CL横浜環境考察反省

どうも。tentenです。

まずはお礼を。
前回記事の閲覧、スキ、フォロー、コメント、拡散等々、本当に本当にありがとうございました。正直想像以上の反響で腰を抜かしていました…もっときちんとまとめた上で書いておくんだった…

これからも頭の中身をただ垂れ流していく記事になりそうですが、気が向いたときにでも読んでいただければ幸いです。

さて、本題(?)に入りますと、この記事は、「CLが終わったところで前回の記事の内容を振り返る」記事です。前回記事はこちら
舌の根も乾かないうちからまた自己満記事を書いてしまって本当に申し訳ない…やっぱりせっかく言語化した以上は反省も重要なことだと思うので…

というか、そもそも参加できていないCLではあるのですが、配信を見ていただけでも個人的にとても気づきが多かったので、それをどこかに書き留めておきたい、というモチベーションが非常に強いです(鳥頭なので…)
直近ではシティに向けて、ひいては次のCLに向けて、思考を言語化し残しておくことで反省材料としたいと思ってます。

前回記事を踏まえて間違っていた点の反省、ということで一応前回よりは短めの内容になる予定ではありますが、今回はなるべく簡潔に書けるように努力します…

環境について

こればかりは現地に行けていない以上憶測の域を出ない話なのですが、配信中に公式の方から少しだけ言及がありました。

Day1 三神>ムゲンダイナ>小ズガ>雷>セキタンザン

Day2 ムゲンダイナ>セキタンザン>三神

だそうです。これを見てわかることは、やはりセキタンザンデッキの予想以上の多さ、そして勝率です。結果として、雷デッキはどうしても上位には残りづらかった、とも言えるでしょうか。逆に雷(クワガノン)が駆逐されたお陰か、小ズガ、マッドパーティといったデッキタイプが多く上位に残ったとも言えるかもしれません。
その結果としてトーナメントに残ったtop16は

セキタンザン4 ルカザシ4 小ズガ3 マッドパーティ2 ムゲンダイナ2 三神1

という結果に。
一転して三神とムゲンダイナは数を減らし、新たにルカメタザシアンが浮上するという形になりました。やはり無人発電所の環境への刺さり、そして何よりDay2で多かったVmaxデッキ二つに対し、ザマゼンタVを押し付けることができるという点がこの結果をもたらしたものと思います。Tier3とは…

そして後はご存知のように、小ズガがセキタンとルカザシを突破し優勝、という結果になりました。実際のところ公開された優勝レシピを見てわかるように、妨害に屈しにくく、かつミラーにも強い型の小ズガを組まれていたように思います。

一方惜しくも準優勝となったルカザシの方は、なんと決勝トーナメントで小ズガと三連戦してのこの結果です。相性不利とは…
配信で見えたカード群からも、相当小ズガを厚く見た上でしっかりと考察を重ねていることが見て取れました。(個人的にXY期から動画を拝見していることもあり、我が事のように嬉しかったです。)

そのほかにも
・小ズガは三人中二人がbest4以上
・ムゲンダイナは両者ともにbest8
・top16中に雷デッキはなく、三神も一人のみ
などなど、情報だけを見ると非常に面白くはあるのですが…何分現地に居たわけでも配信外の試合を見られたわけでもないのでこれ以上勝手なことを言うのは控えます。
やはり正確なシェア率、配信卓以外の試合運びに関してはCL後恒例の公式動画等を待ちたいところです。早く投稿されることを祈るばかり。

①小ズガドーン

どうやら前回記事では古い情報を並べたばかりだったようで、最新の型は想像を超えて進化していました。大反省です。
優勝レシピが公式Twitterにて公開されていますが、非常に特徴的かつ完成度の高いレシピだと感動しました。本人でもないのに多くを語るべきではないのですが、小ズガのメタとして多く採用される無人発電所アブソルを相当厚く見た上で、ミラーの回答であるカプ・レヒレまで採用されている…そしてMVPとおっしゃっていたファイアローV含めてそれら全てにシナジーが存在しているところが本当に美しく、紙一重まで無駄を排除したレシピだと感じました。レシピを見るまでどうやって60枚にしたのか本気で分からなかった…すごいデッキです。(語彙力)

②ルカメタザシアン

このアーキタイプに関しては、そもそも前提となる話が前回記事は間違っていたと思います。これまた不甲斐ない…
というのも、なんらか小ズガ対策となる札を入れなければ絶対に勝ち上がれない環境であったからです。自分自身、CL直前にそのことに気付いてからは、最悪回収ネットを使う腹づもりでアブソルを一枚挿した形で一人回しをしていました。しかし当然そんなものでは足りず、正直なところこのデッキはいっそ諦めるべきかなどと思っておりました。
しかし準優勝デッキにはアブソルだけでなくカプ・レヒレ、また、コーティング鋼に加えて鋼鉄のフライパン、そしてどうしても厳しいレシリザに対して先殴りを果たすために懐かしの黄昏ネクロズマまで入っていました。また、そういったパーツをいち早く集めるため、およびデッキを安定させるために、博士の研究キャプチャーエネルギーといったカードが採用されていた点も抑えておくべきと感じました。しっかりと対策を積めば、小ズガを二枚抜きできるポテンシャルがあったものと思うと、やはりルカザシへの認識が誤っていたと言わざるを得ません。

