと思っている。 ただ、その全体PV数は大したレベルではないのですが。 それでもTVアニメ化が決定してからのPV数増加は明らかである以上、その重要