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【Mon.】#72 「ありがとう」に動く心を考えてみた ①
こんばんは、珠です。
新年のご挨拶が遅くなりました。
昨年は一昨年と比べて更新頻度がとても低くなってしまって反省点となりました。そんな中でも記事にスキや、コメントをしてくださる皆さんのおかげで、自分の気持ちを整理したり吐露したい時はnoteを開いていました。関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。今年はもう少し頻度を上げていきます。今年もどうぞよろしくお願いします。
年末年始に友人に会いに行ったり、帰省したり、年明けからアーティストのライブのために長距離の移動をしたりして、たくさん音楽を聴く時間がありました。その中で、気になった言葉が「ありがとう」です。歌詞の中にはよく出てくる言葉だし、素敵な言葉ですよね。様々な曲の中にある「ありがとう」という言葉と、その言葉と一緒に動く心の様子が気になったので、新年1つめの投稿はこの「ありがとう」に焦点を置いていきます。
※本当はひとつの記事にするつもりが、長くなりそうなのでゆっくり3部くらいにして更新していきます。
まず、「ありがとう」って何?から
ありがとう(ございます)という言葉、皆さんは日常的に使いますか?小さい頃から、人に嬉しいことをしていただいた時は「ありがとう」ということ、と教わった方が多いのではないかと思います。ありがとうは、漢字で書くと「有難う」で、「有る」ことが「難しい」=当たり前では無いことなんだなと分かります。つまり、誰からからの厚意は、当たり前ではなく、そこに感謝の意を表すときに使う言葉という認識をしています。小さい頃は「ありがとう」って特に意識せず沢山言っていたような気がする(意識してないから記憶も曖昧)のですが、大人になると「ありがとう」の回数って減っている気がします。それは必ずしも人からの厚意が減ったとか、感謝の気持ちが減ったのではないんです。
以前見たCMで、「ありがとうって言わなきゃいけないのに、すみませんって言ってしまって、すみません」(確かこんな感じ)のセリフがあって、私はそれでハッとした覚えがあります。たしかに、特に会社のような目上の人が多い場所や気を張る場所では、何かをしてもらっても「ありがとう」より早く「すみません」が出てしまっているかも…。そう思ってあのCMを見てからは、「すみません」が出そうな時、グッと飲み込んで「ありがとう」を言うように心がけています。
このことから、何かをしてもらった時って、大人になればなるほど、それに伴う相手の気持ちとか、相手の大事な時間やお金、手間など、相手の負担が分かってしまうから、「有難い」気持ちと一緒に、少し「申し訳ないな」が生まれてきているんだなと認識しました。
次の記事では実際に、「ありがとう」がタイトルや歌詞に含まれる曲を例に、「ありがとう」と心の動きを考えたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。3連休が終わってしまうのは悲しい…おやすみなさい。