【GLC】最近擦ってる炎無色の紹介
どうも。tentenです。
ポケモンカードプレイヤーと言い張ってはおりますが、csp0でJCS落選し、無敵の人になりました。というわけで今回もGLCです。
このところ本当に毎週アンノウンでGLCをやる生活を送っています。
ちなみに暇人すぎて直近6回のアンノウンGLCガチバトルにすべて出場しており、現在の戦績は🥉🥈🥈🥇🥈🥉です。まあ少人数バトルでアベレージをメモってるのもみっともない話ですが。
で、この6回のガチバトルのうち、同一デッキの使用を禁止されていた一回を除き、自分はすべて無色タイプを選択しています。
前回は鋼最強‼️とか言ってたんですが、特に直近ではデッキ内容すらほとんど変わっていません。
という背景に加え、前回のガチバトルでボコボコにされたこともあり、デッキ紹介を兼ねて改めて一から考え直してみよう、というのが本記事の主題です。
環境考察・無色の強み
まずはじめに現在のGLC環境を、自分は以下のように解釈しています。
安定性>爆発力が最近のマイブームなので、Tier2以下に関しては納得感が少ないかもしれませんが、Top3については無色・雷・超に収束すると考えています。
この3色の中で個人的に最も評価が高い色が無色なので無色を擦り続けている、というわけです。
無色デッキの強みは様々あるのですが、特に「アタッカー、システムともに単体性能の高いたねポケモンが揃っている」という点に僕は強い魅力を感じています。
GLCというゲームはハイランダールールの都合上非常に事故が起こりやすく、思った通りのプレイがしにくいです。したがって「いかに自分が事故を起こすことなく、相手の事故を誘発するか」が最も重要だと思っています。
この点において無、超、雷の3色はそれぞれ異なる強みを有していますが、無色タイプはカビゴン、ビーダル、ヤレユータン、ダブル無色エネルギーなど、他のパーツと合わせずともパワーの高いカードが多いです。
単体で強いカードが多ければ(特にそれがヒスイのヘビーボールで拾えるたねポケモンであれば)単純にサイド落ちや手札バグによる事故率が下がりますし、相手がこちらのどのポケモンを除去してきても復旧に要するカードが少なくて済みます。
加えて無色はアタッカーがほとんどたねポケモンであるため、殴り始めるのに必要なリソースが少なく、結果的に先殴りによって序盤もたついた相手や、必要なパーツが多いデッキを咎めることができます。
これが僕が無色を握りつづける理由であり、逆に無色以外のタイプが握れなくなった理由でもあります。草とか握ると2t目に突っ込んでくるカビゴンにサイド3枚くらい取られる。
炎無色について
前置きが長くて申し訳ありません。
これよりレシピの解説に入りますが、細かいこだわりについて語る前に、まずこのデッキがどういうデッキなのかを解説したいと思います。
GLC自体認知度が低く記事数が少ないのであれですが、GLCの無色=アーケオスというイメージがあるかもしれません。
しかしアーケオス型は研究所が禁止カードになったことで大きな打撃を受け、消滅するほどではないものの大きく数を減らしています。
そこで生まれたのが当デッキ、炎無色です。なお、偉そうに語っていますが僕が一から組んだわけではありません。limitlessに上がっていたレシピをパクって使っています。
炎無色はアーケオス、ポリゴンZといった2進化ポケモンは基本的に不採用。アーケオス型に比べてかなりシンプルな構築になっています。
空いたスロットにホシガリス、ヤレユータンやデッキを回すためのグッズを詰め込むことで序盤の安定性を担保し、2進化システムが抜けて足りないエネ加速をキバナメロコで補いつつ戦う、というコンセプトです。
一方弱体化されたとはいえ、アーケオス型もまだまだ強いので、現環境でも併存は可能だと考えています。要するに炎無色は序盤に強く、アーケオスは終盤に強い、と思っていただければ大丈夫です。細かい強みは以下にまとめておきます。
詳細解説
全部語ると本当に長いので、語りたいものや変更の余地があるものだけコメントします。気になるものがあればTwitterでなんでも聞いてください。
ポケモン
ポケモンはできるだけ絞りました。
