【ウユニの闇】ボリビアの環境は不思議
世界の絶景などで、必ずと言っていいほど載っている場所がウユニ塩湖です。
塩の結晶の上に薄い水が張られており、それが見渡す限り続いているような景色です。
なので、湖が反射しているように見え、景色が反転します。
太陽が2つあったり、人が逆さまに映ったり夜になると星空が上だけでなく、下にも映ります。
そんな世界なんです。
余談ですが、スキー場で日焼けしやすいのと似てると思いますが、太陽も反射してるので、日焼け止めやサングラスは必須です!
そんな、人が絶景と言うほど魅力のあるウユニ塩湖の事を時系列順に書いていきます。
首都ラパスからウユニまでは、バスが安く行けるのですが、時間の都合で僕は飛行機で行きました。
飛行機だと1時間くらいで行けます。
その飛行機の中で日本人とイタリア人のカップルに声をかけられます。
話をしていると、その2人合わせて5ヶ国語喋れるらしいのです。
もうこれはお願いするしかありません!
「ツアーを一緒に参加しませんか?」
快諾してくれました!ありがたい!!
ちなみに僕は英語ができません!
高校3年の英語の5段階評価で2を取ってますから!
ウユニ塩湖はウユニの街から1時間くらい車で進んだ所にある為、ツアーを組む必要があります。(個人としても行ける)
サンライズツアー
サンセットツアー
2泊3日のロングツアー
の3つがあり、僕はサンライズとサンセットとツアーに申込みました。
というのも、天気によって綺麗に見えない場合もあるので、2〜3個取っておく方がベターだからです。
なので、ウユニの街で1ヶ月間も滞在する人とかもいました。
ツアーの申し込みは、申し込んだ時点ではまだ確定では無く、行けるかどうかは車一台に乗れる人数(4〜5人)が集まると確定なので、次の日にツアーに参加したい僕は人が集まるのを待つことになります。
暇なので、その日のホテルを取りに行き、チェックインします。
しかし、やっぱり観光地の為なのか、ツアーの参加者はすぐに集まり、サンライズツアーに参加が確定しました!
日の出なので、夜中3時くらいに車でウユニの街を出発します。
自分たちの車以外にも、5台くらい同じツアーの人たちがいます。
外国人の人たちと車に乗り込み、長靴に履き替え、1時間ほどでウユニ塩湖に到着します。
もちろんこの時点では真っ暗なのですが、初ウユニ塩湖という事で、車から降り、星空を眺めます。
遮る光や物がない為、星空が綺麗に見えます。
日本語がチラホラ聞こえるので、話しかけに行きますが、
相手の顔がほぼ見えない状態のままツアーに参加しているので、人見知りはしなかった記憶があります。笑
「どこからきたの?」
「この後どうするの?」
みたいな感じで、旅の情報交換をします。
そして、ひとしきり会話が終わった辺りで、気付きます。
〝寒い!〟
そうなんです!
ボリビアは標高3000mくらいの場所にあるので、昼は太陽が近く日差しが強いので、暖かいのですが、夜は結構寒いんです!
そのことに僕らも気付き、各々車に戻って待機します。笑
車の中でも多少の会話はありましたが、
寒いし、夜中だし、初対面だし、暗いので情報も少ないしで、徐々に会話も無くなっていき、携帯のゲームとかし始めてる子もいました。笑
僕らの中では
「これはウユニの闇だな!」
という結論に至り、1時間くらい待機します。
そして、ついに周りが明るくなり始め、サンライズの時間です。
ここら辺でやっとみんなの顔が見え始めます!
「背大きいねー」
「その格好寒くない?」
みたいな普通の会話がやっとできます。笑
そして、各々写真を撮ったり、別の日本人の人を集めて
UYUNI
の反射の文字を作ったりします。
しかし、
朝は風が強いのか、水面が揺れているのでなかなか反射してくれ無いといった弊害もあります。
天気に加え、風の良し悪しにも影響があるということを知れました。
そして、帰路に着きます。
各々の車でウユニの街に帰ります。
ツアー後は徐々に気温も上がっており、
プールに入った後の、あのなんとも言え無い気持ち良い感じに似た様な感覚になります。笑
そして、旅の醍醐味ですが、そこで知り合った人たちと一緒に街を散策し、ビールを飲みました。
そんなウユニ塩湖の絶景の裏側の話
タロ
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