【Wed.】#45 何かを選ぶことは何かを捨てること
こんばんは、珠です。
GWがスタートしましたね!
やっと心が少し休まる…(笑)
久しぶりに実家に帰ってきて、NHKの朝ドラ「らんまん」を初めて見ました。今日のタイトルは、その中に出てきたセリフです。
あまり集中力がないので、朝ドラ15分はちょうど良くて、見入ってしまいましたが、朝ドラっ ていいセリフが沢山ありますよね。
このセリフを聞いて、ぱっと思い浮かんだのが今日ご紹介する曲、あいみょんの「さよならの今日に」です。
今の朝ドラ主題歌を歌っているのも、あいみょん。不思議な偶然ですね。
切り捨てた何かで今があるなら
「もう一度」だなんて
そんな我儘 言わないでおくけどな
この歌詞と、今日の朝ドラのセリフがリンクしているように感じました。
私たちの「今」は、紛れもなく自分で選択してきたもの、そして、代わりに何かを捨ててきたもの。選択を間違ったなと思うことも確かにありますが、その「今」にどう意味付けをして、次の選択をしていくのかも、私たちに委ねられていると思うと、過去の自分が選んできたものも、その時は「最良の」選択だったのだと思います。
だからこそ、その時の自分の選択も受け入れるために、「もう一度」だなんて言わず、今と向き合いたいと思わせてくれる歌詞です。
不滅のロックスター
永遠のキングは
明日をどう生きただろうか
ここの歌詞にも思い出があります。
楽天イーグルスの監督であった、野村和也さんが亡くなった時の、夜のニュース「ニュースZERO」。
その時のニュースZEROのテーマ曲が、この曲でした。最後にその日のニュースに関連した映像と、曲が流れてエンディングとなるのですが、野村さんの映像が映った時に流れていたのがこの歌詞、「永遠のキングは明日をどう生きただろうか」でした。
野村さんは、辛口の講評に、笑った顔の愛くるしさなど、たくさんの人に愛されていた印象があったので、「永遠のキング」という言葉がすごくピッタリだなと思い、グッときた思い出があります。
どんな英雄も、同じ人間であって、あの人なら明日をどう生きたのだろうか、と思いを馳せることで、自分も乗り越えられる気がしてきます。
仕事に行くのが辛くて仕方ない時は、この歌詞にいつも背中を押されています。
ゴールデンウィークなので、しばらく仕事のことは頭から外して、ゆっくり過ごしたいと思います!ただ、多分週明けは憂鬱なので、この曲にまたお世話になるんだろうな〜。
明日からも私たちは、いつか「今」になる、「今」を選択し続けて、捨て続けていく。間違いなんてないからこそ、正解だと胸を張るのも難しくて。そんな時、音楽に助けられたり、ふとした景色に救われたり。偶然な気がしても、それに気づける自分になったのも、昔の選択が生きてきているのかも、と思ったら、自分を少しだけ愛せそうですよね。
皆さんのお休みが、素敵な時間になりますように。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。おやすみなさい。