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中小企業診断士を受験するのにさらに資格勉強が必要だった件
先週は、Twitterの診断士界隈についてを取り上げましたが、その後も新たに勉強を始めるというアカウントを発見しつつあり、さっそくフォローさせていただいています。
Twitter以外にもGoogle Chatで気軽に質問できる場を設けてくださる方もいて、皆さんボランティア精神にあふれています。
私も何かお役に立てれば良いのですが、どんなことでお役に立てるのかわからないので、その時々で判断しながらやっています。
診断士試験に向けて一押しの資格
Google Chatでは皆さんの手によって、診断士勉強におすすめの書籍がまとめられているのですが、今回私は診断士勉強におすすめの資格についてまとめてみようと思います。
ちなみに、「資格」と言っても必ず受験ということではなく、この資格のための勉強という考えになります。
もちろん、せっかく勉強したのだから受験できればベストですが。
一次試験の難所と言われる財務会計対策
まず、診断士試験は二次試験に合格しなければならないため、そこから逆算していくと、優先順位は二次の出題範囲となります。
その上で、最重要なのが財務会計。
一次では「財務・会計」という科目名になっていますが、二次試験では「事例Ⅳ」になります。
もともと理数系で会計の仕事をしている方などは、それほど難しいと感じずにクリアされていると思います。
ただ、文系だったり、仕事でも計算をする機会が無い方は、一番苦労する科目ではないでしょうか。
かくいう私もその一人です。
そうなると、これをどうやってクリアしていくのかということが課題になります。
Twitterでもおすすめの資格をたくさん教えていただきました。
これももちろん、人それぞれどの程度苦手かという違いもありますので、一概に「これ!」ということはできないのが難しいところです。
また、私の場合は合格者ではないので、おすすめする立場ではないかもしれないのですが、実際にやってみて「これは!!」と光が差した気がしています。
まずは簿記3級から
まず、簿記3級は必須だと感じています。
実は、私も個人事業の仕事で多少経理をやっている身なのですが、今まで優秀なソフトに入力し、わからないところは親族に聞いて何とかやれていました。
ところが、財務会計は手書きで帳票を作れるくらいに理解していないと解けません。
その上で、基本を身につけるには簿記3級です。
ただ、簿記3級はあくまで仕訳や財務諸表の作成についてがメインとなります。
財務会計は、診断士で必要な財務分析が入ってくるため、ここを補うにはビジネス会計検定です。
私は今3級の勉強をしていて、10月に受験する予定ですが、ビジネス会計検定は、財務分析についてしっかりと学ぶことができます。
もしかすると、3級をスキップして2級からでも問題ない方も多いかもしれません。
ただ、Twitterで「ビジネス会計検定2級は診断士受験にはオーバースペック気味」とつぶやいている方もいたので、現時点で、まずは3級をしっかりこなすのが一番と判断しています。
今回本当はビジネス会計検定のことだけを書くはずではなかったのですが、思いのほか熱くなってしまったので、ここまでにしておきます。
今後、他おすすめの資格も随時お伝えしていきたいと思います。