「挑戦」を整理してみる
おはようございます。
久しぶりの午前中の快晴に気分が最高にハッピーなタケマサです。
こんな日だからこそnoteを書きたいと思います!笑
さて、
今日は『挑戦は場合によって捉え方変わりそうだよね』というテーマでお話ししたいと思います。
一度ここを整理しておかないといけないなと思ったのでやってみます。
【挑戦ってなに?】
最近私のまわりではよく聞く言葉なのですが、「挑戦する」という言葉があります。辞書から意味を引っ張ってみると
挑戦……戦いや試合をいどむこと。困難な物事や新しい記録などに立ち向かうこと。(goo辞書より抜粋)
大体の人はこんな意味だろうなーということは理解されていると思います。私もざっくりこんな感じだろうなーと思っていました。
よくビジネス書だったり企業理念や会社のvalueとしても「挑戦しろ!失敗を恐れるな!」とか書いてあります。
確かに現在のような変化の激しく、新陳代謝のスピードが早い時代は保守的になるよりも挑戦するほうがいいのかもしれません。
では、あなたが普段使う「挑戦」という言葉はどんなときに使いますか?
「これ食べたことないから挑戦するわ」
「これやったことないけど挑戦してみるわ」
上記二つに比べて
「友人と一緒に起業して新事業に挑戦する」
「国を巻き込んだ大規模事業に挑戦する」
同じ挑戦という言葉を使いましたが、意味合いが変わっているように感じませんか?この正体は一体何なのでしょうか?
【挑戦への責任と覚悟】
挑戦ってどんな何によって意味が変わるのでしょうか?
結論からいうと
その挑戦にどれくらいの人が関わっていて、どれくらいの人の生活がかかっているか
これで捉え方が変わってくると思います。
言い換えると、
どれくらいの「規模感」でどれくらいの「深刻度」でやるか
ということです。
先ほどあげた例を参考に考えてみると、「食べたことない物を食べてみる」とか「やったことないことをやってみる」というのは規模感で言ったら1人ですし、深刻度も比較的小さいと思われます。このような挑戦はどうなろうと自己責任です(厳密にいうと生活をかけて新しいことに自分で挑戦したら家族や友人にまで影響は及ぼす可能性はありますが、最終責任を受けるのは本人だけです)。
一方、「友人と起業して挑戦する」とか「国単位で挑戦する」となると当然規模感や深刻度は増し、色んなことを背負うことになります。結果次第では多くの人を笑顔にできたり、多くの人の涙を見ることになります。
ここまで考えてみると見えてくることがあります。
挑戦はどれだけの「責任」と「覚悟」が必要かで捉え方が変わってきます。
一概に良し悪しを決めることはできないですが、挑戦全てが良いというわけではないということを理解していただきたいです。
多くの人が関わる事業に取り組み、その事業に多くの人の生活がかかっているとしたら簡単に失敗なんてできません。失敗したら多くの人を露頭に迷わせることになりかねません。「私が全部の責任を負う!」と言ったところで責任を取れる限界はあります。大きくなればなるほど他の人たちにも責任を負ってもらわなくてはいけません。
実際に失敗して他の人(そしてその家族)が貧困状態になった現実をあなたは想像することができるでしょうか?
正直なところ、私は本当の貧困を知りません。今日を凌ぐことに精一杯な人たちのリアルを知りません。だから私の言葉はどこか軽いものになってしまうんだと思います。
ここを知らずに他人の生活がかかっていることに挑戦し、簡単に失敗なんてできません。おそらく想像以上の現実が待っていると思います。
なので私は「挑戦しなきゃ成功しないでしょ!」とか言って失敗をして迷惑かけたことを無視して自分を正当化したくありません。
ですが見落としちゃいけないこととして、挑戦によって失敗を経験し学ぶことで成功の確率を上げることができます。私たちは挑戦とどう向き合えばいいのでしょうか?
【挑戦する場として適しているところ】
私は挑戦をし、経験を積む場として「会社」はとてもいい場所なのではないかと思っています。
会社は自分を雇用してくれているので、高い収入は見込めませんが(大きな責任を負ってないから)その代わり色んなことから会社は自分を守ってくれます。
言い方は悪いですが、会社員として仕事で大きな失敗をしたとしてもそのケツは会社が拭いてくれます。生活をかけて事業に関わってくれた人も助けることができます(倒産しなかったら)。
つまり、会社の中であれば挑戦し、失敗したとしてももう一度挑戦することができます。規模の大小はあれど、様々な挑戦をし、経験をすることができます。
そういう捉え方をするのであれば会社は挑戦という経験を積むためには絶好の場所だなと思っています。自分が事業主として失敗して誰かの人生を狂わせてしまうよりずっとマシだと思います。笑
これからを生きていくためには挑戦は必要なものだと思いますが、全ての挑戦を正当化することは、ときに人を傷つけてしまうことがあるので気をつけたほうがいいと思いました。
【最後に】
今日の記事を読んで「挑戦」という言葉に対する捉え方が変わった人がいるかもしれませんが、ここで紹介したい言葉があります。
簡単にできるって言うなよ
でも
簡単にできないって言うな
「左ききのエレン」という作品で出てきたセリフです。「挑戦する!」と簡単に言う人がいるけれど、覚悟を持ってやっている人からすると「舐めるな」と思われます。反対に、「挑戦怖いからできない!」と簡単に言う人がいるけれど、挑戦してる人からすると「本気でやってもいないのに決めつけるな」と思われます。
私はこれまで挑戦という言葉を軽く捉えていたように思います。挑戦を見つめ直すいい機会になりました。
まとめると
挑戦に対する責任が負いきれないときは失敗が許される状況を作って挑戦しよう
ということです。
大きな事業だとしても失敗の後までマネジメントされているならその挑戦は可能です。無鉄砲なものは誰かを傷つけてしまうかもしれないことを忘れないでおきましょう。
というわけで今日は「挑戦という言葉をちゃんと理解する」という内容でお届けしました。
読んでいただきありがとうございました。
またね〜
タケマサ
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