アーケオスは確かに強力ですが、2進化並みのパワーがあるカビゴンを繰り返し押しつける動きこそ無色の真骨頂だと僕は考えています。したがって無色においては釣り竿のような複数枚のポケモンを山に戻せるカードよりも、即座に倒れたばかりのカビゴンで殴り直せるタンカ、かけら、かたまりの方がより強く、
そのコンセプトに合わせるとなるとポケモンの数はなるべく少なく、なるべくたねポケモンで構築したいと考え、この9枚になりました。ロストシティが来たら死にます。
ヤレユータン(さいはい)
個人的に全レギュレーション通してトップクラスに好きなカードです。最低限のドロー特性を与えられていますが、使い捨てのカードや縦引きが多いこのデッキでは、十二分にドローソースとして機能します。
最初にも述べましたがボウルタウンから即始動できるところや不意のパラレルシティにもかけらから復旧できるところが特に好きで、このデッキのコンセプトを担う一体だと思います。地味に技も弱くはなく、エアロボールくらいのダメージは出ます。
ドードリオ
とてもお気に入り。なるべく抜きたくないカードです。
カビゴンの眠りは相手のボスでも解除されるため、それこそアーケオスが好例ですが、放置しにくいポケモンと相性がいいです。
極めて言い方が悪いですが、2進化不採用のこのデッキにおいて、彼はとても都合の良い的です。1エネアタッカーという点もエネが枯渇しやすいこのデッキには有り難く、さらに言うならシステムを兼ねているため、パラレルシティに備えてベンチを絞るプレイングの際も働いてくれます。
あと地味にドードーが1エネ30出るので、ワンチャングズハラからパワフルハチマキで70ダメージ出してイージーウィンできます。
ルギア
逆にめちゃ抜きたいです。カビゴンの代打。
馬鹿エネポケモンを小突く役割と闘抵抗のために採用されています。HP130と4エネ160は実際偉いのですが、そろそろ後任が出て欲しい。
グッズ
かたまりかけらタンカ
前述の通り超お気に入りです。特にかたまりのトップ設置とすあなにかくすにシナジーがあるのがかっこよすぎ。
エネくじポストポケギア
どれかをスマホロトムにしてもいいなと思っているんですが、現状困っていないのでこのままにしています。いずれも序盤のワンチャン力が高いところが気に入っているので、変えるなら一番ワンチャン力の低いポスト。
スイーパーブロアー
一応このデッキは火力が高い方には分類されるのですが、打点は決まっているため、道具持ちが邪魔になることがまあまああります。特にミラーの廻しカビゴンがかなり邪魔。アグロプランを通す意味でも相手にターンを与えたくないです。
手札を減らすことができる点もこのデッキにおいては評価できますし、何より相手のパラレルを割れるカードが3枚は欲しいという思いもあり、厚めに採用してあります。
サポート
リスビーダルが揃うまではサポートが複数枚重なるのが怖い一方、サポが薄すぎると序盤が立ち行かないので、引き直し系とサーチ系がなるべく多くなるよう意識して採用しています。
フウとラン
とりつかいではない理由としては、初動になるからという点と、リスビーダルが出ているとき、3ドローしてもドローできる総枚数があまり変わらないからです。
グズハラマオスイ
手札切るカードが強いデッキであり、かつアケ型をやめたことで特殊エネのサーチ手段がなくなったため採用。マオスイはカビゴンの耐久をフルに生かせるため、廻しマントと相性がいいです。地味にルギアも反動持ちだし。
タッグコールからグズハラで強引に殴りつつボウルタウンで展開し、次マオスイからカビゴンをたたき起こす動きが鉄板アグロムーブ。
マオ・暗号マニア
同一テキストの2枚。序盤はあなぬけと特殊エネを、終盤はスタンプを持ってくることが多いです。余談ですが僕が過去一番好きだったデッキはマグカルゴシルヴァディです。
スタジアム
ボウルタウン
グズハラを初動にするために採用。こっちの方が早く動けたら儲けものなので相手が使うことは許容…と考えていたのですが、怪しめ。
パラレルシティ
狙い澄まして打つことは少なく、用途としては雑に使えるソフトロックというイメージ。ボウルタウンのデメリットを打ち消してほしいという気持ちもややあります。
不採用カード
