【Pure Data】オブジェクトの引数とその上書き
オブジェクトに引数を与える
オブジェクトには引数を与えることができます。下図の[* 2]の2が引数にあたります。これを実行すると、コンソールに246(123の2倍)が出力されます。
オブジェクトの引数を上書きする
オブジェクトの引数を上書きするには、コールド入力端子に引数を入力します。下図のように[* 2]オブジェクトのコールド入力端子に[3][4]のメッセージボックスを繋ぎます。
[3]をクリックし、[123]をクリックすると、コンソールには3×123の結果(369)が出力されます。
次に[4]をクリックし、[123]をクリックすると、コンソールには4×123の結果(492)が出力されます。
このようにして、コールド入力端子への入力で引数を上書きすることができます。ただ、上書きされても[* 2]の2の部分に変化が見られず、見た目上は引数が変わっていないように見えるので注意しなければなりません。