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ビジネス会計検定試験とは?診断士試験との親和性を考える

昨日に引き続きかなり肌寒い日となりました。気温差がものすごいですね。

最近診断士受験生でもnoteを始める人が増えてきて、刺激になります。

さて先週は勉強と関係ないチャットツールの話でした。

今週は、いよいよ間近になったビジネス会計検定について今一度調べてみました。

ビジネス会計検定試験とは?

ビジネス会計検定試験とは、大阪商工会議所主催の「財務諸表が表す数値を理解し、ビジネスに役立てていくことに重点を置いた」試験です。

主に財務諸表の分析能力をはかる目的で実施されています。

ビジネス会計検定試験は、2007年に開始した比較的新しい検定試験なんですね。

どのような試験なのか簡単にまとめてみます。

実施日程・会場
3月と10月の年に2回行われており、全国17か所の都市で受験可能です。

試験時間
3級と2級が2時間、1級が2時間半となっています。

受験料
3級4,950円、2級7,480円、1級11,550円(いずれも税込)です。

試験の特徴
誰でも要件無しに受験できることと、同日に別の級を同時に受けることができることです。

また、いきなり1級にチャレンジすることも可能です。

日商簿記検定とは?

日商簿記検定は、日本商工会議所主催で1954年に始まった歴史の長い検定試験です。

ビジネス会計検定試験との違いはその内容です。

日商簿記検定は、会計基準に則った正確な財務諸表作成能力をはかるものとなっています。

2020年よりネット※でも手軽に受験できるようになったため、受験者が増えていますね。
※自宅受験ではなく会場でのネット受験です。

実施日程・会場
3級と2級は2月、6月、11月の年に3回、1級は6月と11月の年2回行われるほか、ネット受験は会場独自の日程です。会場は、商工会議所が設けた高校・大学・専門学校などの教育施設です。

試験時間
3級が60分、2級が90分、1級が3時間となっています。

受験料
3級2,850円、2級4,720円、1級7,850円(いずれも税込)です。

試験の特徴
歴史が長いため広く知られた資格試験であることと会場が全国の各都道府県に多数設置されていることです。

ビジネス会計検定試験と中小企業診断士試験の親和性

ビジネス会計検定試験は、日商簿記と違って分析を主にしているのですね。

なるほど、中小企業診断士試験の財務・会計や事例Ⅳに近いと言われている理由がわかりました。

中小企業診断協会でも、「中小企業診断士の業務は、経営の診断及び経営に関する助言」としています。

ビジネス会計検定試験は、経営診断を行う際に必要な財務諸表の分析に特化している資格なので、診断士試験の勉強の一環としてもおすすめと言えるでしょう。

ただ、もちろん簿記も財務諸表を作成する能力をはかるものですから、経営の判断に大きく役立つことは間違いありません。

現在自分がどういった知識や技術を必要としているのかを見極めて受験するということが大切だと思います。

今週の学習振り返り

というわけで、今週は10月16日(日)に行われるビジネス会計検定3級の試験に向けての学習が中心でした。

営業外費用と特別損失のどちらに含まれる項目なのかを覚えるのに時間がかかりましたね。

ひとまず総合問題で出題される貸借対照表や損益計算書の穴埋めはできるようになってきて、逆に楽しくなっています。

あともう少し!

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