世界遺産ストーンヘンジを近くで見れなかった
ロンドンから日帰りでストーンヘンジを観に行っており、バスの時間の兼ね合いで、2時間しかストーンヘンジにかける時間が無かった。
その時の出来事。
バスで、ストーンヘンジの受付の駐車場に行き、そこから受付らしき所に一人で歩いていく。
看板が立てかけられており、英語がびっちり書かれている。
これを僕は読まない!
だって読めないから!キリッ
パンフレットや日本語ガイドの音声案内機みたいなやつがあり、ストーンヘンジの説明を聞く。
何やら楽しそうな場所があったり、広場の方に出てみると草原が広がっている。
人がチラホラと草原の方に歩いて行っている。
僕も付いて行く
道なりに歩いて行き、そこそこ進んだ所で気付く!
「あれ?俺受付したっけ?」
そう!
おそらくお金を払うであろう場所を無視して、勝手に入場していたらしい。
「でも、もう結構歩いたしなー。戻るのも大変だし、猶予が2時間しかないしなー」
と思い、そのまま進む。
おそらく受付でお金を払った人たちが乗ってるのであろうバスが、僕をどんどん追い抜いて行く。
悲しい気持ちになる。
2kmくらい歩きストーンヘンジの近くまで到着!
もうすぐだ!
と思っていると、警備員の人に止められる。
英語はほぼ分からないが、
「君どうしたの?」
みたいな感じだと思う。
「いや、あそこのストーンヘンジに行きたいんだよ」と僕
「いや、バスでないと無理だよ。」とイギリス人
ここで全部の出来事が繋がる。
僕が見逃した看板には、おそらく料金や時間、行き方なんかが書いてあり、それを見逃したから2kmも炎天下の中歩く羽目になり、さらに今僕は行く手を阻まれている。
最悪だ!
ストーンヘンジは遠くから見えており、観光客がその近くをウロウロしているのも見えている。
「悔しい!あいつらは英語圏で育ってそれが世界共通語になってるだけで、今の僕みたいな苦労はしないんだ」
みたいな皮肉が込み上げてくる。
遠くから眺めることしかできない!
せめてもの抵抗として、
肉眼では限界の為、カメラの望遠機能を最大にし、ストーンヘンジを眺めた。
切ない・・
もちろん帰りも来た道を変える。
行きしとは違い、夢も希望も無い状態。
凄く切ない・・
バスと電車を乗り継ぎ、ロンドンへ帰りfish&chipsを食べホテルで寝た!
そんな、英語ができなくて観光名所が回れなかった話
タロ
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