学級通信 「今」にフォーカス
noteを見ていただきありがとうございます。小学校教員生活13年間で2400枚の学級通信を発行してきた経験を元に、主に学級通信に関することを発信しています。
学級通信に関してのご意見や交流などぜひ繋がってくださいますようお願いします!
僕が所属している令和時代の教員オンラインサークル「まほろば」が「学級通信」についてさまざまな視点から記事を書いています☺️
学級通信は「学級経営」や「教師の在り方」と密に関係してきます。
そのため、学級通信を発行している方もそうでない方も、ご自身の考えが深まったり、新たな視点を獲得できるかもしれません。
ぜひ、ご興味ある方ご一読いただけたら幸いです。
そして、スキ、フォロー、シェアもどしどしお願いいたします!!
「今」をちゃんと見れているだろうか。
学級通信を書いていると、そんな問いを自分に投げかけることがあります。
どれだけ素敵な未来を描いても
過去を教訓に決意しようとも
最も価値のあるのは「今」。
児童にも、大事なのは「今」。「今」を積み重ねていくしかない。ということをよく伝えます。
「今」自分はどう在るべきか、どう在りたいか、どうするか…そこを考えて行動していくこと、言葉として発することが重要だと…
「学級通信」はそんな「今」を切り取って伝えます。しかし、児童と生活を共にする中で、全てを見ることはできません。気づけることも限られてきます。
僕はその至らなさがあるからこそ、人一倍アンテナを高くするために、ミッションとして「書いて伝える」ことを課しています。
それでも、伝えられることってほんの少しだなあと毎年思います。「学級通信」は義務ではありませんから。そこだけに時間を割くのはよくないですよね。
教師目線で見ると、35年教師をするとして、今関わらせてもらえている学級は35分の1。キャリアによってはずっと担任をできるわけではありません。
しかし、児童や保護者の方々にとって大切な大切な一年。
だからこそ、35分の1ではなく、1分の1。1年勝負。やり直しはきかない貴重な時間。
じゃあ「今」伝えなきゃ。そう思います。
義務ではない。それはそうなんだけど、義務感にも似たような思いにかられます。
児童の優しさに感謝を伝えたい。
児童の変化に感動したことを伝えたい。
あなたがそこにいてくれることが何よりも大切だと伝えたい。
勇気ある挑戦にエールを送りたい。
忙しい毎日の中で、児童との毎日が当たり前すぎて、伝えることを忘れてはいないかって思うんです。
児童への思いが強すぎて、未来ばかり見ていないかって。
過去の情報に振り回されて、変なフィルターがかかってないかって。
だから僕は、「今」をちゃんと見れているかと自問するようにしています。どれだけ上手くいっていようが、手応えを感じていなかろうが、「見ているか」「伝えているか」と。
そうやって「今」にフォーカスすると、よりよい成長を願い、たくさんの方が児童に関わってきたんだと実感します。
要するに「今」を創り上げているのは、決して僕だけの力じゃないってことです。
成長を喜んでもらえたり、いけないことを叱られたり、挑戦を応援されたり…これまでのたくさんの「今」が価値あるものとして児童に積み重なっているんですよね。
ありがとうの大切さも
命の尊さも
仲間と手を取り合う素敵さも
挑戦することの意義も
たくさんの方達が価値づけして、伝えて「今」に繋いできてくれたんです。きっと。
だから僕も目の前の「今」をちゃんと伝える。
自分の言葉でちゃんと伝える。
伝わるようにコツコツと関係性を築く。
今伝わらなくても、たっくさんの大人が想ってくれていたことにいつか気づければいい。
そんな思いもあり、僕は学級通信を通して「今」を伝えることにこだわっていたい。
当たり前のようにある「今」に僕と児童だからこその色をつけたい。
今日も明日も
僕の言葉で今伝えよう。
板男さんの記事で、卒業生に向けた1人1枚の学級通信の実践が綴られています。
これも「今」伝えられることを大切にした取り組みだなあと思います。
伝えたいと思ってもなかなか行動に移せないですが、板男さんの本気が伝わります。
目の前に「伝えたい」と思わせてくれる人がいる。
それを当たり前と思わず、感謝し、これからも「学級通信」を発行していきたいです☺️
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は大事にしている「ボクの言葉で今伝えよう」を深掘りしてみました。これからも伝え続ける原動力として大事にしていきたいと思います。
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そして、学級通信を書いている方、書こうと思っている方、以前書いていた方…共に学ばせてください。
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