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【Wed.】#33 美しい言葉がちりばめられた歌

こんばんは、珠です。
更新が日をまたいでしまいましたが、【Wed.】とさせてください…。
久しぶりに水曜日の夜にちゃんと投稿ができる気がします。
寒さは先週より和らぎましたが、タイムラインに出てくる他の地域はかなり雪が降っていたりして、心配です。皆さんの地域は大丈夫でしょうか?こちらは少し雨が降っています。

さて、今日ご紹介するのは、こんなに綺麗な歌なかなかないなあ…と思った曲です。
世界の約束 という曲です。
この曲はハウルの動く城の主題歌として多くの方に知られています。

メロディが壮大で美しいのに、儚さを含んでいて、ハウルの動く城で時々登場する小高い丘の上で、風に吹かれているような気持ちになります。

私か好きな歌詞を2箇所、ご紹介します。

今は一人でも
二人の昨日から
今日は生まれきらめく

様々な解釈があると思いますが、大きく捉えれば、人は誰しも「ひとり」として生きているけれど、必ず父と母がいて、「ふたり」によって生み出された今日を生きていることを表現しているように思えます。
また、ひとりぼっちに感じる日があっても、今日を生きていられるのは、ひとりぼっちではなかった日々が必ずあるから、ということを表しているようにも思いました。
どちらにしても、「一人」ではあっても「独り」ではないと伝えているような歌詞に胸を打たれました。

思い出のうちに
あなたはいない
せせらぎの歌に
この空の色に
花の香に
いつまでも生きて

この歌詞がこの曲で一番好きです。
皆さんはもう会えないけれど、忘れられない人はいますか?私は祖父母と、叔母と、飼っていた犬です。
ただ、この歌詞の通り、その人たちは思い出の中に留まると言うよりも、私の生活のどこかに必ず「生きている」感覚があります。
祖母は歌が好きな人でした。昔の曲を聴くと、ああこれは祖母が好きな曲だったな、とか、父方の祖父も母方の祖父も勉強好きな人だったので、自分が勉強好き性格は2人から受け継いだものなのかなとか、叔母と飼い犬を散歩させた道を通ると、なんだか隣にいてくれる気がします。
だから、思い出の中にとどまって、色あせてしまうのではく、いつまでも鮮やかな生活中に生き続けて欲しい、という大切な人への気持ちが表れた歌詞がとても素敵だと思います。

どうやったらこんなにも素敵な、鮮やかな情景の浮かぶ歌詞を書けるのだろうか、そしてこの歌詞を惜しみなく伝える歌唱力も素晴らしいものだと思います。

私もいつかまたアカペラをすることがあれば、たくさんの人にたくさんの景色が浮かぶ歌を歌いたいです。

皆さんの思う、素敵な歌詞の曲ってどういう曲ですか?ぜひ教えてください。
では、おやすみなさい。

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