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2週間前のラブレター#36 僕は今日も / Vaundy

こんばんは、珠です。
3週間も滞っていたので、2週間前に投稿する予定だった記事も放ったらかしでした。
遅れを取り戻すかのように連続投稿となります。

時々気になるのですが、私の記事を読んでださっている皆さんはおいくつですか?私より年上なのか、年下なのか、同い年なのか…ってふと考えることがあります。
皆さんは、自分より年下のアーティストに感銘を受けたこととか、それがきっかけでファンになったことなどはありますか?
私は自分より年下のアーティストに度肝を抜かれて、そこからよく聴くようになりました。
それが今日ご紹介する Vaundyさんです。

初めて聞いたのは、大学生の頃、友達の車で、怪獣の花唄が流れていた時です。バイト先が近い友人であったため、バイトの行き帰りによく車に乗せてもらっていて、車乗る度にいい曲〜と言っていた記憶があります。

年下と聞いた時は驚きました。

怪獣の花唄はノリが良くて爽やかな曲ですが、naporiでは色っぽくて煙たい感じの雰囲気があって、歌い方も全然違うので同じ人だとは思えないのがVaundyさんの凄いところだな…と思うんです。

そんなVaundyさんの曲を聴いていて、爽やかな曲・艶っぽい感じの曲が多いという印象だったのですが、今日ご紹介するのは、切ない雰囲気の曲です。

「僕は今日も」という曲です。

明日は晴れると暗示をして
次の日は傘を持って行った

曲の中で、1番好きな歌詞がこちらです。
自己肯定感が低いので、出かける時もいつも憂鬱です。どんなに楽しみな予定も、「家から出る」「自分の姿を人目に晒す」という大きな壁を乗り越えることが辛くて、億劫になります。
仕事は特に、行けば行くだけ自己肯定感が低くなる感覚があるので、平日は毎日一回泣いてから仕事へ向かいます。
でも、このままじゃダメだ、と夜に思うんです。だから、きっと明日になったらいいことがある!ちょっと無理しても出かけたら何かいいことがあるかも!明日こそ自分の殻を破って頑張ってみよう!と思って眠りにつくのですが、朝起きたらいつもの私です。
自虐ネタを話すのをいい加減辞めたいのですが、周りに言われて傷つくより、先に自分を下げておこう、という防衛のために自虐ネタを話してしまうので、私にとっての「傘」は自虐話で。
この歌詞は私にすごく刺さるものでした。
前を向かせてくれる歌詞ではなくて、純粋な「共感」のみを与えてくれた歌詞でした。

傘を持つことは悪いことでは無いと思っています。ただ、例えば傘の骨が曲がってたりしたら、自分にチクチクと刺さってしまいますよね。そういう傘は持たないべきだよな、と思います。自虐話もそうです。話せば話すだけ、自分を守っているつもりなのに、いつの間にか自分が傷だらけで。元々は他者から傷つけられないためにやっていたことなのに、どうして自分が自分を傷つけているんだろう、と思います。
私がどう頑張ったって雨は降ってくるんだから、せめて素敵な傘で自分を守れるようになりたいです。

もしも僕らがいなくなっていても
そこに僕の歌があれば それでいいさ

自己中心的でいいし、時々は自分の周りだけが晴れることを祈ったっていいはず。
でも無差別に雨が降る時は傘を差すし、その傘もいつか私たちがいた証拠になるはず。
それならせめて綺麗な傘を。

読んでくださってありがとうございました。
おやすみなさい。

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