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主人公愛野ユキ

東京プリンセスカップ決勝前日の夜行バスの中、GLAYを聴きながら書き記しています
愛野さんとGLAYは何も関係ありませんが


愛野ユキ

愛野ユキ選手、知ってる方も多いとは思いますが、目に見えて大きな挫折を経験しています

姉の天満のどか選手(現在引退済)に導かれるように東京女子プロレスに練習生として入団しますが、様々な事情により選手の道を一度頓挫しています

その後リングアナウンサーとして東京女子プロレスに携わった後選手としてのデビューを果たします

姉に引っ張られるように入団し、挫折も経験しながらもデビューを果たす
その姿に主人公性を感じずにはいられないんですよね

強くなりたい

積極的にSNSを更新したり思いの丈を語る方ではないイメージの愛野ユキさんですが、コメントやインタビューで
『強くなりたい』
というワードをよく目にする気がします

男性に比べると体格や筋力等アスリート的な能力はどうしたって劣る、女子プロレスラーにおける強さって皆さんは何を想像しますか

勝ち負けはもちろんですが、個人的にはお客さんを巻き込めるかどうかだと思ってます
こうなんというか魅せるとかノれるとかとは微妙に違う、巻き込むという感覚

下記のインタビューでも似たような話をされています

そういう意味では決勝で戦う水波綾選手の巻き込む能力はピカイチですよね

僕はもう愛野ユキというプロレスラーに大いに巻き込まれています
そりゃもう大巻き込みですよ

会場での雰囲気を見たり話をさせていただく限りファンの方達をよく考えてくれていますし、試合も真っ直ぐ熱く戦ってくれます
そして何より笑顔がメチャクチャかわi…

主人公

お姉さんに導かれ、挫折を味わい、アニキと出会って成長する
まさにこの夏の主人公であり2024年8月25日は愛野ユキというプロレスラーのひとつ大きな節目になりそうです

成長のきっかけをくれたアニキ、そもそも東京女子プロレスの選手ではなくフリーの選手です
そして初参戦のキッカケも現在AEW等で活躍するナイチンゲールの代打出場というものでした

偶然が重なり運命が全てここに集約されているような気がします

気持ち

こっからは自分の気持ちを

東京女子プロレスが10周年を迎えるにあたり、世代というのがテーマになった去年末の試合
ここに入ってなかったのが悔しくて

初期メンってほどでも無いし新世代というのも…
っていうのは理解できるんですがそれでも悔しかったんです

ただどうしても姉の天満のどか選手の影響で妹のイメージが強かった愛野ユキ選手
新しい選手もどんどん入ってきて気付けば上から数えた方が早いくらい東京女子プロレスで戦ってきました

アニキを超えて東京女子プロレスのお姉さんに、そして顔になって欲しい

プライベートでも恋愛でも何でもそうなんですがプロレスに関しても期待し過ぎると傷付くのが怖かったので、結果はついてくればいいな良い試合してくれればいいな程度に応援してました
でも今回は違います
勝て 勝ってくれ
愛野ユキならできる

そう信じてます

っておじさんの重くてちょっとキモめな自分語りをしていたら高速バスが東京に着きました

これもまた個人的な話なんですが、
天満のどかvs愛野ユキのシングルマッチがあった両国大会
天満のどか卒業の大手町大会
そして今回の大会

全て同じ便で同じ座席だったんですね

普通に考えてただの偶然なんですけど、運命とか験担ぎとか割と信じるタイプなので何かを感じずにはいられませんでした

ヒゲも東京プリンセスカップで愛野ユキ選手が初戦突破した日から伸ばし続け、今や髪より長くなりました
ほんとに伸びて欲しいのは髪の毛なのにね

髪の毛ってどうやったら伸びるん?


ベルトを獲った日 思い出の1枚


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