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甥っ子は宗教4世になった

創価学会3世・30代女性・今は非活動です。今回もただの記録記事です。
私のかわいい甥っ子はまだ1歳ですが、先日、両親(私の兄と義理の姉)のもと創価学会4世となりました。

ある日、家族のグループラインに兄からメッセージが送られてきて、甥っ子が創価学会に入会したとの報告と、信濃町の会館の前であろう記念写真が送られてきました。

家族はみな活動している学会員なので、「おめでとう!」という祝福モードでした。私は創価学会の10代がひどく辛かったので、この報告を聞いて複雑な気持ちになりました。私一人が憂鬱な気持ちになったと思います。おめでとうの言葉はもちろん言えません。ましてや「まだ1歳になったばかりの子供に入会させるのは、ちょっと考え直した方がいいんじゃない?まだ早いんじゃないかな。」と一言言うこともできませんでした。

私は宗教のことで、社会人になってからは家族から距離をとっています。甥っ子が生まれた時に、いつかこういう日がくるんだとわかってはいましたが、やっぱり複雑な気持ちになりました。

実の兄とは言え、甥っ子のことや創価学会のことに口出ししようもんならすぐ喧嘩になるし、私が口を出すことは難しかったです。これ以上また家族の関係が悪化したり、気まずくなることは私も言いたくはなかったです。ラインは何も送らず既読無視するだけで終わりました。

実の家族にも宗教3世の苦しみを伝えることもできず、ただnoteに発信しているだけで、自分はなんて馬鹿なんだろうとも思います。もう30歳も過ぎたいい大人が、また家族の中で干されるのが怖くて何も言えないんです。本当に臆病だと思います。母や兄弟が死ぬまで、こうした違和感や憂鬱感をもって生きていくのが本当に辛いです。もしかしたら、言い方を変えれば、何か少しは理解してもらえるのかもしれないです。ですがもうこれ以上また宗教を通して家族不調和の苦しみを感じるのは本当に嫌なんです。

ただもし甥っ子が、宗教のことで苦しい思いをするなら、聞いてあげられる存在になろうとだけ考えています。自分の苦しい感情も、甥っ子の気持ちを大事にしたいという気持ちも忘れないように、noteに残そうと思いました。

はきだめしてるだけかもしれませんが、また家族と宗教についての記事を書こうと思います。