可能性だけ感じたカードと泣く泣く抜いたカードが混在していて申し訳ない。このデッキは自由枠がめちゃくちゃ多いので、採用しなかったカードよりも採用したカードの方が大事かなと思っています。
各種ドローサポート
ヤレユータン、ホシガリス、ビーダルといった生きてるドロソたちに全幅の信頼を置いているため不採用です。入れるとしたらシロナプラターヌみたいなドローのみのサポートではなく、セイボリー、サカキの戦略のように妨害を兼ねられるものを採用したいと考えています。
マリィのプライド
サーチャーで使い回すカードが基本的にキバナかグズマの二択なので、ちょっとありだなと思う日があります。
モトトカゲ(バディドライブ)
130を倒せるのは偉いんですが、硬いわけでも殴って強いわけでもエネが軽いわけでもないので抜けました。カビゴン使い回しゃええねん。
ホルビー(Ω連打)
エナジーターボ2回打ったらおもろいかと思ったりもしましたが、そんなにポケモンが並びませんでした。最後にかじば打つならおもろそう。
ヨクバリス(ぶちまける)
最後に急に進化したらおもろそう。
カクレオン(いろいろへんげ)
最近の新弾で草鋼が強化されたんで、増えるようならいつかこっそり入れようと思っていたんですが全然増えませんでした。
チラチーノ(やりくり)
上下ともに技が強く、ドロー補助にもなるのですが、ドードリオに枠を譲りました。
カモネギ(でたとこぜおい)
エナジーターボ絶対打つマン。Uターンボードとの噛み合いも良さげなので、ポフィンからでも起動していたら入れていたかもしれません。逆にアーケオス型だとエヴォリューションのバリューが高めなので採用圏かも。
モトトカゲ・ポワルン(逃げ0)
カビゴンを即座に使うために逃げ0要員の確保は大事なんですが、カビゴンが倒れたターンは無理せずガルーラを動かすことも多いため抜けました。打点がもうちょっと高ければ入ったかも。
Uターンボード
軽石風船の2枠を圧縮できるんですが、ドードリオとホシガリスはHPが低いことから出したくない対面もあり、Uターンボードのみに逃げ札を頼ることが不安だったので抜けました。
輝くガウン
カビゴンを叩き起こせるのですが、道具サーチが基本的に余らないので抜けました。ぼうけんのカバンの枠があれば。
オールナイトパーティ持ってないから。ピンポイントすぎるのでスイーパーになりました。グズハラで一番余るのがスタジアム枠なので、相手に使われにくいこいつなら入れてもいいかなと思います。
トロピカルビーチ
ボウルタウンよりこっちの方がいいんじゃないかと思う日があります。当然持ってない。
オカルトマニア
打った途端こちらのドローも止まるので泣く泣く抜きました。これを打つとなるとアケ型に軍配が上がりますが、イイネイヌを返せるし捲りにも使えるので、炎無色にも採用の余地はあると思います。
キャンセルコロン
カビゴンでも突破できない相手を返す、という意味だけならこれでもいけるんですが、ピンポイントすぎるので抜きました。草や闘が流行るようなら採用の余地はあると思います。
むしよけスプレー
同上。あなぬけのヒモってつええなあ。
ギフトエネルギー
手札が7枚になってもめっちゃ嬉しいわけでもないのと、「手札から1個分のエネルギーをつける」≒このターンはカビゴンで殴れない ということなので抜けました
リサイクルエネルギー
このデッキは手張りが重要なので入れてもいいかもしれませんが、前述の理由もあり手札に返ってくるのが邪魔になることの方が多いと感じました。せっかく返ってきても下に送ってそう。
おわりに
超絶長々と書いて申し訳ありません。
omasa氏の記事を拝読し、「もしかして炎無色の解説記事ってまだない?」とふと気づいたのが執筆のきっかけです。
自己満足を多分に含む非常に分かりにくい記事にはなってしまいましたので、もし何か不明点がございましたら@tenten97996176までお知らせいただけますと幸いです。
個人的にも改めてデッキを振り返ることができて良かったと思います。
とりあえず不採用カードの項を書きながらキバナメロコに次ぐエネ加速サポートとミラーですら相手に使われないスタジアムの存在に気づいたので、どうにか枠を作って入れてみようかなと思いました。
ほんまか???
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