学級通信 1年を振り返りながら
別れ、終わり、最後。
この時期になると、一つの区切りをより意識するのではないでしょうか。
一見、マイナスのように感じる言葉。
しかし、人のことを改めて想ったり、今までの自分自身を振り返ったり、別れを惜しんだり…そのような心の動きは人生をより豊かにするものだと思っています。
また、別れ、終わり、最後があることで、今まで過ごしてきた時間に新たな彩りを与えてくれるような気がします。
出会いがあるから別れがある。
その別れに、「学級通信」で何を伝えるか…書いていきたいと思います。
はい。百聞は一見にしかず。
ということで、以前書いた通信を載せます。
もう十分伝えてきた。何もいうことはありません。
と、潔く身を引きたいところですが…どうしても気持ちが入ってしまいますね笑
僕は難しい話ではなく、シンプルに「感謝」「エール」を送るように意識をしています。
日頃から、感謝の気持ちはあの手この手で伝えます。いろいろな方法でエールを送ります。それはもちろんなのですが、「別れ」というスパイスも加わり、さらに伝わりやすくなるのかなあと思っています。
というか、純粋に伝えたいんです。
先生だからセーブするべきじゃないかとか
引き止めることにならないかとか
感傷的になっていいのかとか
いろんな意見はあると思います。
1年間多くの時間を共にした児童、学級に
この職業に就いてよかったと思えた瞬間に出会えたことに
多くの場面で支えてくださったであろう保護者の方々に
「感謝」を伝えたいのです。
自分に関わってくれた人たちを応援できる人でありたいのです。
最後の「学級通信」、固く感じますが、言うなれば「手紙」のような感覚です。
絶対に外したくない、言いそびれがないように書く。そんな感じです。
そして、僕は学級を閉じる前日。
最後の授業と称して、思い出や成長を振り返る時間をとります。
その一環として、「最後の学級通信」を配ることがほとんどです。
最終日は短縮日課に加え、修了式、事務的な連絡、通知表渡しとやらねばならないことがたくさんあるのも理由ですが、前日の最後の授業でさらに気持ちを高め、最後の1日を過ごしてほしいと思っているからです。
たくさんのことを乗り越えた1年だったはずです。
あの子の関わりに頭を悩ませた日もあったでしょう。
自分の指導力不足を嘆き、もっと学ばなければと奮起した日もあったでしょう。
児童の成長を、同僚と共に語らった日もあったでしょう。
そんなことを思い出しながら、「最後の学級通信」を作成してみてはいかがでしょうか?
きっと、言葉は届くはずです。
少しでもこの記事を読まれている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
小学校教員生活13年間で2400枚の学級通信を発行してきた経験を元に、主に学級通信に関することを発信しています。
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