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学級通信 振り返りジャーナルの活用②

 noteを見ていただきありがとうございます。小学校教員生活13年間で2400枚の学級通信を発行してきた経験を元に、主に学級通信に関することを発信しています。
 学級通信に関してのご意見や交流などぜひ繋がってくださいますようお願いします!

 以前、「学級通信」との相性がよい実践「振り返りジャーナル」について記事を書きました。(だい間隔が空いてしまいました)
 今回は、もう少し深掘りをして書いていけたらと思います。「学級通信 振り返りジャーナルの活用①」を読まれていない方はぜひ、読んでから今回の記事をお読みいただけると幸いです。

 また、まほろばメンバーのひろきさんの記事にも注目です😊
振り返りジャーナルを活用した実践が書かれています!要チェックです。


①振り返りジャーナル

 振り返りジャーナルを通して養いたい能力や姿は著書にいくつか紹介されています。

・「振り返り」の習慣化
・成長の記録
・児童と教師との繋がりをもたらすツール
・「メタ認知」の力を高める

などです。

多様なテーマを教師が設定し、毎日教師宛に文章を書くというもの。
それに対し、教師はポジティブなフィードバックを行います。

 しかし、ここで気をつけるのは長々と返信を書かないこと。
「おお!」「ナイス!」「いいね!」「なるほど!」「good!」「ステキ!」など短い言葉でフィードバックをするようにします。

毎日書く。
簡易的でポジティブなフィードバック。

 ここを理解して次に進みましょうー😊

②用意するもの

①筆記用具
②裁断したノート

キャンパスノートを半分に裁断したノート

 基本的に横罫線のノートを活用します。
半分に切ることで、書く文量もそこまで負担になることがありません。
 書く時間を5分〜10分間に設定するので、学年に応じて見合った行数のノートを選ぶのをお勧めします。
 また、ジャーナルを書く際は、「1ページに収める」という制限を課しています。テーマによって書く分量が増えたり、数行のみなんてこともありますが、基本線として「1ページ」としています。

③テーマについて

 児童が1日の一部分を切り取って考えたり、改めて自分のことについて俯瞰視したりできるテーマを設定します。
 テーマは朝の段階であらかじめ把握できるようにしています。(たまに提示し忘れてしまうこともあります😅)
 テーマを示し、アウトプット前提で1日を過ごすことで、質を上げる狙いもありますし、ある程度見通しをもてたほうが、書くことに抵抗がある児童にとっては取り組みやすいと考えるからです。

 今年度の4月から提示したテーマをいくつか載せます✏️
・先生に知っておいてほしいこと
・当番決定!どんなことに気をつけて取り組む?
・明日は委員会。どんな姿で臨みたい?
・パドレットを使ってみて
・授業参観への意気込み!
・1ヶ月経過。かっこいい人ってどんな人?
・自分の当番活動への取り組み、100点中何点?

など、ほんっっとにテーマは多様です。
学年で取り組む場合は、ぜい、テーマの共有なんてしてみるのもいいかもしれません!引き出しは何個あってもいいですからね😊

④タテの繋がりを生む

 ここまでで、「振り返りジャーナル」の概要をご理解いただけたでしょうか?
毎日…ということで負担と感じられる方もいるかもしれませんが、メリットの方が数段大きいと感じています。
 その中でも、僕が実践を重ねて一番いいなあと思っていることは「繋がり」が生まれることです。
 なかなか全員とゆっくりと話をしたり、関わったりするのが難しいからこそ、振り返りジャーナルを通して児童と会話のキャッチボールができる感覚です。
 普段口数が少ない子の考えていることが分かったり、やんちゃなあの子の真剣さが垣間見えたり…いろいろな角度から学級の児童を見つめることができます。

 そして、児童が紡いだ言葉を「学級通信」に載せることで、さまざまな想いを共有することもできます。児童の言葉✖️学級通信は相性抜群です!
 きっと、学級経営の一つの柱になってくれること間違いなしです😊

 ぜひ、この記事が「振り返りジャーナルを始めたい!」と思っている方々の背中を押せれば幸いです。
 実践について疑問などありましたらお気軽にお問い合わせください!!


 最後になりましたが、宣伝です!
まほろばメンバーが輪番で、学級通信に関する記事をアップしています。約50近くの記事が上がっていますので、ぜひご覧いただけると幸いです。
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