③セキタンザン

結果こそ惜しくもベスト4止まりとはなりましたが、今大会でもっとも多くの可能性を垣間見たのはこのデッキでしょう。個人的にそれなりに組んでいた上で諦めたデッキだったので、各プレイヤーの工夫を見るにつけ、感動すると同時に悔しかったです。

もう各プレイヤーごとに個性が強すぎてこの場には書ききれません。キャプチャー、無人発電所、ワンダーラビリンス◇くらいまでは自分もなんとか辿り着けましたが…妨害に加えザマゼンタVにも強く出られるメタモン+プテラGX、果てはピッピ人形の「ゲングラナンス」「ビーチレジロック」型は本当に意味がわかりません。今でも。

しかし総じて各デッキ「小ズガ対策」「事故回避」がキーとなっているようには見えました。屈しこそしたもののtop4のセキタンザンにもやはりレヒレが見えましたし、配信に映った限りではやはりポケモンを引っ張ってくるカードを多投(10枚強?)した上でのカルゴ型が一応一つの回答であるように思います。(なお人形)

前回記事では「コンボ型はパワーもそこまでだし回らない!」という結論で締めこそしましたが、top4はカルゴとコンボが両方入った型ということで、己の浅慮を本気で呪いました。
実際作ってみると、ポケモンの枚数が多いおかげでポケモン通信がかなり強く使える点や、回復なしでも三神ザシアンに追いつける点などには強みを感じました。三神側のメタカード(クラッシュハンマー、ザマゼンタVやセレビィVの採用)の採用が薄くなりがちだったことを考えると、「刺さった」形だったのだと思います。

④マッドパーティ

クワガノンの存在から、Tier1二つに回答があっても厳しいデッキだろうと評価していたのですが、蓋を開けるとtop16に2デッキということでたまげてしまいました。やはりセキタンザンとムゲンダイナに押されてか雷が上位に残りにくかったことが原因でしょうか。セキタンやルカザシのような上位に残る耐久デッキへのメタとしてミミッキュが入っていたことも印象深いです。
(ボスが二枚以上見えただけで驚いてしまうくらいの浅さなのでこれ以上書くことができない)



⑤ブルーレシリザ

前回の記事は相当網羅性に重点を置いて書いたはずだったのですが…配信卓に書いてないタイプのデッキが出てきてしまいました…
正直なところマルヤクデのようにデデバットで回す型はまだ想像していたのですが、そのような型は三神に強く出られず、一方で小ズガ対策としてマリィが乱打され、クワガノンが飛び交う環境では、妨害に弱いブルー型の方は無理だろうと考える前から諦めてしまっていたところがあります。

しかし、タッグコールTAGサポートで解決札をかさまししつつ、グズハラからHP増強手段であるヒート炎お守り、さらには置いておけば溶接工が機能するようになるカマドにアクセスしやすくするというのは非常に強く噛み合っていると思いました。

HP300のTAGを2体押しつけられるという点からも三神に強く、またレシリザという札自体のクワガノンへの刺さりも含めてすごく理にかなったデッキだと感じます。世の中は広い…

⑥雷

ピカチュウVmaxの個人的評価は非常に高かったため、正直今大会内でひとつの結論となる構築が見られるかな、と期待していたのですが、セキタンザンに押されてかtop16にはピカゼクもろとも入らない、という形に終わってしまいました。

むしろ逆に配信卓ではピカゼクが多く活躍していたように見えます。特筆すべきはワンダーラビリンス◇だけでなくエール団のしたっぱのような妨害カードがどのデッキにも採用されていた点でしょうか。もちろん偶然かもしれませんが…
フルドライブからの一連の流れはこれ以上安定した高速化は見込めないということで、相手の速度を落とすことに着目しているようにも個人的には思えました。

おわりに

前回以上に冗長でわけの分からん記事になってしまいました。(しかもレシピがない)反省してます。

それなりに環境考察していたつもりではあったのですが…環境との間に少なからずギャップがあったという点はちょっとショックです。特に配信にあまり映らなかったピカチュウVmaxやミュウミュウ系統、チルタリス、ネギガナイトV等のデッキはどのような形でまとめられていたのか等、未だなかなか深められていない部分も多いです。せめて現地観戦したかった…
それはおいても、二日間画面の前で体育座りしていただけでこれほど学びが多かったのは、死ぬほど悔しくもあれど単純に嬉しかったです。オタクはアドがだいすき。

しかしこの結果を踏まえてのシティは相当な魔境になりそうですね…頑張ろう…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?